霊・霊障・魔系

因縁霊の特徴と対処方法

因縁霊といいますと、ご先祖の因縁や自分の過去世での行ないによるものが今世の因縁となってあらわれるものです。しかし、この因縁霊という特徴も目で感じたり体感といった分かりやすい霊ではない厄介な面をもったうえに、期間が長いことで対処方法も簡単でない理由などを説明していきます。

 

因縁霊とは、どういう存在なのか(特徴として)

因縁霊というと、ご先祖の因縁や過去世からの因縁といったものが関係する霊という感じで一般的に出回っているものですが、善い行ないも悪しき行ないともに因縁霊が関係するものです。

善い因縁霊なら問題も心配することもないので、今回は悪しき行ないから起こる因縁霊について説明していきます。

この因縁霊について、私は他者の書いたスピ系のものを見たりしないので引用はないのですが、あくまで経験からしか書くことができないことを先にお断りしておきます。

私からみます因縁霊というものは、どちらかというと水面下で悪い流れに仕込んでいく特徴を感じてまして、憑依や霊障といった目立った行為をすることなく長期にわたって対象とする家族や人に対して貶めて(おとしめて)いく存在です。

因縁霊でわかりやすいのが色情因縁というのでしょうか、色欲を好み性的にコントロールできないものや恋愛や結婚など異性関係がうまくいかなかったりといったものです。

しかし、こうしたものも霊が関係しているなんて誰も考えないように、因縁霊というものは長期間にわたって対象となる人間を苦しめようとしてきます。

 

因縁霊に気付くことが一般的に難しい

人間が生きていくなかで、運のいい人や悪いと感じる人がいるように多くの人が自分の人生は他人と比べて運が良くないとしか思わないか、そのようなことも自分自身の行ないや家族の責にしてしまうかもしれません。

目に見えて家族や親族が立て続けに不運に見舞われると、何か因縁霊や怨念をもった霊のことを考えるかもしれませんが、その多くは気付くことなく何らかの対処をせずに人生を終わることもしばしば見受けられるのです。

たとえば霊能者などを探して相談に行って気付かされることもあるかもしれませんが、おそらく因縁霊の仕業だと気付くことができる霊能者がどれほどいるのか微妙ではなかろうかと感じます。

しかし因縁霊というものも、後世や自分の近親者に悪影響が及ぶことを避けたいと願うと思いますので、やはり共通した部分での悪い流れに気付くことは大切だと感じます。

その程度ならば、霊能者に依頼しなくても自分のなかの異変に気付いていくことで少しでも前進が図れる可能性が高くなるのです。

 

もし因縁霊が絡んでいると感じたら

因縁霊が絡んでいるかもと感じて、霊能者や除霊師に依頼したところで簡単に排除したり浄霊することは難しいものとお伝えしておきます。

当然ですが、お寺や僧侶また阿闍梨といえども同様です。

逆に、現在のお寺の住職や仏様に仕えるような人が霊的なもの全般に対処できるかといえば、多くのものは仏様との信頼関係を考えると難しいとしかいえません。

お寺の関係者や行者(仏法や修験道の修行をする人)と霊的なものについては、また別の記事で書くことにします。

 

少し冒頭から逸れてしまいましたが、因縁霊が絡んでいると感じた場合は前項で触れた『自分の人生のなかで悪い流れの部分に気付くこと』です。

ただ気付いただけでは何ら変わるものではありませんが、ご先祖の因縁や自分の過去世といったものに関係する霊に対して謝罪から始めることが大切です。

このようなことが信じられない人はスルーしてもらったらよいのですが、いずれにしましても原因があるから結果として現れているのです。

今世で何も悪いことをしてなかったり、人に恨まれるようなことがないのに人生の流れが悪かったり家族や親族が立て続けに不幸が起きているのなら、今世は知らないから因縁例なんて迷惑と考えるよりも、ご先祖や自分の過去世で悪しき行ないがあったことを詫びる気持ちは持ちたいものです。

