夏になると一気に心霊ものがクローズアップされテレビやネットなどが賑わいますが、実は恐怖をあおるための心霊スポットや霊が出る場所など、少し着色しているものも多く存在しているのが現実です。たしかに霊が好む場所や集まりやすい場所というのは存在しますが、そこには霊が関係する意味があるのです。そこでそのあたりを説明していきます。
霊が好む場所(一般)
多くの人は霊がいてる、もしくは集まる場所といいますと暗く寂しいところをイメージすると思うのですが、そこは怖さをアップさせるための効果を心霊特集やネットなどで植え付けられているといっても過言ではないのです。
こんなことを書いてしまいますと夏の冷っとした恐怖感が薄れ楽しみがなくなると思われる人もいてるでしょうが、心霊スポットでも本当に恐ろしい場所は存在しますので落胆せずにお読みください。
その怖い系のものについては、次の項で説明していこうと思います。
では本題にいきますが、霊が好む場所というのは心霊スポットのような暗く寂しい場所よりも実は人が多いような賑やかな場所を好みます。
例えますと繁華街・歓楽街・遊技場・お祭りしている場所・学校などのような人が集まるところに多くの霊はいてるのです。
しかしこのようなところに集まる霊のほとんどは邪霊というような悪霊というよりも、ただ彷徨っていたりジッとしていたり人に悪事を働こうとするものは少ないです。
この少ないなかに邪霊というものが存在しており、人のスキをつけ狙っているものがいたり因縁を果たそうとするもの自殺霊などがいることもたしかです。
このように一般的には人間と行動が変わらないところがあるのが事実です。
死んで霊になったからといって、すぐに性格や方向性が変わるものではないのが実際の霊の姿であり、彷徨っている霊たちは現世に何らかの未練があるために、このような場所を好む傾向にあるのです。
いわば人間が興味あるものなどの感覚が死んでも抜けていないために、私たちがショッピングやコンサート・飲み会やゲーム・お祭りや学校の賑やかさに惹かれるのです。
それが一般的な霊が好む場所に関係する意味でもあるのです。
いま書きましたように、まだ現世に未練がある霊が彷徨ったりとどまるのですが一般的に成仏したといわれる霊は、現世のような物質的なものなどに興味がなくなるために彷徨ったりすることはありません。
霊が好む場所(恐怖・怨念系)
みなさんが一番興味のあるコーナーだと思うのですが、実際にこのような場所というのが多く存在するのも事実です。
そのようなところは心霊スポットなどとしてあげられるような場所が多いのですが、実はそのようなところに行かなくても、身近にあるのも本当の話でもあるのです。
その代表格ともいわれるのが地縛霊や自殺霊といったところでしょうか。
しかし心霊スポットいわれるところに本当に霊がいてるのかといいますと、そこは疑問が残る場所も多くあるのが本当のところです。
廃ホテルや旅館といいますのは、わりと殺人や無理心中や経営破たんでの自殺などの事件というのがあり地縛霊のような存在がいてもおかしくないのですが、廃病院などは映画やゾンビ的なイメージのほうが先行していて、実際にはそれほどでもないものですが肝試しには絶好の怖い場所であるのは間違いないです。
病院でも多くの人が亡くなったり自殺などもあるかもしれませんが、あまり長期でなにか現象が起きる要素に欠けるものではないかと感じます。
前項でも書きましたが、霊の好む場所は人の多い場所で寂しい場所は限られるというのが根拠ですが、簡単にいいますと霊の種類がちがうと思ったほうがいい場所です。
だから霊が好む場所ではないのですが、地縛霊などが離れれない場所であるということです。この地縛霊というのは、その土地や建物に縛り付けられた霊のことをいいますが、このようなものの因縁や執着が強いためにその場所から離れずにいてる存在です。
このようなもののなかには、危害を加えようとしないものから(浮遊霊的なものも存在)怨念をもったものまで存在しますが、判断は難しいので注意が必要です。
しかし心霊スポットなるもののなかには、人に殺されて遺体が発見されずに埋まっているような状態の霊も数多くいます。こんなこと書いていいのかわかりませんが、関西の六◯山というところにも数多くの発見されない遺体が埋まっているといわれています。
このように殺害され行方不明者になったような人の霊は、やはり何かを知らせたいという気持ちが強く霊としての存在をアピールするのではないかと思います。いえば自分は行方不明ではなく殺されて埋められていると伝えたいといったところでしょうか。
だから心霊スポットといわれるところというのは夜になれば人もクルマもまったく通らないような場所が多いので、このような殺害され埋められた人が霊となって現れるといったことが事実としてあるのです。
本当に出る心霊スポットというのは、地縛霊に影響された浮遊霊などが同じように変化して一体ではなく複数体に地縛霊が増えるといったことがあるので、そのような場所は危険といえるところもあります。
自殺の名所
ここは霊が集まりやすい場所であるのは周知のことと思いますが、ここにいてる霊はどちらかといいますと、まだ自殺してからの時間が浅い霊が多いものだと推測します。
しかし思念でそういった感情をもっていると集まってくる可能性はあります。
このような場所には近寄らないほうがいいと警告したい場所ということになります。
といいますのは、霊の存在を見て怖いといったものよりも引き込まれる怖さをもっていることです。引き込まれるというのは興味本位で見に行った人が当日でなくても後日に自殺してしまう可能性があるということです。
なぜこのようなことが起きるのかといいますと、これまでにも書いてきたのですが自殺した霊のなかには、自殺を完結していないと勘違いしている霊の存在があることです。
それには理由があって、人は亡くなっても魂は死なず霊として存在しているために、死んだのに生きていると勘違いが起きるのが普通だからです。
こういった自殺霊は何回も自殺を繰り返しています。
こんなことが現実なので波長が合ってしまうと憑依されて、また自殺を繰り返す霊に巻き込まれてしまうといったことが現実に起こります。
これは自殺の名所でなくても、自殺が多発する場所なら同じようなことになると思った方がいいでしょう。
ところで自殺した霊は、その場所に居続けるかというとそうでもありません。自分が自殺したと悟ったら、むしろその場所にはいない方が多いのですが波長が合うとその場所に引き寄せ自殺させることがあるぐらいなものです。
現地にいてるのは自殺を完結していないと思う霊の存在だけです。
さいごに
根拠がまったくないのですが、川や池・ダムなど水場というのは気を付けたい場所であると思っています。
一説には供養されない霊は、のどの渇きを癒すために水場に集まりますが実際には癒えないために霊が溜まるといったことがいわれますが、本当のところはわかりませんが、私の個人的な感覚では川は怖いものだと思っています。
霊が川と関係が深いのは間違いないものですし、川面を浮遊しているとも感じます。不慮の事故が多いのも川の特性だけではない霊的な仕業は否定できません。
私が関わってきた霊のなかにも川を渡ってきたというものもいてたので、やはり霊的なものと川は関係があるようです。
あと暗く寂しい場所に霊がいるようなケースでは、どちらかというと危険性があるものと思って下さい。
では、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>