感謝とは有難いと思う心のことをいいますが、うわべだけでなく心から感謝することによって未練や執着が減り、結果的に人生を好転させる基本的なものであることについて説明させていただきます。
はじめに
私たちが生きるうえで感謝するとは大切な心であり、今の自分の人生にも影響を与える最も基本的なものです。
感謝とは。。。「人に対して有難いと感じて御礼を言うこと」「有難いと感じる思いや気持ち」のことをいいます。
しかし感謝とは人に対してだけでなく、常日頃から目の前のことに感謝することでもあります。
この感謝については、ネットや書物など多くの情報が出ているようですがビジネスの専門家ではないので、当ブログでは如何に感謝の心が大切で人生を好転させるものかを説明していきたいと思います。
日常から感謝することに気付く
感謝するとは、『自分の周りにあるすべてが当たり前ではない』ということを知るべきです。
太陽ひとつとっても、何らかの影響で陽の光が届かなくなったら人間はたちまち絶滅してしまうことにもなります。
私たちは何気なく毎日を過ごしていますが、食事も火も水も当り前に与えられた当然のもののように勘違いしているだけです。
食事に至っては、動植物の命をいただいているのであって毎日化学製品で出来たものを食べているのではありません。
そうした全てのものが当たり前ではなく、感謝に値するものだということです。
万が一、天災地変や戦争などが起きた場合に、いまある景色や当たり前と思っていたものが黙っていても永遠にあると思われるでしょうか?
それでなくとも日本はメガソーラーなどによる自然破壊、考えられないほどの食料自給率の縮小を図って輸入に頼っているなかで、もし海外で飢饉が起きればたちまち食べることさえ厳しくなります。
飢饉とは。。。冷害や干ばつ・洪水などによって作物がとれなくなり、生活に必要な食べ物や物資が不足して飢えに苦しむこと。
自分を取り巻く環境を当然のものと思うからこそ、欲や願望を叶えることに価値を感じるようになります。
本当は普段から社会がどうであっても、自分が生きてきた軌跡は当然のものではなく貴重であったことに気付いて感謝しないといけないのです。
このようなことから感謝の心が出来てくると『足るを知る』ことになり、必要以上のものを欲さなくなるばかりか心に余裕がうまれてきます。
人に対する感謝
誰かに何かをしてもらったり助けてもらったら、感謝して御礼を言うのは当たり前やんという人は多いと思います。
しかし多くの人は御礼を言って終わりか、してもらったことを覚えているだけで数ある出来事の一コマとして忘れ去っていきます。
もしかしますと、諺(ことわざ)の如く「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ぐらいのことのようにさえ思えます。
これでは根本的に運命の好転は見込めず、これまで生きてきた流れに沿って変わらない運命を歩むだけになります。
酷い言い方をすれば、感謝も適当な同類の人たちに囲まれて大切なことに気付かぬまま運命通りに歳をとって死んでいくだけです。
ビジネスの世界でも「感謝を忘れないことが成功のカギ」などとよく言われますが、ただ記憶していても意味がないのです。
してもらったこと・助けてもらったことに恩義を感じて忘れることなく、助けてもらった人に何か恩返しをする気概がなければ好転は見込めません。
自分が人を判断するように相手も貴方をみて判断するのです。
自分が窮地の時や助けが必要なときに、打算(損得勘定・かけひき)がある人に対しては感謝するに及ばずですが、純粋に手を差し伸べてくれた人に感謝することは貴方の評価をあげることにも繋がり、より多くの人が自分の味方となっていくのです。
何かあれば助けてやろうと思われる人間の方がいいに決まっています。
もし感謝を伝えて終わりであれば、おそらくその程度の人と思われやすく常に新しい人からの助けしか受けられなくなることも考えられます。
こうしたことは各々において自分を取り巻く環境は違いますが、身内であっても感謝をする心が態度や行動を変えることにも繋がって後悔が少なくなります。
『後悔先に立たず』といわれるように、悔やむくらいなら事が起きる前から考えておけば良かった・大変なことになる前に熟慮せよという戒めの言葉を覚えておくべきです。
もう一つ大切なことは、『代償』というものです。
私たち人間は、お金を稼ぐために働きそのお金で物々交換しているように、人に手を差し伸べてもらったらお返しをするのが当然の行為と解釈すべきなのです。
何かをしてもらったり助けてもらって感謝しないということは、その受けたものに対して因果が生まれることにも繋がっていくということです。
人間の世はギブアンドテイクが基本であって、与えられたものを返して平等とする見地からも感謝するというのは大切な意味をもちます。
先ほども述べましたが、感謝も程度によって御礼を伝えるだけか恩返しをするものか個々に判断していかなければなりません。
なぜ、感謝することで人生が好転するの?
これまで書いてきたものは一部に過ぎませんが、身近なことから感謝することによって最低限であっても人間として恵まれていたことに気付くために、心が豊かになり幸せな気持ちになります。
すべてが当たり前でないことがわかると、『足るを知る』ことにもつながり不必要な欲や願望が減って、地に足のついた目線や思考に変わっていきます。
足るを知るとは。。。いまあるものの価値に気付くこと、何事に対しても有難みを感じ満足する意識をもつことで精神的に豊かになるということ。
様々なことに感謝できるとなると先祖や神仏などに対しても自然と感謝できるようになり、見えないチカラの守りも強くなります。
人間関係においても豊かになることが見込まれるために、何かあれば人の助けも受けやすくなったり良い方向に進むことが望めます。
人生での一日一日が大切なものとなり、将来を含め未練や後悔が減っていきます。
これらを総括していきますと、感謝するということは様々なことに気付くことも然り思考や視点が変わっていくために、内面から良いものが芽生え自然と良い流れを呼び込みやすくなるために人生が好転していくのです。
さいごに
感謝ということを知っていても、本当に個人差があるものです。
今回は、感謝することの大切さや何らかの気付きになればと思い書かせていただきました。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>
ラベンダー 様
>>精神的に豊かになると福相になりますでしょうか?o(^-^)o
➡福相になるかはわかりませんが、オーラや波動は変わります。
ラベンダー 様
こんにちは。
感謝。。。想像力それはありますね。
各々、気付きは様々ですから、常に感性は磨いていきたいと思います。
精神的に豊かになると福相になりますでしょうか?o(^-^)o
「感謝の気持ち」って
日々の忙しで見過ごしてしまっていたり
あと想像力がないと気がつかなかったりってあると思います。
私も若い頃は自分一人の力で生きているんだという狭い見方しか出来ない無知な人間でした。
しかし最近この歳になってから
物事をよ-く考えると平凡な日々が実は実は奇跡奇跡の連続で繋がっているんだなと想うと逆に不思議~って想ってみたりします。
物事を深く掘り下げて見ると
いろんな事に気づき感謝したり
感動したり感心したりで楽しいものですね。