先日の話になりますが、とある霊障の相談を受けて母親の霊に問答するなかで子供の姿が見えるか問うと見えないとの返事が返ってきました。今回はその内容について書いていきます。
はじめに
何らかの強い念をもって亡くなってしまうと、家族や愛する人の姿が見えなくなってしまうことがあります。
その一例として、直近にあった実際の話をあげていきます。
母親の霊が霊障として現る
相談内容から。。
夜寝ていると、凄い勢いで身体に乗ってきて、金縛りにあったとのことです。
身体が動かなくなり、圧をかけられて苦しくて動けなかったと仰っていました。
このように霊障として、母親の霊が現れたのが始まりでした。
母親の霊との問答から子供の姿が見えないと。。
当然ですが、最初は女性の霊とわかっても、どのような背景があって存在なのか、わからない状態から入ります。
この母親の霊ですが、病院で亡くなっていて、担当の医師に怨みをもっていました。
そのときに診察に訪れていた、相談者(以降、Aさんとします)に憑依します。
ここからは、少し会話の一部をあげながら説明していきます。
(私)あなたは、何か強い思いをもっているよね?
(母親霊)ここの病院の先生は冷たかった。。
(私)あなた子供いてるよね?
(母親霊)はい
(私)ということは、子供にも会わせてもらえなかったんだ?
(母親霊)はい。そうです。
入院して、死ぬまで子供と会えなかった辛さと、医師の対応の悪さが母親の怨みを買うことになったようです。
そうした経緯から、母親の霊は病院にとどまっていました。
(私)それは辛かったよね。
(母親霊)・・・泣
(私)ところでなんで、Aさんに憑依したのですか?
(母親霊)みんなが信頼してるし、優しそうだったから。。
医師や看護師とのやり取りから、Aさんの人柄を見ていて、そう思ったようです。
(私)あなたね、医師や看護師とか、ほかの人は見えたの?
(母親霊)見えないです。
Aさんは見えたけど、たまに見える人はいました。
これが霊の現実で、霊感の強い人は霊からも見えますが、普通の人は見えないのです。
波動が低い霊は、このように周波数?が合わないので、特定の人しか見えなくなります。
(私)あなた、亡くなってから、どれくらい経っているかわかる?
(母親霊)だいたい3~4年ぐらいと思います。
このようにして会話がすすみ、子供の姿を見ることが出来ないし、会うことも出来ない状態だったので、成仏をすすめます。
医師に対する恨みより、子供に会いたい願いが勝ったので、浄霊の運びとなりました。
さいごに
自殺や怨念をもって死んでしまうと、見えるものが限られ、知らぬ間に長い年月が経ったままの状態となるのです。
今回は、根本の原因が「子供」というキーワードが絡んでいたので、成仏させることができましたが、ケースも色々だと思います。
もし、このような機会に巡り合わなければ、子供の様子を見ることも出来ずに延々と彷徨っていたことでしょう。
それでは、このへんで終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>