亡くなった両親や祖父母・子供や恋人に先立たれてしまって、伝えたかったことや言い残したことなどないのか、一度でいいから会って話してみたいと思うことはあると感じます。そこでこれら亡くなった人と話す方法を説明していこうと思います。
亡くなった人と個人で話すには
この霊聴についてですが、霊視などと並んで霊能力がある人でないと難しいものと思いますが、誰にも微力でも未開発でも霊能力があるのは事実ですから、他界した親族や恋人など話してみたい思いが強いと不可能とは言い切れないものだと思います。
しかし霊聴も不可能ではないと書きましたが、わずかな人にしか叶えられないものだと思いますので、期待度はかなり低いとお考え下さい。
では霊聴する方法をお伝えします。
1、霊聴
まず五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)に頼らない意識をもつことが大切です。
会話形式でいいますと脳を使うというより、胸の内といいますか奥底もしくは心で会話をする意識をもつことが必要になります。これには個人差がありますので、霊能者の中には直接脳で聞くことが出来る人もいると思うのですが、初心者はこのあたりから始めるのがよいと思います。
もう少し付け加えれば人間の五感(視・聴・嗅・味・触の五つの感覚)というのは肉体特有の感覚なので霊的な部分を活用するということです。
これは人間的な意識の状態のまま脳で考え耳で聞きとるかたちでは、人間の殻からは脱することは出来ないので、霊的な開化はみられないものと判断するからです。
まず自分のなかに、もうひとりの霊としての自分の存在を意識します。
そのうえで、心で(他界した)会いたい人に思いを告げます。
これを繰り返すことによって、霊聴が届けられるかもしれませんが、鮮明とは限りませんので聞きづらかったり、まったく効果を得れなかったりするかもしれません。
詳しいチャクラとかそのようなことは分かりませんが、難しいこと抜きであっても、こちらの想いは亡くなった人に対して確実に届いていることだけは間違いありません。
こちらの想いだけを伝えるのであれば、そのような気持ちは難しいことなど何もしなくても、亡くなった人には届いています。
ただ、こちら側にいてる私たちが分からないだけです。
2、夢で会う
これはよく聞くものかもしれませんが、寝ている時に亡くなった両親や祖父母・子供や恋人が夢に出てくるといったことですが、現実的に夢の中で会えてるものと捉えていいものです。
まず私たち人間は、睡眠中に肉体を離れて霊となって霊界に戻っているといわれています。(いわゆる幽体離脱といいます)
これは非現実なものではなく、人間自体が肉体と精神と霊で構成されているので、死ねば肉体から離れ霊として存在するのが普通であるため、生存中においても肉体があるだけで本質は霊と変わりません。
そのために、夢で会えるのは願いが叶っている証拠でもあるのです。
しかし夢の場合は断片的であったり・記憶に淡かったり実感として捉えにくいのも現実ではないかと思います。非現実な状況で会ってるのも夢の中では霊同士であるので、ごく自然なものということです。
この夢に関してですが、なるべく寝る直前に亡くなった会いたい人を思って、寝るということをされるのが効果的です。
3、霊媒を使う
この方法は、どこを探してもおそらく説明しているサイトや本はないに等しいと思いますので、信じない人はスルーして下さい。
霊媒を使うということについてですが、私自身が経験してきたことで特殊かどうか分かりませんが、誰でも可能ではないかと思うので少し方法を説明します。
まず一番に必要になってくるのが、霊能者とか霊媒師ではなく一般の霊媒体質者(霊に憑依されやすい体質の人)を探すことから始めます。
この霊媒体質の人というのは、霊能者が多くいるように一般に多く存在すると思います。
できれば身内に近い人にいればベストなのですが、そうでなければ仲の良い友人ぐらいまでに限定して下さい。
限定するというのは霊媒としての役目を果たしてもらうためには、日中の昼間より夜の完全に陽が落ちているほうが霊媒に憑依しやすいと感じるからです。
そのため仲の良くない人を家にいれるなどすると弊害が伴うと思うので、なるべく自分に近い関係の人の中で探し存在しないようでしたら諦めて下さい。
