生まれながらに不幸と思う人がいれば、最近不運や不幸続きで何が原因なのか知りたいところだと思いますので、不運や不幸はどこからきたり何故発生するのか、これらは必ず因果があり解決することも可能なものですが、自分自身のある部分と霊的な両面で考える必要があります。そこで不運や不幸の原因と解決方法を説明していきます。
不運や不幸の原因の大半は自分自身から生まれる
不運や不幸の大半は自分のなかに問題があって生み出されることが多いのですが、それ以外の原因といいますと霊的なものや因果というものになります。
基本的に「不運や不幸というのは原因があるから結果となって発生します。」
これを因果の法則というもの、すべてのものは偶然に起きるものではなく必然に起きるものですが一部理解できないものが前世の因果や人の念(ケースにより生霊)です。
では、なぜ不運や不幸が自分自身から生まれるのかを説明していきます。
さきほども少し触れました前世の因果や人の念というものについては後ほど説明させていただくとしまして、自分自身から生まれる多くの不運や不幸というのは「身近な人や他人と比較する自分がいるため」に起きるのです。
たとえば自分の顔やスタイルがあまり良くなくてコンプレックスを持つことも、他人を基準に比較しているためにコンプレックスが生まれるのですが、もしそれらを気にせず性格で勝負という意識が強ければそこまで落ち込むこともなくなるようなものです。
一生懸命仕事をして頑張っているのに収入が低くて生活が苦しいから不幸と思う人などは、これらの意識や思考の空気感がマイナスを引き寄せてしまうのです。
何が言いたいかと申しますと・・・。
⒈「自分が不運や不幸と意識したり感じるために、不運や不幸の連鎖が始まります」
⒉「環境が自分の人生を作るのではなく、環境に飲み込まれている自分が間違っているために不運や不幸に陥るのです」
⒊「不運や不幸の原因は人や社会のせいではなく自分の意識に問題があるから起きます」
⒋「不平不満を口にする人は、必ず不幸になっていくものです」
⒌「人に対して誹謗中傷(ネット書き込みを含む)する人は因果を背負ってしまっているので、不運や不幸の確率が非常に高くなります」
⒍「自分をコントロールしなければ現状は変わることはない」
⒎「感謝のない人間は不運や不幸の思考になる」
⒏「他人を羨望したり比較することで不幸が生まれる原因になる」
⒐「欲は不運や不幸の引き金となる」
これらが不運や不幸になる原因というものですので、次はこれらの解決方法を説明します。
不運や不幸から抜け出す解決方法
まず最初に生まれながらに超貧乏な家庭に生まれて不幸という人がいるでしょうが、これはものの捉え方が間違っているために思い込むものです。このあたりは霊的な要素が含まれますので、後ほど説明することにします。
私の別の記事のなかに書いたことがあると思うのですが「思考は現実化する」ので、不運や不幸を意識しその思考が強くなるとドンドン悪い方向に向かって行くことになります。
このようなことから自分は不運や不幸だと思わないことも大事なことになりますが、こんなもの思ったところで解決なんて出来る訳もなく、意識を変えないといけません。
どう意識を変えるのかといいますと、「感謝する」ことから始めるのです。
「感謝する」とは、ご飯が食べれること・屋根のついた下で寝れること・朝目が覚めたこと・今日も身体がいつものように機能していること・服が着れることなど身の回りのことなどを心から感謝をしていくのです。
いつも思いますが日本人は民族として優秀なので、すべてが当たり前になり過ぎていて小さなことから感謝することが出来ないことが不幸の始まりでなのです。
これらは机上の理論では理解できないかもしれませんが、実際に実行に移していくと不運や不幸の種が見えてきます。いえば感謝しすぎてお腹いっぱいといいますか満たされるようになります。
こうしていくことによって必然的に様々な価値観は変わっていきます。
もちろん何も思わず考えずに形式だけの感謝ならやらない方がよいかもしれませんね。
次は「人や社会と自分を比較しないこと」です。
自分の容姿・生活レベル・娯楽・旅行・衣食住・地位・名誉・学歴・趣味・勤務先・持ち物など物質的なものの比較は一切やめるべきです。
これらを比較するのは人間である期間の70年~100年ぐらいのもので、霊的いえば微々たる期間というのがふさわしいといえるものです。
原点に返って欲しいのですが、人間は生まれてくるときは何も持たず裸で生まれ死ぬときも何も持たずにこの世を去るのです。
これは物質的なものもすべてこの世に置いて行き、霊の世界では意味のないものです。
要するに、多くの人の悩みのタネは比較することで生むものが多すぎるので今日から一切の比較することを控えていくことが出来れば劇的に人生は変わっていきます。
次に「自分をコントロールしていく」ということです。
