今よりも少しでも良くなりたいと望み幸せになりたいと望むのであれば、自分を苦しめる言葉を使っていては何も変わらないどころか幸せは遠のき不運になることについて説明していきます。
はじめに
普段から何気に使っている『自分を苦しめる言葉』には影響力があり、普段から当たり前のように使っていることでも様々なところに害を及ぼします。
その典型たるものが、自分を否定したり自己肯定感が低いといったことなどです。
それは心で想うことも口で発することも同じことで、不運や不幸を自らが引き寄せてしまう原因になるのです。
それでは『自分を苦しめる言葉を使うこと』がナゼ不運になるのかということを説明していきたいと思います。
自分の一番の理解者は自分自身でしかない
本件について遠回りに説明していると感じるかもしれませんが、順を追って読んでいただければ幸いです。
では、続けます。。。
当り前のことですが、自分以上に自分のことを一から十まで知る人間はいません。
生い立ちから今に至った経緯など説明していては、いくら時間があっても足りないのですから自分以外の人には断片的にしか自分のことは分かる訳はないのです。
それは親や家族であっても親友や恋人や伴侶であっても同じことです。
もちろん自分が気付いていないことを他人が指摘したり気付くことはあるかもしれませんが、それは全部ではなく一部分に過ぎません。
つまり、自分以上に自分を知る人間は自分しかいないのです。
なぜ自分を苦しめる言葉を使ってはいけないのか?
単刀直入にお伝えしますと、いま自分が自分に対して使っている『自分を苦しめる言葉』を他人に向けて言えばどうなるかわかりますよね。
それを他人に対して言えば。。。
『お前みたいな人間は生まれてくるだけ迷惑』
『生きる価値がない』
『ほんと最低な奴』
『役立たずな人間』
『バカ過ぎる』
『能無し』
などなど。。。
普段から自分が自分に対して思ったり口にしている言葉って、他人が言われると大変傷付く言葉ばかりなのです。
こんなこと他人に思われたり言われ続けたら、生きることだって嫌になることを自分に言ったり思っているのですから恐ろしいことです。
自分を蔑むことは悪念を自分に向けている
蔑む(さげすむ)=人格を否定したり軽蔑する・劣る・見下す
念という言葉はスピリチュアルでもよく聞くものかもしれません。
この念というもの、『今の心』と書いて『念』というのです。
今の心の状態といいますか、これを心の奥底に強くもち他人に向けると生霊になったりするもので念は人間の根本に大きく影響を与えていきます。
それを普段から自分に向けてレッテルを貼っているということは、自分の心身に影響を与えるばかりか不運や不幸を自分で引き寄せてしまっていることに気付くべきなのです。
自分を肯定しなかったり自己評価が低いと当然に運気は低迷しやすく、良くなりかけても長続きするはずもないわけです。
そうなってしまいますと誰のせいでもなく自分が流れを悪くしていることにも気付かずに、さらに自分の存在を否定していく悪循環を生んでいくことになるのです。
自分を苦しめると人間関係も悪くなる
自分を苦しめる言葉を他人に置き換えてみていただければ、どれほどキツイことかお分かりいただけたと思います。
そういったなかで過ごすことにより不運を招き、類は類を呼ぶように程度の低い人間と関わりやすくなります。
なぜならば、自分を肯定しないか否定しているから人に対する目線も低めになるからです。
マイナスの気はマイナスの気をもった人が同調して寄ってきたり、友だちや恋人などでは行ないの悪さにも気付き難くなります。
それは自分に価値がないと思っているために、行ないが悪くても自分みたいな人間に寄り添ってくれている安心感から許せてしまう錯覚にも陥りやすいものです。
さいごに
日常的であれ急であれ、自分を苦しめるということは様々なところに影響を与えます。
如何なる人間にも生まれてきたことや境遇に意味があり、人生の一コマ一コマにも必ず意味を為しているものです。
それをどう捉えていくかが大切であり、自分を責めるのではなく労わりながら不運を遠ざけていっていただければと思います。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>