年々増加傾向にある孤独死ですが、高齢者だけが孤独死をするのではなく20代の若い方から40~50代の方も多いのが現実です。知らずにその部屋を買ったり借りたりした場合、不幸にもその部屋で孤独で亡くなった人の霊は存在するのかどうか、参考のため孤独死の部屋の告知義務の現実についても説明していきます。
孤独死をした部屋に霊は存在するのか?
答えから言いますと孤独の状態で部屋で亡くなってしまった人の霊は、一部を除いて長くは部屋にとどまることは少ないですが一定期間は霊は存在します。
ただし孤独死してしまって時間の経過が少ない状態で新たに契約して入居すると、霊と遭遇する可能性は高いといった感じですが、霊の存在が分からない人の方が多いので心配するほどでもないと思います。
なぜかといいますと・・・
まず自分が部屋で死んだことを理解していない霊が存在し、普段通り棲みついていたりすることが多いです。そもそも孤独死というのは予期せぬ死が多いために、亡くなった人は死を受け入れるのに時間がかかるためです。
ただし、たまたま親元を離れて一人暮らしをしているケースや単身赴任中などのケースで親族がいてる場合は、あまり心配することはないです。
このような場合は親や親族などの葬儀や供養というのがありますので、亡くなった本人も早期に死んだことを自覚しやすいといったことがあるためです。
このように霊の存在も孤独死した人の状況によって、部屋にいてる期間にも違いはあるので一概にはいえないところです。
孤独死した霊は怖いのか
怖さや霊障については、一部を除いて基本的に問題はありません。
この一部といいますのは賃貸ではそこまで気にすることはないと思うのですが、分譲などの売買物件については孤独死した人の執着がなければということになります。
霊の特徴でもあるのですが、その多くは人や物質に執着するものが少なくないといったことが霊の現実です。これは今世で生きている人の感覚に似ているのですが、死後はそのような感覚といいますか思念が倍増するので執着が強くなるのです。
といいましても、その物件に執着するものがゼロでないだけで極僅かといったところです。
話しが逸れた感じになりましたが基本的には怖いものではありません。簡単にいえば、どこにでも山ほどいてる浮遊霊といった感じに近いので悪いことはしてこないと思っていいでしょう。
ただし霊感の強い人には気配を感じたり見えることもあると思うので、その場合は意識することなくスルーした方がいいです。
先ほども申しましたが僅かであっても執着するものが一部存在するので、その場合は少し矛先を向けてくることがあるかもしれないといった感じです。
そんなときに私が遭遇しましたら、心の中で自分が新たに入居したから居ても構わないけど、おたがい干渉なしでいきましょうみたいなことを伝えます。
私はよほどのことがない限り、すぐ除霊などの手は使わないのですが相手に悪意があれば話は違ってきますので強く出て行ってもらう形をとります。
除霊などで色んな情報が流れていますが、私は日々の生活で良い行ないと神仏に感謝をして神仏や善霊(高級霊)などに助けてもらうほうが効果的だと個人的には思っています。
これが正しい方法かどうかわかりませんが、あまりサイトや本を参考にすることがなくて経験だけなので間違っているかもしれませんが、守ってもらっている実感と幾度となく助けてもらっているから書いているのです。
このように説明したことは霊感があるなしは関係ないので誰でも出来ると思います。
なぜなら、この前まで同じ人間だったのですからハッキリ言ってあげるといいのですが、波をたてずにやんわりと言う方が無難と思います。
孤独死の告知義務について
ここからは、まったくスピリチュアルに関係ないものになるのでご了承ください。
この告知義務ですが、かなり曖昧としかいえない部分が多くありますがベースは裁判の判例でしか図ることができないものです。
自殺なら告知義務は完全に必要だと思われている人も多いように感じますが、これも賃貸なら賃貸人(貸主)の利益も考えないといけないといった観点から、自殺したあとに借りた入居者が退去すれば告知しない物件は山ほどありますが、これが現実です。
場合によっては3年が目途という説もあります。
参考までに経験からいいますと、賃貸物件での自殺は一般の人が思う以上に多いものです、
ここは貸主や不動産会社の見解に任せていることが非常に多いです。なぜならば、賃貸なら大きな罰則にはならないといったことも原因としてあります。
次に売買物件については瑕疵担保責任で自殺ですが、これにも建物内で自殺した経緯から数年後に取り壊して更地で売れば告知義務違反に問われないケースもありますが、購入する前に自殺の有無を確認したのに隠していれば問題ですが、聞かなければ問題なしと判断されるケースもあります。
分譲マンションでの部屋での自殺は告知義務が発生するものとされますが、孤独死についての見解には難しいものがあり、腐敗状況など発見までに長期間かかったものは心理的瑕疵が認められるケースはありますが、実際はアバウトな面があるのが本当のところです。
もしこれから売買物件を購入を考えているようでしたら、必ず購入する前に自殺や孤独死の有無は確認するべきことになります。
少し自殺の物件の話しも入りましたが、孤独死については賃貸などの場合はよほどのことがないかぎり説明はないものと思った方がいいでしょう。
賃貸の部分は非常に複雑な部分もありますので、貸主が不動産仲介業者にこれらの事故的な報告がなされないケースも存在します。
さいごに
自殺とちがって孤独死のケースでは、そこまで気にすることはないです。
かなり腐敗していた物件を借りるのは誰もがいい思いはしないものですが、霊的にはなにか被害を被ることは無いに等しいでしょう。
不動産の告知義務がアバウトなのも参考に知って頂ければと説明させていただきました。
では、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>