未分類

人間は魂が主体であることを知る

人間というのは肉体が主体であると考えるために様々な問題を抱えることになりますが、魂が主体と気付くことで多くのものが解決するものです。それは煩悩にも辛苦にも当てはまる大切なこととして説明させていただきます。

 

人間は肉体が主体であると考えますが、本来の姿は霊であり魂が主体です。

 

スピリチュアルに興味のある人ならば、何となく理解されている人もいると思いますが、もっと明確に魂が主体であると知る必要があります。

 

なぜならば、この肉体があるために煩悩(一切の妄念や欲望)が湧いて心をかき乱し、自分を苦しめることになるのです。

※妄念とは・・・迷いの心や誤った心・執着心のことをいいます。

 

人間の肉体とは厄介なもので、人間の三大欲求である「睡眠欲」「食欲」「性欲」というものも魂だけになれば無くなります。

 

念のため、この三大欲求が別の何であるか否かは肉体と魂の話なので問題外とします。

 

そのほかにも。。。生老病死といった肉体が関係するものもなくなるわけです。

 

こうしたものを噛み砕いて説明する必要もないかもしれませんが少し触れますと、生きていくために働くことも異性問題や結婚も金銭に悩んだり何ら執着することもないのです。

 

そのうえ、老けることも病気を患うことも死別することも死の恐怖さえありません。

 

 

ここで理解していただきたいのは・・・

 

いま悩んだり苦しんでいることの殆どは肉体を纏った人間の期間限定なもので、魂本来の姿に戻れば大したものではなかったと気付くものだということです。

 

つまりは、魂本来の自分に気付くことで何が大切で何が不要なのかが明確になってくることにもなります。

 

これまでの自分の夢や希望は何だったのか、地位や名誉や収集してきたもの全ては何れ手放すことになるのです。

 

この魂というもの幾度も輪廻転生を繰り返しますが、魂そのものは何度生まれ変わっても同じものであるということです。

 

肉体の寿命がきて人間として死に魂の世界に戻れば前世や過去世の記憶がよみがえり、生まれ変わって肉体に宿ると過去世の記憶が思い出せなくなります。

 

これは魂の成長に深く関係し、肉体を纏っている期間限定の試練や研修のようなものです。

 

よく過去世の鑑定やリーディング(?)といったものがあるようですが、人間が過去世を思い出せないことには大きな意味があり、もし過去世がわかることがあれば生まれてきた意味を失うことになりかねません。

 

暗中模索であるが故に衝撃も大きく、魂の成長に欠かせないスパイスになります。

 

肉体は生まれ変わるたびに魂に応じたものになり、良いときもあれば思わしくないといったものが備わります。

 

そこには過去世の業(カルマ)が影響し、魂が肉体に宿る前に自分が希望した境遇に沿ったものになります。

 

ここで出てくるのが、様々な不運や不幸な境遇・夢や希望が叶わない状況すべてが偶然の賜物ではなく必然のものなのです。

 

もちろん、自分の努力や考えによって方向や流れは変えていけることは明白です。

 

私たちは死んだときに過去世などの記憶を取り戻し、地上に降りて人間だったときの目的を思い出して後悔することがよくあります。

 

そうならないために魂が主体であることを認識し、いまの状況が肉体から発せられるもので魂本来が欲しているものでないことを理解すべきなのです。

 

魂の世界は永遠に続き肉体の世界は生きて百年余り、次に生まれ変わるときに良い境遇になれるよう、少しでも肉体がなければ何が大切なことなのか気付かれるといいですね。

 

それでは、この辺で終わります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>