祖母の霊が人に憑依して現れてくれたことを皮切りに、霊媒になった人を介して様々な霊と話したり奇妙な体験をしたりしながら、導かれるように仏様との御縁を授かっていくことで霊能者みたいになっていった話です。
はじめに
前回に引き続き、イトケンが霊能者みたいになっていった話を簡易的に書いています。
誰もが経験するような心霊体験から始まったものが、霊媒体験に変わっていきます。
この霊媒体験を簡単に説明しますと、青森県恐山のイタコや口寄せに似たものと解釈いただければ分かりやすいと思います。
ちがうのは、自らが死者を呼び寄せるのではなく、霊が勝手に人に憑依して話すところでしょうか。。。
では、後編の話に入っていきます。
さまざまな霊が人に憑依して話すことに対応
他界した祖母の霊が現れて、未浄化霊から守ってくれた話から続けます。
毎晩、祖母の霊が憑依して現れたのは、無数に集まった霊が人に憑依するのを阻止するためもありました。
それも霊を祓いながら、霊媒になった人に祖母自らが憑依してくれて、他の霊の侵入から守ってくれていたんです。
でも、霊の勢いに押されてしまって、憑依されてしまうこともありました。
こんなことは祖母の霊でなくとも、普通にあることです。
すると。。。
人に憑依した未浄化霊たちは、自分が死んだ原因を話し出すことが多かったです。
それも、代わる代わる口にする感じで、次々と違う霊が憑依して話してきました。
誰かに自分の無念を聞いてもらいたい、といったことは自然のことで、死人に口なしですから普通の生者には理解してもらえないものです。
最初の頃は悪意のない未浄化霊が多かったものの、そのうち未練や執着をもった霊や自殺した霊などが現れたりもしました。
死神の使いと言うものや憑依して外へ連れ出そうとするものまで、本当に色々なものがいたなぁって思い出します。
悪い感じのものだけでなく、守護霊のような存在が現れて下さって、いまに役立つことを含め色々と教えてくれたりもしました。
こうしたことも最後は、弘法大師と一緒に現れた僧侶の方々の霊の御力によって、終結を迎えることとなりました。
仏様との御縁を授かる
数か月ほど続いた憑依現象も収まり、数年経ったころでしょうか。。。
それまで仏様といえば、不動明王様ぐらいしか思い浮かばないぐらいの時もありましたが、あるときを境に開花したんだと思います。
それが、友人と関西のお寺を巡る旅行に行くことになったことでした。
かねてから私が何故か行きたいと思っていた寺院があり、そこは近付くにつれて凄い気を感じるところでした。
案の定、そこの仏様は現在も御力をお貸し下さっている身近な御存在です。
その寺院に数回目に訪れたときには、御本尊の仏様に『真言は届いておる。唱えたければ唱えるが良い』という御言葉を頂きました。
極め付きは。。。
とある寺院を訪れたときに、道には迷うしご住職は不愛想で、お寺の御本尊の仏様から異様な気を感じるし、とにかく最悪なところでした。
ところが、その寺院には素晴らしい仏様が安置されていて、それが目的でしたし御参りさせていただいたんです。
そのときは何もなく色々な寺院を回って、旅行を終えて大阪に帰りました。
その翌日、友人から連絡があり驚きました。
『見えないものに首を絞められて、殺されるかと思った』と、それぐらい怖い目に遭っていたんです。
それを探ってみると、どうやら異様な雰囲気の寺院にいる霊の仕業でした。
つまり、私がそこの素晴らしい仏様と御縁を結ぶことが、気に入らなかったようです。
このようにして、偶然なのか必然なのか不明ですが、霊的な世界を知ってから仏様との御縁を授かることになりました。
さいごに
こうして書いていても、根拠もないような話に感じられると思いますが、見える人なら真偽がわかるかもしれませんね。
念のため。。一切において事実に基づいており脚色していませんが、注目を浴びる気はないので、御神仏の尊称などは基本秘しています。
ほんと簡略して書いていますので、詳しくはまた上げていこうと思います。
それでは、このへんで終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>