神仏に関すること

不動明王真言を唱えるのは危険?唱えてはいけない?

不動明王真言唱えると危険とか無闇に唱えてはいけないといったものを散見しますが、危険といった意味が分かりません。そこで不動明王真言の効果などについて説明させていただきます。

 

はじめに

不動明王といえば、密教では大日如来の化身といわれています。

 

御利益は、心の迷いや煩悩を取り除いてくれ、人々を救う仏様として知られています。

 

一般的には悪魔を調伏させたり・除霊や生霊返しとしての知名度が高いようです。

 

この不動明王様の真言について説明していこうと思います。

 

不動明王真言を唱えたら危険?

不動明王様の真言は誰が唱えても危険ではなく、まったく問題ありません。

 

ただし。。。不動明王様を含めすべての仏様にも言えることですが、仏様との道が繋がっていないと効力を発動しないことがあります。

 

仏様との道が繋がっていないということは、ただ真言を唱えているだけで仏様に届いていないということです。

 

しかし不思議なもので、いままで不動明王様のことを知らなくて、ネット検索で見つけた真言を唱えて効果があったという人がいます。

 

これは、親や先祖などといった誰かが、不動明王様や関係する宗教を信仰していたなど、その恩恵を授かっていることがあるのです。

 

あまり知られていませんが、これが意外と多いものです。

 

私も不思議な体験をするまでは、不動明王様の存在はネット検索して知っただけで真言も唱えずに除霊をお願いして、これまで幾度も除霊に効果を感じていました。

 

後に守護霊様(だと思いますが。。。)から、「あなたの先祖のなかに高野山を熱心に信仰していた人がいた」ということを聞きました。

 

ほかの人に、私には「若いお坊さん」が付いてくれているらしいと言われたことがあるので、「その先祖はお坊さん」だったのかと今は思っています。

 

そのおかげなのか、私の場合は不動明王様以外にも、複数の仏様との繋がりを授かっています。

 

このように不動明王様と道が繋がっているというのは、自分だけの問題ではないことが現実としてあります。

 

どの仏様でも真言は唱えても大丈夫?

じゃあ、不動明王様が大丈夫なら、他の仏様の真言も唱えても大丈夫かといえば、これはまた話は少し違います。

 

仏様のなかには厳しい方もおられ、さらにその眷属様や仕える存在が荒々しいこともあるので、一概に仏様を安易に判断しない方が賢明です。

 

私は個人的に迦楼羅天(かるらてん)といって仏法を守護する天部神で、不動明王の背後の炎はこの方と言われていますが、迦楼羅天はいまだに気性が怖いと感じます。

 

なぜ不動明王様の真言は唱えて大丈夫なのかというと、御利益など欲に関わる祈願をしないところにもあります。

 

これもあまり知られていないようですが、『欲(望)は魔の大好物』なので神仏に通じないだけでなく、魔が反応してくる危険性があります。

 

この魔というもの、それらしく振舞い御利益を叶えながら、誤った方向に導いていく存在で厄介な面をもっています。

 

この魔といったものに取り込まれると、気付くことなく信じ切って堕ちていきます。

 

有名な霊能者といわれる人たちの中にも、最初は神仏だったものが知らぬ間に魔に入れ替わっていることも少なくなく、お金儲けに熱心になったりしていますね。

 

仏様の真言を唱えることは良いことと思いますが、欲望を叶えようと邪な気持ちで真言を唱えなければ大ごとにもならないように感じます。

 

さいごに

不動明王様の真言を唱えることは、危険はないので心配しなくとも大丈夫です。

 

効果があるかないかは人それぞれですから、効果がないと感じれば御縁を授かるようにして下さい。

 

冒頭にも書きましたが、不動明王様の真言は大きな効果を得られるものです。

 

心の迷いや煩悩を切るのも、集中しないなぁとか雑念が多い時に唱えてみると流れが変わったりするので、不動明王様との御縁を授かれるようにしてみて下さい。

 

それでは、この辺で終わります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください