本物の霊能者といっても一括りに出来ないもので、霊感があって霊が見えるだけの人もいれば、予知できたり神仏の御力を借りれる人など種類も様々であることが現実です。
はじめに
霊能者といっても自称霊能者から本物といわれる霊能者まで様々です。
もちろん、そのなかには偽物霊能者といったものも多く含まれています。
霊が見えたり気配を感じることのできる霊感のある人が、普通に生活をしていることも少なくありません。
では、どのような人が本物の霊能者で霊能力とは如何なるものか、本物でも気を付けないといけない注意点などを上げていきます。
本物の霊能者とは
霊能者という線引きが曖昧になっていますが、霊やオーラが見えたり気配を感じるのは『霊感』のある人で霊能者とは言いません。
ここで注意したいのは、こうした霊感をもっている人が霊能者を名乗って鑑定や占いで、霊感以上の振舞いをする人が非常に多いので注意したいところです。
では、本物の霊能者とは如何なるものかを説明していきます。
見通すチカラをもつ
伝えていない家の様子や相談内容に対する背景を言い当てる。
口寄せ・イタコなど
霊を霊能者自身に憑依させて霊が霊能者の口を借りること。
除霊・浄霊が出来る
霊を祓うことができたり成仏させることが出来る。
呪術を使う
呪い(まじない)など、術を使って対象者の状態を変えたり死へ導く。
審神者(さにわ)
霊媒(霊に身体を憑依させる人)を使って、神仏や霊といった存在を見極めて会話する人。
※霊能力はすべて持ち合わせているものではなく、何かに特化して霊能力を持っていることが一般的です。
霊が見えたり背景を見通すチカラがあるからといって、除霊や呪術が出来ることが少ないように、その逆も然りといった感じです。
霊能者で注意したいこと
霊能者と名乗っていても、霊が見えるだけだったり感じるだけの人もいますので、見ることが正しくても、伝えてくれる内容に違和感があれば、それは霊感しかない人です。
そうした霊能者のことは、絶対に鵜呑みにしてはならないのは鉄則です。
世の中で一般的に霊能者というと、霊が見えたりすることと解釈していますが、霊が見えなくても長けた霊能力をお持ちの人もいるのです。(見えない→見たくないもアリ)
何を目的に、霊能者に依頼するのかによっても、このあたりのことを知っていただいていた方が良さそうです。
では、基本的に霊能者の世界では。。。
霊能者のレベルになりますと、人としての良心が霊能力に大きく影響を与えることを知っています。
良心とは。。。人として良い心を持つこと。または物事の善悪を正しく判断し状況や利害(損得)に左右されない心。
清浄に生きたり人の役に立とうとする心は霊能力を高めていき、傲慢になったり必要以上にお金儲けに走ってしまいますと、神仏などの次元の高い存在とは繋がれなくなり低級霊や魔と繋がります。
簡単にいいますと、波動のチャンネル(周波数)が変わってしまうのです。
能力長けた低級霊や魔といったものは、誘惑が得意で人間世界の詐欺師と同じように言葉巧みなうえに、姿も変化(へんげ)させることが出来るのです。
こうなってきますと、霊能者自身が疑うことなく吹聴(ふいちょう)することにもなり、誤った認識を伝えることにもなりかねません。
占いや鑑定などにおいては、その人の運命を悪い方向に変える意識を植え付けてしまうこともよくあります。
色々な相談者から聞くポピュラーなものは、占い師や霊能者がよく口にするのが「あなたたちはツインレイです」。。猫も杓子も鑑定では、ツインレイが合言葉なのでしょうか?
ツインレイは見えるだけでは判断も出来ませんし、根拠を見出すのは困難なものは言うまでもありません。
さいごに
霊能者で注意すべきことを書きましたが、霊能者自身はそれが正しいものと信てアドバイスしているので、霊能者を責めるつもりは毛頭ありません。
しかし何事も鵜呑みに信じるのではなく、情報を受け取る側として自分の直感を信じたり正誤を判断できる目を養って頂きたいと思います。
霊能者も生身の人間ですから、煩悩に負けてしまうことは多々あるのが普通ですし、低級霊や魔に狙われやすいのも霊能者特有の試練です。
神仏などの高次元と頻繁に話せるならば、一人や二人は大災害予知や危惧する社会情勢を遠回しにでも警告できるだろうとも感じます。。。
それでは、このへんで終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>