もし霊媒体質の人が見つかれば、その人の状態が波長の低い時を狙って協力してもらいます。波長が低いということは霊にもっとも憑依されやすいといった状況であるため、このようなタイミングを見計らうわけです。
逆に波長が高い状態ですと憑依しにくいものだと思います。霊媒体質の人も波長が上がると憑依の対象からハズれることも考えれるので、このように説明しました。
あくまで経験でいいますと、時間的には21時以降が良いように思います。
次は、あなたが会いたい人にアクセスをとるのです。
このとき「会いたいので出てきて欲しい」「話したいから霊媒に憑依して」など心の中で強く念じることです。
ここで注意して頂きたいことが一点あります。
とても重要なことなので、これを行なう時は必ず肝に銘じて欲しいことです。
それは憑依させる状態にあるということは邪霊が寄ってくる可能性があり、せっかく会いたい人に会うはずが邪霊のオンパレードになる要素が含まる場合と本人を偽った霊が憑依するといったはよくあることです。
邪霊のなかでも未成仏霊というのは、人間に話を聞いて欲しいあまりに尋常ではない数が集まってくることがあるからです。
こうなってしまうと素人では太刀打ちできなくなってしまう危険性を秘めているので、それを承知のうえ自己責任のもとでやって欲しいということです。
念のため邪霊が寄りだした場合は即座に中止して、霊媒の人を正気に戻してから帰ってもらった方がいいでしょう。
うまくいけば邪霊などに邪魔されることなく亡くなった両親や祖父母・子供や恋人といった会いたい人と思いや感謝なども含めて、色んなことを話せる機会ができると思いますので、ひとつの方法としてご認識下さい。
この方法に成功すれば肉体が霊媒体質の人だけで、ほかは生前そのものですので満足のいく対面となります。
しかし状況が何も変わらず成果がない可能性があることも、ご理解ください。
非現実に感じるかもしれないのですが、私は実際に多くの霊とも関わってきた経験から説明しましたが、これが自分の特殊な能力とは今も思っていないために書いてみました。
いまは霊媒体験の最初のころより色んなことを知るようになりましたが、体験当初は成人してから突然起きたことであって霊とは無縁な状態だった(多分もしくは気付かなかった)はずだからです。
霊媒師を介して話す方法
もっとも一般的な方法だと思いますが、霊媒師に頼むということは、まず本物である人を探すことからはじまります。
詳しくは、関連記事を参考にして下さい。
関連記事[wp-svg-icons icon=”forward-3″ wrap=”i”]本物の霊媒師を見分けるコツ
霊媒師を探して本物を見つけることができれば会いたかった人と会ったり話したりすることが出来るのですが、なかには低級霊が偽って悪戯目的で出てくることもあります。
彼ら低級霊は他界した人の情報は見通せるので、家族しか知らないようなことを話して信用させるといった騙しの手口は巧妙です。
これを見破るには、会いたい人や話したい人の話し方・クセ・雰囲気から他界した本人だと見抜く必要があります。
霊媒師でも、いま自分の身体にはいっているものが本人と区別はできません。
見た目のなかでの判断基準は目つきを見るのが分かりやすいと感じますが一般の人がそこで判断できるか微妙ですので、やはり雰囲気や話し方での判断が望ましいのではないかと思います。
しかし本物の霊媒師に頼んで会いたい本人が出てくることもありますので、そこは依頼されるあなた自身も想いの念を強めにして会われるのがいいと思います。
さいごに
現実的に亡くなった人に会うことも話すことも可能ですが、対面で会う方法は霊媒体質な人に協力してもらうか霊媒師に頼むことになります。
自分の寿命がきて霊界にいくことになれば、愛する者の魂はふたたび再会を果たし寂しい思いをすることはありませんので、決して後追い自殺だけはしないでください。自殺だけは、再会する機会が遠のくばかりか、住む階層が異なりますので寂しい思いは生きている時以上になりますから、早く会いたければ寿命を全うすることが最短の期間です。
霊媒体質な人を探すことが難しいかもしれませんが、私のように霊媒を介して霊と話しすることが可能でしたら悩みを解消できるものかと思い書いてみました。
最善ではないかもしれませんが参考にして頂ければと思います。
では、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>