世の中には多種多様な人間がいるため、愚痴を言いたくなることも悪口が出てしまうこともありますが、それを人が発しているのを聞いているだけで疲れたり嫌な気持ちになるように、運気は確実に下がっていくことになります。
はじめに
愚痴や悪口を言っても、スッキリもせず解決するものでもないですよね。
ところがそうしたものが、悪い流れを作る原因になることを知った方が良さそうです。
なぜ、愚痴や悪口が運気を下げる原因になるかを、スピリチュアルを絡めながら説明していきます。
愚痴と悪口の意味
愚痴と悪口と混同すると、おかしくなるかもしれないので、少しわけて説明します。
愚痴とは・・言っても仕方(好転)のないことを、くどくどと不平不満を言うこと。
これは仏教の三毒にあたり、瞋恚(しんい)というもので、自分が不調になる原因を作ったり、周りに悪影響を及ぼすものといわれています。
悪口とは・・他人を貶めたり、非難したり、悪く言うこと。
ブッダは悪口を言う人は弱くて愚かであると言い、仏教でいう十悪の一つとなり、悪口を言えば因果応報を生むことになります。
相手が悪くても愚痴や悪口に好転なし
多種多様な性格の人間と関わるわけですから、理不尽な目にあったり低次元の人と関わらなければいけないこともあります。
そんな人たちと関われば、一つや二つ愚痴や悪口が出ても不思議ではありません。
だからといって、愚痴や悪口を言ったところで何の解決にもならないのです。
いまのSNSでも同じですが、国のやることに愚痴を書いても、特定の人を非難しても何も変わらないようにです。
では、「心にもったまま我慢すればいいのか」「口に出さなければいいのか」ではなくて、そうしたものを心に留めないことです。
つまり、気にしても仕方ないのです。
悪口を言ったり投稿する暇があったら、自分のために時間を使ってあげましょう。
どうしても我慢できない時は、その場から完全に去ることであったり、言い争いするのではなく根本の解決へと動くのです。
愚痴や悪口が運気を下げる原因となるもの
では早速、本題に入っていきたいと思います。
1,自分の身を削ることになる。
愚痴はストレスから心身を蝕み、悪口は因果によって何れ制裁を被る。
人の愚痴をまともに聞いている人のほうが、疲れたり不調にもなるほどのパワーを持っていることに気付かれたしです。
2,念がさらなる悪い状況を生む。
今の心と書いて念と読むように、念は対象となる人に届くことになり、無意識でも相手を助長させる原因を作ります。
よくいわれる「以心伝心」の如く、自分が嫌と思えば相手も嫌と思うようなもの。
3,良い人間が離れていきやすい。
誰でも人の悪口や愚痴を聞いて、いい気はしないので良い人から距離を置かれやすくなる。
そうなってくると、同じような次元の人しか関われないようになるという悪循環を生み、結果的に良い運が遠ざかることになる。
4,波動が下がることで低級霊が憑きやすくなる。
ある程度、心が健康で普通に過ごしていれば低級霊が憑くこともなく、心が不安定な状態だと低級霊に付け入られやすくなります。
そうしたことで、心身が不調になったり不運に陥りやすくなります。
5,自然と睡眠不足になりやすい。
個人差があると思うので全体とは言い切れませんが、不満や不安といったものは安眠を阻害する原因にもなりやすい。
睡眠が不足すれば、体調不良は然り心の状態も不安定になりやすく、プラスよりもマイナスなものが増えることになる。
6,言霊が運気に影響を与える。
斎藤一人さんでしたっけ。。プラス言葉は良い運を呼び込むと言われていたと思うのですが、まさしくその通りで逆も然りです。
マイナス言葉は、悪い運を呼ぶ言霊を飛ばしていることになります。
言霊とは本当に大切で、呪術的な要素も含まれているのです。
7,因果応報。
理不尽なことや嫌な思いから愚痴や悪口を言っているだけなのに、そのような思いや言動がミラー効果となり、さらなる攻撃対象になります。
それは現在の対象に限らず、相手や場所が変わっても同じような目に遭うというもの。
自分にまったく非がなくても、起こったことに動じて愚痴や悪口をいうのは、どうであれ反撃していることと同じなのです。
さいごに
『愚痴や悪口は百害あって一利なし』です。
逆にいいますと、愚痴や悪口を言わなくなることで、いままで以上に確実に運気が良くなるので、視点を変えてみて下さい。
何も変わらないと思うでしょう?。。。いい人と出会ったり、良いことが舞い込んできたり、想像以上に運気が好転していきます。
なによりもマイナスになるものを取り除いて、とにかく自分を大切にお過ごし下さい。
堪えられなかったり度を越しているようなときは、我慢するのではなく完全に遠ざかることを考えるか、白黒ハッキリつけましょう。
いつの時代も、倫理に縛られることなく、道理が優先することをお忘れなくです。
それでは、このへんで終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>