自殺をしますと苦しみが倍増することが往々にしてありますが、ずっと苦しみ続け個人差があっても魂は救われないのかといったことなどを説明させていただきます。
はじめに
一般的に自殺をすると地獄に行くと言われたりしますが、この地獄に行くから苦しむのかといえば現実はそうではありません。
自殺したら死後に解放されて楽になることはなく、苦しみが付き纏います。
苦しみが付き纏うといっても、自殺した魂の状態によって差が出ます。
それは、私たちと同様に個人差があるためです。
もちろん、自殺する原因や動機となったものに拠りけりでもあります。
自殺した魂は救われないのか?
自殺しても、各々の性格や魂の状態や動機などによっては早期に救われるものもあり、数百年苦しみ続けるものもおります。
これが自殺した魂の現実で、すべて同じではありません。
ただし自殺で魂が救われるには、自立する要素が必要になります。
ここでいう自立とは、最終的には自分のチカラで立ち直らないといけないということです。
難しいですが、それさえ出来れば自殺しても魂は救われる方向に向かいます。
自殺した魂が苦しみ続けてしまうのは、何度も何度も自殺の原因や動機を回想してしまうからであって、自分のなかでそれを消化し乗り越えられないことにあります。
たとえば、愛する人が自殺してしまって遺族や恋人が悲しみの状態から、スグに乗り越えることが出来ないのと同じようにです。
自殺した人のほうが、それの数倍苦しかった状態ではありますが。。。
どうしたら救えるの?
自殺した魂を救う手立ては、一つではありません。
頭痛や風邪には、このクスリというように決まったものはないのです。
自殺した人の性格・状況・環境・原因・動機などが違うように、魂の状態も考慮せねば救えるものも救えません。
たとえば、精神疾患を持った人や深く落ち込んだ人に対して、寄り添って励ましたり同情して救えましたか?ということです。
スピリチュアルな情報を見ると、○○の神仏が自殺した魂を救ってくれるようなことが書いてありますが、じゃあ他者が祈願して精神疾患や失意のどん底の人はナゼ救えないのですか?になるのと同じです。
その魂の状態に応じて対応を変える必要があり、霊能者であれば状態を図ってからでないと神仏の御力は借りないのではと思います。
少なくとも私は、各々の状態やヒアリングの内容によって判断していきます。
ただ言えることは、自殺した魂を救うために有効なのは、遺族や恋人といった近親者の心の供養や祈願が魂を救うための実を結ぶことになります。
イチから他力本願するのではなく、霊能者などからアドバイスを受けながらコツコツと時間をかけていく気概は必要だと感じます。
大切な人の魂を救うために、我慢も前向きな気持ちが必要なこともあります。
答えが一つではないので、このようなお答えになります。
さいごに
自殺した魂が早期に救われるか否かは、自殺した本人のチカラが必要です。
そこに遺族や近親者の想いは、魂の支えとなり前を向く一端を担うものになります。
自殺といっても様々なので、これから少し関連したものに触れていこうと思います。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>