生きていたら誰もが一度や二度は嫌な思いをし、時にその感情を相手に向けてしまいます。しかし恨みや憎しみの感情は相手だけでなく、自分にも災いを起こす点火剤になりかねません。感情のひとつですから、持ち合わせていて当たり前な恨みや憎しみという感情ですが嫌な思いをしたにも関わらず、自分に災いを起こすとはどういうことか説明していきます。
恨みや憎しみの感情は邪気を引き寄せる
私のなかで邪気というと邪鬼なのですが、これは霊媒体験から霊や仏たちが言っていたことから、そう呼ぶのですがあえて邪気と書かせて頂きました。
この邪気の意味というのは、すなおでない・ねじけた気持ちや性質・悪気・人の身に病気を起こすと信じられた気というものです。
私からしましたら、邪気も邪鬼(祟りを起こす神・もののけ・怨霊の意味)の両方を引き寄せてしまうと解釈してもらいたいところです。
この邪気というのは、マイナスのエネルギーですから恨みや憎しみの感情を持つということは既にマイナスのエネルギーの影響を受けている状態ということになります。
このマイナスのエネルギーを持ってしまいますと、数々の悪影響を及ぼすことになります。この悪影響にはどんなものがあるか次の項で説明するといたしまして、もうひとつの邪鬼を引き寄せてしまうということについて説明を続けます。
邪気自体はマイナスのエネルギーですから、大まかな解決方法が存在しますが邪鬼については怨霊系の霊になりますので、少し勝手が変わってきます。
なぜ憎しみや恨みの感情を抱くと怨念霊が寄ってくるのかと申しますと、すべては波長が合ってしまうからなのです。怨念霊といいますと、怨み・憎しみ・妬み・恨みなどの感情が強烈にひどいために霊となっても、この世に執着して存在しているわけです。
そこで先ほど触れました、恨みや憎しみの感情の波長と合いやすくなるわけです。
じゃあ波長が合って同調してどうなるのかといいますと、一緒になって憎んだり恨んでいる相手に攻撃してくれるのかというと残念ながら協力的ではないんです。
では波長が合うとどういうことになるかといいますと、そのようなマイナスの感情を持った人に寄り付いてきますし、最悪の場合は取り憑かれてしまいます。
怨念霊が寄り付いてしまいますと、感情のコントロールが乱れネガティブな感情になったり体調に異変を感じたり、恨みや憎しみの感情を消化することが難しくなります。
すると、ネガティブな状況が続いて何をやっても上手くいかなくなってしまうといったことに巻き込まれてしまいます。
ということで「ちぇっ腹立つ~」ぐらいに留めて、こういった恨みや憎しみの感情は持ち続けないようにして下さい。
邪気を持つことで起きる悪影響
イライラしたり落ち込みやすくなる
肩こりや腰痛や身体の不調が現れる
なぜか元気がなくなり身体が怠くなる
何をやってもうまくいかなくない
思考がネガティブになりやすくなりますが、これは上記の状態になるので色々なところに悪影響が出始めた結果といえそうです。
邪気は取り払っていける
邪気については、まず精神の安定を図ることが一番ベストだと思います。
巷では粗塩がいいとか掃除などが良いとされていますが、何をなさられるより精神の安定を図るために規則正しい生活を心掛けることです。そのうえで食事にも気をつけて極力ジャンクフードは避け肉食中心よりは野菜中心の食生活を心掛けるのがベストといえます。
そのうえで、ほかのスピリチュアルのサイト様や関係する本に書かれているような粗塩を使った空間の浄化や塩風呂や酒風呂などといったことをするのがいいでしょう。
香りもモチベーションが上がる材料として、自分の気に入った香水やお香や芳香剤などを使われるのはメンタルに作用するのでいいと思いますが、香り系というのは人間の嗅覚自体が香りに慣れてしまう習性があるので長続きはしにくいものではあるのですが‥。
そういった情報を活用しながらメンタル面がネガティブな思考にならないように、たえず意識して楽しいことを考えたり面白い漫画やビデオを観たりして気分をあげるのもオススメです。
新しいことにチャレンジするのも思考が前向きになるためいいかもしれません。習い事でも旅行でも神社仏閣などのパワースポットに行くのもいいと思います。
このようなことが、邪気を払ったりネガティブな状況から脱出できる手段です。
恨みや憎しみの感情にもう一点
先ほどにも触れましたが、邪鬼というのは怨念霊になりますので吹けば飛ぶ浮遊霊とは違って取り憑かれると厄介です。怨念の塊のような状態なので簡単に浄霊とはいかないので邪鬼に取り憑かれないように前項のような邪気を払うような生活を心掛けましょう。
まず波長を合わせるようなネガティブな感情を抱き続けないことです。こうすることによって邪鬼に近寄られることも取り憑かれることもありません。
それと最後に、このようなネガティブといいますか怨念系の恨みや憎しみが強いと勝手に生霊になって相手に飛ぶ場合があります。よほどの念が強くないと飛ばないですが、生霊が飛ぶというのは飛ばした方も良いことはありません。
良いことがないといいますのは、本来飛ぶはずもない魂である霊が肉体から離れて飛ぶという行為は身を削るといわれています。自分はなんともないと思っていても、その影響は受けると考えられた方が賢明かと思います。
だから人を恨むのも憎むのも、なにかしら自分にも良くないことが返ってくるかもしれないと感情のコントロールをするようにして下さい。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
このように無意識に自分をダメにしていきます。自分の意識でそう思っていなくても、このような要素が自らを落としていく結果になってしまうという話でした。
私にも、そのような感情が芽生えた時がありましたが、頑張って抑えたことがありました。やはり色々知ってしまうと怖いですからね。
人って行動を起こさなければ、思うのはなんぼ思っても大丈夫ということを聞いたことがありますが、実は思うことも行為のひとつですから、あまり良からぬ思いは思いであっても避けた方が無難です。
それゆえに「思考は現実化する」ではないですが、思考や妄想は軽いものではないといった結果を生みます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>