これを書くにあたりまして、自殺を助長しているものではありません。しかし世の中に間違った情報が一部にあり、自殺したら地獄という認識は間違っています。地獄という場所に行かなくても、代わりにちがう状態が待っている本当のことを詳しく説明していきます。
自殺しても地獄ではない世界
死後の世界というと、イメージがわかないのが普通だと思います。
これを書いている私も自殺した状態で書いているわけではないので、地獄を見てきたわけではありませんが、実際に自殺霊とやりとりしてきた体験などから説明しています。
たまに自殺したのに生き返ったというような体験談なども目にしますが、臨死(生きている状態で死を体感すること)がすべてではありません。
まず人は死ぬと暗い空間をさまよう形になることがケース(おそらく自殺や事故など)によってありますが、本来これが地獄のような空間であるのではないかと推測します。
この暗い空間というのは、本当に真っ暗闇で音も聞こえない状態です。身体もなかば浮いているような感覚で怖い世界です。この時には痛いとか苦しいというのはありません。
その真っ暗闇を地獄のような世界と認識されている人もいるようですが、このような状態は長くは続かず一時的なものになります。これが一部でいわれている所以でもあります。
完全に死後の世界に入ると
まずはじめに感じるのが、自分が本当に死んだのか分からない状態になります。
意識や苦しいとか悲しいとか生きていた時と感じが何も変わらないために、このようなことになり訳がわかりません。
自殺した人に多く見られるのが、自分が死んだことに気が付いていなくて、自殺して死んだあとも何回も自殺しようと電車に飛び込んだり・ビルから飛び降りたりを繰り返すものも少なくありません。
しかし、そのうちに自分が死んだことに気付きます。
そこからが、霊の世界で過ごしていくことになるわけですが、先にも書きましたが意識や苦しいとか悲しいといった感情も生きていた時と何も変わらないのが現実です。
それどころか、自分の気持ちが沈んだ状態とかテンションが低い状態で自殺してしまっているので、ほかの寿命で死んだ霊たちと波長が合うことがないので、孤立してしまうといった状態になってしまいます。
当然ですが、ほかの自殺した霊との接触なんてあることもないので寂しさが増します。
世間ではいろいろ言われていますが、実際はこのような状況を自分で作ってしまったことが原因で、死後の世界は結果として苦しむことになるわけです。それに加えて霊の階層が低い階層にあるために、なかなかそこから抜け出せなくなります。
自殺した死後の世界での毎日
霊になってしまうと、生きているときみたいに肉体がないので寝ることがなくなります。
霊が深夜の丑三つ時に多く現れるのも、睡眠という行為がないために24時間起きているので、寝て少しでも気持ちを切り替えたり嫌なことを忘れることができなくなります。
人間が何かに悩んだり苦しんだり悲しんだりする感覚を想像して欲しいのですが、その渦中にあるときは、家族や友人といてる時や映画を観たりしているときに少し忘れることができても、このような感覚自体が深ければ深いほど消し去ることは出来ないですよね。
これが何かで紛らわすことができないのが、自殺した死後の世界の毎日になるわけです。
死後の世界では、家族や友人は生きていて住む世界が違うし、先に他界した先祖や親族や友人とも波長や階層が合わないために会えない状態が続くことになります。
そのうえ自分の思念(心に思うこと・思い考えること)が限られてしまうために、やはり自殺しようとしたときの感情が押し寄せてくる毎日が続きます。
ここで言い忘れましたが、死後の世界というのは思念が中心の世界であるために、どんな死に方をした人も、思念が強くなります。そこまで深い思いや感情をもって死ななければ、死後はどんどん良い方向にいき、生きていたときの人間の世界より楽な過ごし方ができるようになります。
良い方向や楽な過ごし方というのは、人間というのは病気になったり痛みがあったり、お金の心配をしたり人に対して問題が出たりしますが、死後の世界という霊になってしまえば、そのような悩みや苦しみから一切解放されるからです。
いうなれば、いま生きている方が問題が多い世界にいてるということです。だからといって自殺をしてしまうと、死後の世界に尾をひいて長く苦しまないといけないので、深く考えた方がいいと思います。
自殺で死後苦しむ期間
ずばり申しまして、いま生きている数倍~数十倍の期間は苦しむことになります。
まだ寿命まで50年あるとしますと、約100年~約1000年ぐらいになるかと思います。これに大きく個人差があるのは、それほど思念を切り替えるのが難しい世界に入ってしまうからです。
今世で死のうと切り替え出来なくて死ぬのに、死後の世界で切り替えようとする方が、よほどハードルが高くなると思って下さい。
いわゆる、これが地獄の様相の世界でもあるのですね。
さいごに
今回は自殺をしたら地獄にいくのかということを書きましたが、地獄というところには行かないということを説明させていただきました。
これを書くにあたり、自殺霊と直接話してきたことを参考に記しました。
自殺するより開き直って環境を変えるなりして、直面していることをやり過ごす方が楽なように思います。
では、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>
ゼミ 様
ご感想に感謝いたします。
こちらこそ、ありがとうございました。
とても良いお話でした。
ありがとうございました。