なんらかの状況から除霊を望むとき、霊能者に依頼することもあると思いますが、霊の種類もさまざまなことから、対処の方法も一律ではなく霊自体の強さも同じではないので、霊能者の経験や別の能力が除霊には関係します。
除霊などを依頼するときに、少しでも参考になればと思い説明していきます。
霊視と除霊能力は別のもの
勘違いしている人が多いので書きますが、霊が見えるからといって除霊が出来るものではありません。
この霊能力は、まったく別のもので霊視は霊能者の身体に備わったもの、除霊は基本的に神仏などのチカラを借りるものです。
つまり、除霊をしようとするとき、神仏との御縁がなければ対処も難しくなります。
霊が見えるから、神仏とも繋がりやすいと思いがちですが、まったくそのようなことはないのです。
この御縁は、一般の人と何ら変わりないどころか、お金儲けを生業にする霊能者に神仏は御力をお貸し下さらない。
神仏のチカラは、先天的に御縁をもつもの、修行によって得るものに限られ、後者は人格や目的がよくなければ会得出来ません。。
それゆえに、僧侶でも法力が使えないものが山ほどいるのです。
(法力とは、仏法を修行して得られた不思議な力・悪霊や魔を祓う力)
除霊方法は多様なもの
ひと言に除霊といっても、その種類は浮遊霊的な軽いものから、悪霊や魔などと色々です。
まったくの素人が、不動明王の真言を唱えたら、霊障がとれたということはよく聞きます。
これは、不動明王が祓ってくれたと思いがちですが、なかには先祖や背後霊が助けてくれたということもあります。
浮遊霊など悪意のない軽い霊は、一般の人でも難なく祓えたりしますが、霊能者でもそれに毛が生えた程度のレベルが大半です。
ところが、生霊・悪霊・動物霊・因縁霊・怨念霊・荒んだ眷属・物の怪・魔物といった類は、各々に除霊方法が異なるのです。
それも一回で終わるものもあれば、長期にわたるものまであります。
安易に除霊と思うかもしれませんが、法力を使うものもあれば、諭したり怒りを鎮めるといった方法まであります。
よく生霊の除霊といったことを耳にしますが、ネット上に出ている情報のほとんどが間違った方法が書かれています。
霊能者も除霊に失敗する
これ。。。めちゃくちゃあることです。
とにかく、日々経験なのですが、神仏にお願いしたのに除霊ができてないこともあり、二度三度と除霊することも無きにしも非ず。
まず、霊の種類を誤ると除霊できなかったり、お願いする神仏を間違えると効果がなかったり、霊能者の判断が必要になってきます。
だいたい、除霊前に真言など何か浮かぶのですが、暗黙のときもあります。
相談者に原因や非があったり、霊能者自身の能力が低迷していたり。。。
世の中の物事の対処と同じですが、霊能力(法力)も一度で上手くいく場合もあれば、失敗することもあるわけです。
本当の除霊は霊能者も影響を受ける
個人差があるかもしれませんが、私の場合は相談内容によっては極度の頭痛などで、ぐったりすることもあります。
一般の人が除霊できたりするレベルや悪意のない霊のときは影響もないのですが、念の強い霊はやはり霊能者まできますね。
各々違いがあるかもしれませんが、個人的には起きているときより、就寝中に攻撃を受けているみたいで、寝起きから最悪なパターンが多いです。
大した霊能力もないのに、首を突っ込むので、やられてしまいます。
私の話はどうでもよいことですが、特に怨念系の霊や魔物はキツく、生半可な能力の霊能者が除霊に関わると病気になることがあります。
最悪は死につながることも、現実としてあります。
一度、魔に生気を抜かれたときは、食べても痩せていくし、無気力で覇気がなくなり、相当ヤバかったと思います。
それは、今年にあった出来事です。
除霊の影響も色々とありますけど、霊能力のないものが中途半端に首を突っ込まないほうが、身のためと啓示させていただきます。
さいごに
少し霊能者と除霊事情について、書いてみました。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>