大切な人が自殺をして間もないときには自分が死んだことを認識していない場合が多く、何度も自殺行為を繰り返していたりすることがよくあります。そのなかで近親者や恋人だった人は、どのように供養していけばよいのか説明させていただきます。
自殺をするということは、寿命まで生きる自然死に比べて心の闇が深いことが多いので、その闇を長きにわたり癒してあげることが大切です。
人を変えることは難しいといわれるように、言葉や優しさをかけて心や考えが変わるのなら自殺までしていないことになるわけです。
そうしたことから、『心の供養』というものに時間をかけていくしか最善の方法はありません。
大切な人・愛する人が自殺をしてしまった場合に、多くの人が発見された場所や推測できる場所に花を手向けたりするものですが、これは本人に対して自殺して亡くなったという知らせにもなるので可能であればしてあげる方が望ましいです。
ただ亡くなった場所が賃貸住宅などである場合には、花などを置いたりすることが難しいこともあるので、そのような場合は現地に赴き心の中で供養をするようにすれば問題ありません。
念というものは霊的な存在だけでなく人間にも通用するもう一つの伝達手段だからです。
それと『念』というのが、花といったものに移ったり供養といった気持ちが現場において故人に届いていくことにもなります。
そのときに残されたものの心情として「どうして○○したの」といったマイナスな言葉を掛けるよりも、大丈夫だから家に帰っておいでと心の中で声を掛けてあげて下さい。
もし当事者の立場に立った時に、自分が自殺したことを責められたらどう思うかです。
癒してあげること、優しく迎え入れてあげること、が如何なる言葉を掛けられるより救いになっていきます。
私が過去によく関わった自殺した女性の霊とは、普通に飲み物を出したり当時はタバコを吸わせてあげたり普通に接していたものです。
自殺したものとて、ずっと苦しんでいるわけではないのです。
地獄に落ちる、四六時中苦しみ続ける、というのは一般的なものではありません。
自殺しても元は人間であり、私たちと何ら変わらないものをもっていますが、自殺しようとした動機を思い出してしまうと苦し過ぎて逃すことが出来ないので、豹変してしまったりするだけです。
常に心の中が孤独になるような感じなので、どうしても波動が低くなりがちですから時間がかかっても直向き(ひたむき)に供養することで、大きな傷を少しずつ僅かでも和らげていく形と考えて下さい。
自殺した場所に行くことも花を供えることも良いことですし、その時に連れて帰れれば良いですが気持ちは伝わります。
既存と同じような記事になりますが、少しでも参考になればと思い書かせていただきました。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>