子供に関する全般

子供の死|死後の苦しみや痛みについて

大切な愛する子供という予想もしない旅立ちをしてしまったときに、病気や事故による苦しみや痛み死後も続くのか否かについて説明させていただきます。

 

はじめに

当ブログのお問い合わせ(閉鎖)やコメントにも比較的多い質問でしたので、単独で記事にさせていただきます。

スピリチュアルに興味のある人はご存知だと思いますが、お子様が死という旅立ちをしてしまっても私たちの本来の姿である魂(霊体)は存続します。

死後も意識もあり性格の基本的な部分は生前のままを維持します。

この意識が継続するために苦しみや痛みがあるのではないかという心配になると思いますので、これらについて下記で説明していきます。

 

死後の苦しみと痛みは肉体からのもの

死後の苦しみや痛みといったものは大人の死にも該当するところがありますが、大人と子供では少し異なる部分もありますので子供に限定して記します。

少し触れますが大人の場合は未練や執着に加えて疑心というものを持ち合わせる事が多いので、せっかく苦しみや痛みから解放されても現実を早期に受け入れることが出来ないといったことがあるようです。

 

早速ですが、答えの方から出していこうと思います。

 

子供が病気や事故で死を遂げたとしましても、死後の苦しみや痛みは消えてなくなります。

 

なぜならば、これらは肉体があるために伴うものだからです。

私たちが頭やお腹が痛いというのも肉体があるからであり、死にそうに苦しいようなことも同様で脳が指令を出すのです。

その肉体がないということになると、意識がメインになり魂(霊体)になって身体を持ち合わせていても、生前のように肉体から指令がこないので問題がないわけです。

死ぬ寸前まで苦しんだり痛がったりしていたのが、旅立ちと同時にウソのように解放されていくことになります。

お医者様が「もう意識がないので痛みや苦しみはありません」といったことを仰られるように生前の意識は肉体(脳)からのものであって、旅立ってから意識は戻っても肉体から解き放たれているために大丈夫なのです。

こういったことから、旅立った後は地上での肉体から霊的な世界の身体に移行していきます。

 

生前と死後の意識的なもの

前項でも子供の意識と大人の意識の違いについて触れましたが、お子様の意識が早い段階で苦しみや痛みから解放されるということを説明いたします。

 

どんな子供でも素直さや純粋な心というものを持ち合わせているので、死後の世界での順応性の早さといったことが苦しみや痛みが消えたことに気付きやすいということがあります。

幼くして旅立つ魂のなかには、本来霊格が高かったり生まれてくる意味があることが多いので、その使命からも死後の世界で生前(霊として)の自分の意識を取り戻すことが驚くほど早いと感じます。

私がこれまで接してきた魂(霊)というものも、何らかの要因があって亡くなられ関わった霊のなかには淡々と自分の死因(亡くなった原因)を話すことがありましたが、苦しみや痛みがないことは接していても感じ取られたというものでした。

逆にいえば痛みや苦しみがあるものは、それらに苛まれて姿を現すことは出来ないでしょう。

これまで問い合わせなどで病気や事故で亡くなられた子供の霊が来てくれたときも痛がったり苦しんでいるといったことはなく、逆に親のことを案じているといったことの方が多かったものです。

どれぐらいの期間で痛みや苦しみから解放されるのかということですが、ほぼ旅立ちと同時にといっても過言ではないと思います。

 

さいごに

多くの親が旅立ってしまった子供を案じて、痛みがないか苦しんでいないかということを心配されるものですから、簡単ではありますが説明させて頂くことにしました。

病気や事故などによって痛みや苦しむ期間が長い子供もいますが、旅立つことによって元気を取り戻すので、安心して供養をしてあげて欲しいと願います。

 

それでは、この辺で終わります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>

POSTED COMMENT

  1. イトケン より:

    しおママ 様

    先日は、こちらのサイトが勝手にスパムに振り分けたとはいえ大変申し訳ありませんでした。

    お時間が経っているにもかかわらず、ご丁寧なご連絡ありがとうございます、

    息子様は、今でもご家族様のことを何でも知っているぐらいなので、時間がかかっても出来る限り前を向いてお過ごしなさられて下さいね。

  2. しおママ より:

    イトケン様
    返信ありがとうございました。うまく送信できなかったと思っていたので、今になってご回答頂いていることに気づき、大変驚きました。本当にありがとうございます。
    ずっと心に引っかかっていたことや息子の様子も教えていただき、安心いたしました。

    息子は2人兄弟の下の子で、本当に甘えん坊で、ママにベッタリの子でした。2歳上の兄も弟が可愛くて仕方がないという感じでした。
    亡くなった直後に、友人より「息子くんがメッセージを伝えに来た」と言われました。幸せだった、感謝の言葉と家族が心配ということでした。特にお兄ちゃんのことが心配とも言っていたそうです。
    お兄ちゃんが子ども一人になり、心配なのかなと思いました。
    息子自身は友達がいっぱいいるのですね。
    良かったです。
    家族はまだまだ悲しみ深いですが、息子に心配かけないように、できる限り前を向いて過ごしたいです。

  3. シロクマ より:

    イトケン様
    早々の返信ありがとうございます。
    何度も読み返しています。
    そう、私の命よりも大切で、何で私じゃなかったの?と思って。でも娘が私の立場になったとしたらこんな寂しい思いしただろうと思うと、どうにもならない気持ちで苦しいです。返信にある様に、「天寿を全うし再会したときに驚くほど長い期間一緒に居れることに幸せを見出す」、「天寿を全うし娘様と再会したときに今お伝えしていることが分かると思います。」と言う言葉を 苦しくなる毎に思い出して、会える日まで生きて行きたいです。娘は困っている事があったらきっと伝えてくれますよね、娘がいつも笑顔で心穏やかに過ごせていることをいつも願っています。
    イトケン様、話を聞いてくださり、心が軽くなります。ほんとにありがとうございます。