過去世は視えないし知らないからといいましても、私たちは幾度も輪廻転生を繰り返してきているのですから、何かあってもおかしくないのですが…。

その因縁霊がいて苦しまれている現実を知れば、なんて酷いことしてしまったんだ、本当に苦しまれてきたことだと苛まれることでしょう。

ですから、自分の人生や家族や親族の不運を恨むよりも原因は必ずあるのだと悟って欲しいと思います。

すれば糸口が見つかったり、時期がくれば相当の霊能者などにより浄霊も可能になるわけです。

 

因縁霊の恐怖・どぐろを巻く邪霊による影響

私が経験したケースで過去のものですが、依頼者(女性)はとにかく異性に対して一般的に外面は良くても内面は最悪という人ばかりと出会ったり結婚したりしたそうで、究極は10年以上も依頼者が生活費を出しながら男性に支配されていたそうです。

これだけのことなら普通にあるのか別れれば良いというところでしょうが、因縁が絡むことによって魔術にかかったように騙されておられました。

そんな想像もできないご主人も因果なのか天罰なのか難病にて他界されたそうです。

そのあとに依頼を受けて当初は霊的な処置から行なっていたところ、何とも違和感を感じることに至りました。

霊的なものが、それなりに対処できる人間が来たとわかると遠ざけようとすることが普通にあるものです。

それも普通程度の霊ならば、いろいろあっても強引に対処は出来るので強制的に排除していたのですが、どうも依頼者のイライラや得も言われぬ不安というのが収まりません。

依頼者の根拠のないような恐怖感というのでしょうか霊的な処置をしても、一向にそれらが消えることはありませんでした。

少し時間がかかったのですが、依頼者の霊障も然り私も影響を受けたりしながら霊的な影響の根本が因縁霊であることがわかりました。

すると因縁霊たる存在が現れることになるのですが、ひとつ厄介なことがありました。

どうやら因縁霊よりも長い期間に念によって引き寄せられた邪霊がどぐろを巻いていて、核となる因縁霊と問答するよりもその者たちが邪魔を仕掛けてくることになります。

要するに、核なる因縁霊が悪いことを仕掛けるよりも邪霊によって強い影響から人生のどん底のような境遇にさせられていたようです。

このままでは核になっている因縁を持った霊をどうしようもないことになるので、今回初めて因縁を持たれた霊の存在を知り、因縁霊に対して依頼者が心から謝罪しこれまでの苦しみ理解することで核になった因縁霊の心が僅かでも和らいでいくことになります。

核の因縁霊はそれほどの強い念を既に持っていませんでしたが、謝罪し苦しみを理解することで浄化の道に同意していただく運びになったのです。

しかし、どぐろを巻いて邪魔してくる邪霊がいては浄化もスムーズにいかないので、私の場合は邪霊を一時的にでも排除するために仏様にお願いし、邪魔が来ない間に約束していた時間に○○観音様によって浄土へお連れ頂くといった手段を講じました。

そうすることによって核なる因縁霊がいなくなったことで、矛先を失った邪霊たちは以降に何事も問題を起こすことなく消えていくことになりました。

一応、対処して頂いた仏様を伏していますのは、私の手法を他の人が真似ることによって迷惑をおかけしないようにと考えるところから判断しています。

 

さいごに

因縁霊は姿を現しにくいものと感じています。

怨念霊ならば、恨みの念が強いので人を死に追いやったりキツいものが多いですが、因縁霊は自分が苦しめられたと同じような境遇を味わわせるものです。

まだ憑依から起こるものならば意識を変えることも防御にもなるのですが、少し厄介な面をもち邪霊が引き寄せられていることも少なくないとみます。

 

霊的な対処について、現在は一切お断りしております。

 

それでは、この辺で終わります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>

POSTED COMMENT

  1. うさぎ より:

    イトケンさん
    うさぎと申します(^^)
    以前恋愛のことで相談をして救っていただきました。
    その節はありがとうございました。
    更新が減り心配しておりましたがお元気そうで何よりです。
    更なるステージアップをされてるようで、応援しております。
    何度も応援のコメントをしようと思っていたのですが、コメントを見たり、返事をすることがお忙しい中お手間になるのではと躊躇していましたがコメントしました。笑

    相変わらず独り身ですが、地に足をつけて毎日奮闘しております!

    お返事は不要ですよ。
    ではまた(^^)

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