お世話になった親が他界すると悲しかったり寂しかったりしますが、そのような状態でどのように供養をすることが大切なのかということをお伝えしたいと思います。
はじめに
供養については、これまで過去記事でも書いてきていますので、今回はサラっと大切な部分だけをピックアップして説明していこうと思います。
他界した親は死後も子を想う
自分を大切に育ててくれた親・接し方は上手くなかったけど自分のことより子供を優先してくれた親・貧しくても一生懸命に育ててくれた親など親子関係も様々だと思います。
もちろん、逆に毒親系も存在しますが。。。
しかし。。。生前は親の存在も鬱陶しかったり・ワガママばかりで困らせてしまったり・感謝さえしなかったなど、旅立ってから後悔することも多々あったりします。
人間って目の前の有難さに慣れると、感謝を忘れて当たり前になりがちな生き物というのは一般的なことです。
しかし親子の縁は、たとえ親が旅立っていても続いています。
いつまで経っても、棲む場所が違っても、親の気持ちは生前のままです。
死とは、肉体がないだけで魂は生き続けています。
子供のことが心配で、そこに必要な人や霊能者を探したり導いたりしますが、二転三転しながら他界した親や背後のものが見つけた人や霊能者にたどり着くことさえあります。
親の供養でもっとも大切なこと
他界した親に限らずですが、供養とは豪華な仏壇やお墓なども戒名も故人にとってメリットになるものは何ひとつありません。
物質的なものや形式といったものに拘る(こだわる)ことはないのです。
拘っているのは生きた人間だけであって、自己満足の域でしかないもの。
これらは人間の都合で作ったもので、ブッダなどの教えを引き継いでいるものでもなければ、見えない存在が言葉を降ろして指示したものでもないということです。
じゃあ。。。供養って何?になりますが、供養は『心』です。
今回は、他界した親のことを書いていますので、どのように供養すれば良いのかということを続けます。
◎普段から『心』で親のことを想ったり意識する。
◎生死関係なく何回でも感謝を素直に伝えていく。
◎他界していても、自分のことで心配かけないようにする。
◎深く悲しみ続けることは親も気掛かりなことを理解する。
◎間違った行ないは、親も心配する種を生む。
※一見、供養には関係のないことばかりと思うかもしれませんが、これらは何よりも大切なことであり、親が子を思う気持ちは幾つになっても何年経っても同じだということです。
さいごに
故人に関する慣習は、各々が判断して行なえば良いものです。
親の供養で何よりも大切なことは、形式や儀式ではないことをお伝えしました。
こうしたことは、親の立場に立って考えてみればわかると思います。
それでは、このへんで終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。m(_ _)m