霊・霊障・魔系

不幸な人生と因縁霊の関係

因縁霊とは過去世(前世)からの恨みや憎しみなどの何らか強い念をもった霊のことをいい、何をやっても良いことが続かず不幸な人生を歩むような人は因縁霊が関与していることが往々にしてあることを説明しています。

 

はじめに

人並みに努力しても人一倍頑張っても報われない、もしくは元の木阿弥(もとのもくあみ)という人が世の中には少なからずいます。

 

「元の木阿弥」とは、一時良くなったものが再び元のつまらない(悪い)状況に戻ること。

 

それとは別に一族の男性が途絶える傾向であったり、離婚や離散といった一族が反映しないというケースなどもあります。

 

こうしたなかには因縁霊が絡んでいることがあり、不幸や不運の根本なる原因を知ることで人生の好転を望めることにもなるので、今回はこの因縁霊について説明していきたいと思います。

 

因縁霊とは。。。

よく新興宗教や悪徳霊能者でいわれる因縁(霊)という言葉ですが、先祖の悪しき行ないのせいで子孫にまで影響して不幸になったり災いが起きるということは、本当は限りなくゼロに近いものです。

 

なぜならば、すべての人に言えることですが私たちの先祖を辿っていきますと莫大な数になり、悪しき行ないをしたものも僅かでないことは少し考えればわかることだからです。

 

例えば、戦国武将の末裔(子孫や後裔)などが存在することも因縁(霊)が絡んでいたら殆ど途絶えていてもおかしくないということになります。

 

 

では、この因縁霊は何かと申しますと、記憶には残ってないけども自分自身が過去世や前世で他者に対して恨みや憎しみといった強い念を生じさせた行ないが、時を越えて仕返しするために霊体となって纏わりついたもののことをいいます。

 

当ブログでもよく触れる言葉ですが、すべては因果応報によって現在の自分の境遇となっているものであり偶然に不幸や不運が取り巻いているものではないのです。

 

自分の人生はすべて過去世や前世の行ないの結果でしかなく、そこに因縁霊が絡むと絵に描いたように人生がうまくいかなくなっていきます。

 

よくあるのは、今世で恵まれた境遇に身を置いているからといって自己中心的な生き方をして人を欺いたり苦しめたりする人がいますが、そういった人たちも何れ(今世か来世)は同等の報いが必ず返ってくることになります。

 

報いとは。。。善行・悪業の結果として得られるもののことをいいます。

 

こうしたことは個人的な見解で申しているのではなく、仏教の根幹となる仏陀(ブッダ)の教えでもあり『すべての結果には必ず原因がある』という因果の道理からも説かれているものです。

 

要するに因縁は前世から定まった運命や関係であって、夫婦や家族といった関係性も因縁に含まれ、宿敵や怨敵が家族として入り込むことも因縁霊として現れることもあります。

 

不幸や不運を起こす因縁霊の存在

因縁霊が絡んでいるからといって人生のすべてが悪いものとは限りません。

 

それは受けた行ないに対しての報復を受けることが多く、各々の過去世の行ないの加減によって違ってくるものです。

 

ざっと関係するものをあげてみます。。。

 

〇幼少期からずっと不幸な目に遭ってきたり

〇良縁に恵まれず対人で苦しめられたり

〇人生の好転の兆しがみえかけたら毎回不運に見舞われたり

〇精神障害

〇色情

〇原因不明の病

〇四肢部位の障害

〇家族に恵まれない

〇虐待・イジメ・孤立など

 

※上記は因縁霊の関与が考えられますが絶対なものではありません。

 

因縁霊が発動するポイント

前述しましたが、因縁霊が憑りついているからといって生まれてから死ぬまで不運や不幸が起きるものとは限らないのです。

 

人によっては生まれてから不幸であったりということもありますが、貧しいから因縁が絡んでいるというものでもありません。

 

因縁霊が発動するポイントは、過去世で受けた恨みや憎しみに見合ったときに発動しやすいので異性や対人関係によるものもあれば、欲を貪って人生を棒に振るようなことも因縁霊が絡むといった色情的なものもあります。

 

生まれてから発動するときもありますし、ある程度の年齢に達したときにくることもあるように年代も様々です。

 

病気や障害を負って長年不自由を強いられることもあれば、一生懸命頑張っても報われないようなことも当然に考えられます。

 

さいごに

因縁霊には時として強い念に同調したものが寄り集まり集合体となって対象者を必要以上に苦しめることもあるので、そうなれば不運や不幸も酷くなる傾向にもあります。

 

自分の人生で対人関係(異性・夫婦・友人)に恵まれないようなことが多ければ、因縁ということも視野に入れて考えてもいいかもしれません。

 

因縁霊は簡単なものではないので、お金を積んで拝んでもらえば消えるほど容易な存在ではなく、本人の気持ちもそれに向き合わなければなりません。

 

因縁に対する気付きと根気よく懺悔といった心掛けで薄れるか消えるか、それとも消えないものなのか各々の過去世の業による根深さがあります。

 

もちろん、一部の霊能者によって早期に解決する可能性もあれば力及ばずなものもありますが、新興宗教といったものたちの手では解決は困難であるとしかいえません。

 

それではこの辺で終わります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>

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