イジメをした人が幸せに過ごしていたりすることから因果応報なんてないように感じるかもしれませんが、１００％もれなくイジメの報いが返ってくることについて説明させて頂きます。
はじめに
いじめの根源は間違いなく親の育て方や価値観また周りの大人（先生など）に問題があるために起こり生まれもったものではありません。
私たちが生まてくる過程で基本的な資質は持ち合わせていますが、それは別です。
その生まれもった資質という性質に親の価値観などが人格に加味されていくのです。
なかには親の過ちや愚かさに気付き反面教師になる人がいることも現実です。
しかし基本的に他人に対する考え方・価値観・思いやり・モラル（倫理、道徳、規範）といったものは、子供の成長段階からの見本は親でしかないのです。
ですから、自分の育った環境が当たり前に反映されていきます。
だとしても、人の痛みをわかることが出来ないまま育ったからといって悪しき行ないの報いを免れることはありません。
イジメであろうが人に対して行なった悪業の清算（悪行貯金）は１００％払い戻しされ、遅かれ早かれその時期はやってきます。
それでは、イジメの因果応報が忘れた頃に報いを受けることについて書いていきます。
イジメをすると脳裏に刻まれる
イジメをした人のなかには、過去のこととして忘れ去っている人も少なくないと感じますが、死んだときに必ずイジメをした映像は否応なく蘇ってきます。
それを客観的に見るので、多くの故人は死後の世界を知っていくなかで後悔します。
後悔や懺悔するつもりもないような魂は基本的に成仏も出来ません。
それは人間の世界でも念や以心伝心があるように、魂の世界は心を見透かされるので成仏の世界への導きや支援は受けれなくなるためです。
イジメの因果応報について
イジメを経験した多くの人の疑問のなかで、イジメをした人が幸せに暮らしているといったことがあると思うのですが、それはイジメを起こした因果応報という見合ったステージに直面していないだけといったことがあります。
その根拠というものは神様ではないので示せませんが、ひとつ言えることは人間の世界を見渡せば様々な境遇や経験をしている人がいることは周知のことですよね。
これは偶然に幸せな人生や苦労ばかりの人生を歩んでいるのではなく、すべては因縁因果の道理の通りに過去世の行ないが反映しているために様々な境遇の人がいるのです。
理解できないと思いますが、魂の世界からしますとお金などの物質や地位や名誉といったステータスは無価値であるのですが、この２文は参考として下さい。
しかし現在幸せだから死ぬまで幸せとは限らず、その逆も然りで不運や不幸で終わるとも限りません。
それは各々が歩んできた人生や過去世の因縁因果が何時如何なる時に発動するかも、その人に見合ったステージのタイミングがバラバラにあるということです。
お金で苦労はしないが身内の不幸に打ちひしがれる人もいれば、貧しく生活もままならないなかで愛に満たされていることで逆境に立ち向かっていけるかもしれません。
隣の芝は青いといったように、現実には人の内情はわからないものです。
幸せに見えてても不運が突然やってくるなんてこともあるので、人間の報いは死ぬまで何があるか分からないといったところでしょうか。
ただ、イジメによる因果応報が起こりやすいタイミングとしてはイジメを起こした年齢の時期というのもあるので、今世よりも来世で逆の立場でイジメられたり孤独になるかもしれません。
イジメは因果応報だけではない
あまり気付いていないかもしれませんが、イジメられた人の念が強ければ生霊となって攻撃される可能性もあるのです。
そのタイミングがイジメられている最中ばかりとはいえず、イジメられてから数年経って突如として生霊に変わることの方が多いと感じます。
そうしたときに体調不良や精神を病んだり家庭不和になったりすることも考えられます。
イジメをする人は愚かなのでそこまで考えることは出来ないと思いますが、人の心を傷付けなければ起こらない災いを自分から作っていることになるのです。
私ならば、そうした悪行から起きた生霊の対処をお願いされても受ける気はないですね。
自業自得なので甘んじて受けるべきだと考えます。
さいごに
善行も悪行も双方の因果が今世や来世に影響していきます。
そうでなければ、様々な境遇の人がいることが神の不公平となるのです。
自然の規則的な流れも表裏一体の法則も偶然ではなく神が公平に作ったものであり、低俗な地上に住むものだけに無秩序に創造されたもではないということです。
この世のすべてが辻褄が合うように出来ているのです。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>