  4. イトケン より:

    シロクマ 様

    コメントありがとうございます。
    自分の命よりも大切な娘様が先に旅立ったのですから、何年経っても忘れることなく苦しいですよね。。。

    >>私はあとどのくらい生きていけば良いのだろうと思います。

    ➡人の一生とは長いようで短いものですから、天寿を全うし再会したときに驚くほど長い期間一緒に居れることに幸せを見出して下さい。
    因果とはそういうもので、「楽あれば苦あり」でその逆も然り苦しいだけ楽しいだけのどちらか片方だけのものではないので、いまの苦しみや悲しみは肉体を脱ぎ捨て魂本来の姿に戻ったときに幸せとなって返ってきます。

    >>私の足りない所ややらないといけない事があるのなら知りたいと思っています。娘の部屋もまだそのままです。片付けていくなんてまだできないです。

    ➡やらないといけないことは、もうすでに心の供養をなさられ日々十分な供養もさられているようですから娘様が安寧の境涯に身を置くことに心配はいりませんが、やはり辛苦のまま不安定だと娘様も心配されるので、まだまだ多くの時間は必要ですが先々に立ち直って娘様に笑顔が見せられる元気な姿を取り戻されることに尽きます。

    頭の隅にでも覚えていて欲しいのですが、子供がどんな状況であっても親は子供に教えられ育てられるものです。

    >>娘の部屋もまだそのままです。片付けていくなんてまだできないです。

    ➡気が済むまで置いていても良いですが、それでママの気持ちが前に向いていけるのかが心配になります。やはり思い出が詰まった部屋を見るたびに辛くなると思うので。。。

    >>娘に心配をかけたくないし、また一緒にいたいです。

    ➡再会して一緒に居ることは叶いますので大丈夫です。
    娘様は、いまも変わらない心のままでママを見てくれていて、天寿を全うし娘様と再会したときに今お伝えしていることが分かると思います。

  5. シロクマ より:

    イトケン様
    以前に亡くなった娘のことをコメントをさせてもらいました。お返事も頂きました。シロクマです。3年が経ち、でも、やっぱりとても娘に会いたくて、苦しくなります。長生きはしたくないと思っても、天寿を全うしなければ娘に会えないんだと思って苦しいです。
    せめて、今の娘の事が知りたいと思ったり、過去を思って、気付かなくてごめんねと思ったり、お母さんは今日も頑張るね、今日もあなたを思っているよと手を合わせたり。皆さんのコメントを読んで共感する事もあって、みんなつらくても頑張って生きているんだと私もつらくても進んでいかなきゃと思って、ここに来て、心の整理をしています。私はあとどのくらい生きていけば良いのだろうと思います。私の足りない所ややらないといけない事があるのなら知りたいと思っています。娘の部屋もまだそのままです。片付けていくなんてまだできないです。
    娘に心配をかけたくないし、また一緒にいたいです。

  6. イトケン より:

    しおママ 様

    はじめまして。
    コメントを頂いていたのに、スパム判定に振り分けられていたようで気付くことができず返信が遅くなり申し訳ありません。
    相当の時間が経過してしまったので見て頂けるかわかりませんが返答させて頂きます。

    ≫≫臨終期には痛みや息苦しさに苦しみ、薬で昏睡の状態でした。唸っていたので痰など呼吸が苦しいのかと思い処置をお願いしたのですが、その処置がきっかけとなりすぐに旅立ちました。私が余計なことをして苦しめたのではないかと、いまだにフラッシュバックして後悔しています。

    ➡親としては一日でも長く生きて欲しいと願うものですが、臨終期に痛みや息苦しさがあったとのことで果たして延命することが最善だったとは考えにくいです。多くの子供が旅立ったあとに事故や病気などの痛みや苦しみから解放されて元気を取り戻しているのが現実なので、残されたものの心情からすると難しいですね。それに苦しいと思い処置をお願いするというのも親として当然のことではありませんか?まして医療関係者が処置をしてくれたのなら行為そのものも間違いではなかったということです。

    ≫≫夢に出てくるときはだいたい笑顔ですが時には怒ったり泣いているので何か言いたいのか心配していました。

    ➡ママは悪くなかったと伝えたいようです。普段笑顔が見られることから痛みや苦しみから解放されている証拠でもあります。とても心優しいお子様ですね。

    ≫≫天国では楽しく幸せに過ごしていることを願うばかりです。

    ➡息子様は甘えたさんではなかったですか?何となく感じました。ご心配されなくても、もう多くのお友達がいるようです。

  7. しおママ より:

    はじめまして。
    1年半前に10歳の息子をがんで亡くしました。
    臨終期には痛みや息苦しさに苦しみ、薬で昏睡の状態でした。唸っていたので痰など呼吸が苦しいのかと思い処置をお願いしたのですが、その処置がきっかけとなりすぐに旅立ちました。
    何か言いたいことがあって唸っていたのか、私が余計なことをして苦しめたのではないかと、いまだにフラッシュバックして後悔しています。
    イトケンさんの記事により痛み苦しみはないのだと、少し安心しました。
    夢に出てくるときはだいたい笑顔ですが時には怒ったり泣いているので何か言いたいのか心配していました。
    天国では楽しく幸せに過ごしていることを願うばかりです。

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