遺骨に関しては様々な見解がありますが、遺骨を粗末に扱ったり墓じまいをすると、祟りや災いが起きるものなのか現実的なことを説明していきます。
遺骨を粗末に扱うと祟りや災いが起きる?
遺骨は大切に扱わないと良くないようなことが起きると言われますが、それは誤った情報が通説になっているだけです。
つまり、迷信や印象操作というものでしょうか。。。
お墓制度が一般に広まってから、そうしたことを意識づけないと様々な問題が起きるために、遺骨を重視する説ができました。
でも、現実を考えてみて下さい。。。
この地球上に数万年前から人類が存在していたのであれば、お墓のない遺骨はどうなるのでしょう。
自然災害や飢饉や戦争などによって、遺骨が回収されぬままの状態のものは、山ほどあると思います。
ところが、実際には遺骨による祟りや災いは起きていません。
ずばり言うと、地中や水中に埋まった遺骨は数十年から100年ほどで、土に還ったり消滅していくのです。
骨の成分は、リン酸カルシウムとタンパク質が主成分ですから当然ですよね。
遺骨に関して色々と言われていますが、実際に遺骨がどうのといった問題は起きません。
それよりも、亡くなった人の念が死後に反映することはあります。
こうした念が数年から数十年以上にかけて、祟りや災いにつながるのです。
さいごに
遺骨については、遺族や近親者が心をもって故人に向き合っていれば、墓じまいをしようが祟りや災いは起きません。
遺骨とは、衣服を脱ぎ捨てるようなもの。
生まれてきて旅立つまで、魂が纏っていたものということです。
服を脱ぎ捨てて、それを粗末に扱って怒る人はいますか?というのと同じです。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。m(_ _)m