神社でお祓いといいますと、まず思い浮かぶのがお宮参り・七五三・厄払いのほかに何かの節目などでしょうか。身近でありながらも、このお祓いの意味や効果がどのあたりの範囲まであるのかご存知ない人も多いようですので、あとで後悔したり神様に対して効果がないなどと思われないために説明していきたいと思います。
神社でお祓いする効果の範囲
見出しに書きましたが神社でのお祓いといいますのは、お宮参り・七五三・厄払いのほかに人生の節目などにするものです。
たまに耳にしますのが神社でお祓いしたのに、何も効果がなかった・大変な出来事に遭遇した・不幸なことが続いたなどをと聞くのですが当然といえば当然のことなのです。
神社でお祓いをお願いするのは、厄災から守ってもらったり罪や穢れを心身から取り払ってもらうことなどを意味するからです。
この穢れ(けがれ)の意味ですが、神道でいいますと死・血・悪い行ない・邪気などのことです。
たとえば悪い行ないをしてしまって神社でお祓いしてもらったとしても、その因果は消えることがないわけですから、その結果は悪く現れて然りということです。
何らかで人を傷つけてしまって悪いことをしたと反省したところで、その人が許してくれない限り恨みや憎しみは続くわけで、お祓いしたことによって自分自身の悪い心を一旦きれいにしてもらうだけでケースによっては災いを受けても仕方ないことになります。
何も効果がなかったと思う人も多いようですが、神社でお祓いすることで継続して変わらない生活ができたり人によっては病気にならなかったりすることにも影響するわけです。
本当はこの毎日変わりない生活ができることほど、ありがたいことはないのです。
3度のご飯が食べれて屋根の付いたところで寝れることが基本の幸せというものです。
しかしなかには不運や不幸に遭遇する人もいると思うのですが、それは宿命であったり運命であったりカルマ(因果)などですから、いくら神社でお祓いしたところで来るものは来てしまいます。
お祓いというのは心身を清めるため(清浄)にするものとお考えいただければと思います。
このあたりを、よく知っていただきたいところで説明しました。
お祓いは除霊に効果はない
たまに勘違いなさられている人もいるようですので、書かせていただきましたが霊に対してお祓いの効果はまったくありません。
よくサイトなどで「不浄のものを清浄する」などの意味から間違えるようですが、もし神社で祓うことができたとしても神社を出た時点で再び取り憑いてしまいますので効果がないということになります。
ですので除霊などの場合は霊能者や祈祷師などにお願いするかたちになります。
お祓いの感じ方について
冷めた人がお祓いに行かれると何も感じなくて、神主さんがサラサラっとお祓いをするときに振る棒(大幣=大麻=おおぬさ)が頭の上あたりを通るだけに感じるものです。
神仏的なものは基本的には、あまり実感ができないほうが多いと思います。
日常生活で例えるならお風呂に入ってスッキリするような感覚がわかるのに、体感できないのがこのお祓いにあるような感じです。お風呂というのは肉体が感じて脳に伝達して体感するのですが、お祓いの場合は霊的な部分でスッキリするような感じと申しましょうか・・。
神前の行為の例えが悪すぎて恥ずかしいですが感覚的なものの例えとして流して下さい。
また別の機会に人の肉体と霊が一体という記事は書くつもりでいます。
さいごに
今回の記事はご存知の人もおられると思いましたが間違ったままの意識でお祓いなどをして、神様の存在を否定するのは寂しいことなので書かせていただきました。
少し簡単な感じになりましたが随時更新していくようにしたいと思います。
では、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>