自分をコントロールするということですが、上記では欲などと分けて書きましたが分かりやすくいうと欲をセーブしたりコントロールするということです。これは欲だけではなく自分の行動や思考をコントロールしていく意味があります。
自分の行動や思考をコントロールするということは、仕事や勉強もやらないといけないからするのではなく自らの意志で意義を見つけて変わっていかないといけません。
一日過ごすにしても、ただルーティン的に一日が終わる人がいれば一日を後悔ぜずに生きようとする人とのちがいがあるわけで、その積み重ねが現在の姿でしかないということです。
ですから自分を制して生きていくことをしないといけません。
だれもが明日を保証されている人生ではないことを思いたいものです。
もう一つは「不平不満や他責しない」ことが大切です。
この「不平不満や他責」してしまうのは、いまの状況を自分が作ったということが分かっていないことが大きな要因ですが、物事というのは蓄積して起こりうるものも多いのです。
目の前に直面したことに腹を立てたり文句を言ったりすることもありますが、他人や身近な人の過ちを許せたり大らかな目を持つことができないと心の狭い人間になるために、どうしても流れが変わることなく不運や不幸と隣り合わせになってしまいます。
心に余裕を持ち現在の問題には、いかなるものも自分自身も半分は悪い気持ちで受け止めていくことから始めたほうが良さそうです。
不運や不幸に対する因縁のお話
因縁といいますと前世や過去の行ないが良いことも悪いことも必ず返って来るというもので、これを因果応報といいますよね。
この因果というものはクセもので、スグに返って来る場合と長い時間何もなく忘れたころにやってくるものがあるのです。
長い場合は前世からの因縁が今世で花開くものまであるわけです。
しかしこの因果ですが、決して避けて通れるものではありません。
最近よく目にするのがSNSなどで他人を誹謗中傷する行為で、おそらく誹謗中傷している人は安易な気持ちで他人の心を傷付け最悪の場合殺してしまうということが分かっていないようです。
この誹謗中傷ですが霊的にいえば罪重いことになり許されるものではありません。
人を追い詰めたり苦しめたるものは因果応報の法則が働くので、かならず報いをいずれ受けることになります。
このようなことに何の因果や因縁が生まれないわけなどあり得ないので、このような経験のある人は今後控えた方が良さそうです。
こういった安易な行為などに不幸や不運になる要素が含まれているのです。
世の中は公平でないようにみえて実は必ず公平であるということです。ズバリ公平ではないのは人間社会だけであるということですので帳尻合わせはしないといけませんので、誹謗中傷に限らず安易で軽率な言動や行動は控えるに越したことはありません。
不運や不幸の霊的な意味
生まれながらに不幸な人というのは、前世といいますか霊からこの世に再生するときに自らが修行のために境遇を望んで生まれてくるのです。
わりと考えれるのは前世が裕福であったために厳しい境遇を選択するものは少なくありません。それ以外にも考えれますが何れにしても自らが選んだ境遇でしかありません。
何も問題なく生きていても突然に不運や不幸というのは訪れるものです。
私のなかでは人生の帳尻合わせはバイオリズムみたいなもので、浮き沈みの激しい人は一夜にして富を得ることができたとしても、ある日突然に一文無しになるようなものだと説明したいところです。
ですから人生のバイオリズムが平たんな人ほど安定した生活が送れるというものです。
しかしこのような安定した人でも不運や不幸は訪れ、時として人生が狂ってしまい大変なことになりかねないわけです。
そこに考えられる要素としては、運命や宿命といったものや人の念や生霊といった類が考えられます。ほかにも霊が悪戯するというものもありますが、どちらかといいますと前者の方が濃厚です。
運命というものは自分の思考や生き方で変えれるものですが、宿命というものは従うしかないものなのであきらめるしかないといえます。
しかし霊的なものを考えますと怖いのは人の念や生霊です。
人の念も嫉みや妬みまた恨みの念というものまでありますので、一見すると予想がつかないものですが何も問題がないのに流れが悪くなった場合には神社で念を祓ってもらうことなども有効になるものと思われます。
ただし強くなった念が生霊に変わってしまうと神社などでお祓いをしたところで無駄になるので、日頃から恨みや嫉みや妬みを買わないように気を付けるべきです。
なかにはネガティブや不純な思考が流れを悪く変えていくこともありますので、自分をコントロールしてマイナス思考にならないように、これまで読んで頂いたことを実行していただきたいと思います。
さいごに
もうすぐ年末ですので、新しい年を迎えるとともに不運や不幸に巻き込まれないように幸せな年を迎えればと思い書いてみました。
みなさんが少しでも不運と不幸の原因を知って、良い結果に導かれることを願います。
ではこの辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>