真面目に生きていても報われない、一生懸命頑張っても評価されない、真面目に生きることが良いことなのかバカらしいものなのか、スピリチュアルな観点をまじえて説明していきます。
はじめに
当ブログで、このような課題を取り上げるのは、真面目な人ほど様々な悩みを抱えることが多いためです。
正当に評価されないだけでなく、利用されたりイジメに遭ったり精神を病んだり、そうしたことに少しでも役に立てれば幸いの思いです。
そこで、真面目の何が良くて何が問題なのか、真面目に生きることについて書かせていただきます。
真面目とは
真面目を、ひと言で表すと『誠実』です。
どんな人かといえば、責任感が強く、約束やルールを守り、物事に真剣に取り組むタイプだったりします。
ここに、能力の差は必要としない。
本来、人間の世界では、誠実で信用のできる存在であるがゆえに、必要不可欠な人種といえましょう。
真面目に生きると損する?
ズバリ書きますが、真面目は損することの方が多いです。
なぜ、損をするのか?というと、真面目さを評価できる人が少ないことも原因です。
ほかにも色々な要因はありますが、まずコレが一番です。
だからといって、すべて相手や周りの人に非があるかというと、それも違います。
どういうことかと言いますと。。。
『真面目』と『不真面目』の中間には『普通』があるように、真面目というのは偏った(かたよった)性分でもあるからです。
儒教の中心的概念のなかに、『中庸』といった偏りのない調和のとれた生き方こそが人格者であるとされているぐらいなんです。
つまり、過不足なく偏りのない生き方が良いわけです。
もっとわかりやすくいえば。。。
真面目というのは極端であるので、もっと適当に生きても全然よくて、そのほうが楽だし評価も上がったりするものです。
なかなか変われないと思いますが、意識して性分を切り替えていかれるのが良しです。
真面目が損をすること
真面目な人は、普通の人より損をしやすい部分をあげてみます。
1,臨機応変に対応することが苦手
他人は自分と考えや視点と異なることが多いので、想定外や予期せぬ対応を強いられることに戸惑ったりストレスになる。
2,人に利用されやすい
真面目であるがゆえに、頼めば無理してもやるだろうと思われがちです。
3,いじめの対象になりやすい
モラル(ルール・道徳・倫理感)などを守る意識が強いため、文句をいったり反抗しても控え目なことから、攻撃対象になりやすい。
4,ストレス・精神を病みやすい
真面目な人というのは、自己肯定感が低い傾向にあるため、何が正しいのかギャップに苦しんだり我慢しすぎるために心が壊れやすい。
5,普通の人より疲れやすい
同じ作業を行なっていても、真面目に一生懸命取り組むため、周りの人よりも余裕がないぶん疲れることになる。
自分なりの気遣いも他者よりも多いことも、疲れる原因になると感じます。
6,評価されにくい
人の評価は行ないよりも言動や雰囲気を重視する傾向にあるため、真面目ゆえの発言が行ないを打ち消してしまう恐れがあります。
頑張りに対して、徒労に終わることが多いと感じます。
これから改めた方が良いこと
個人的に思うものですが、参考になれば試してみて下さい。
1,仕事は6割の能力でする
マラソンではないですが、全力で走らずに周りの人のスピードに合わせながら走るように、常に周りの動き(程度)に合わせる。
2,家族、恋人に依存しない
家族や恋人を愛することと、依存して誠意を尽くすことは別物と考えるべきです。
3,自分を大切にする
自分あっての明日です。真面目が災いにならぬよう無理は禁物です。
4,柔軟さをもつ
人間は十人十色ですから、極端な考えをしないように心掛ける。
つまり、固定観念に捉われず、変化に応じて積極的に対応できるような心を持つ。
5,要領よくする
状況によって常に優先順位を考え、抜くところは抜いて結果往来にする。
まじ目立たなければ、手抜きや横着しても構わないので、要領をかますようにしていく。
6,開き直ることもやってみる
真面目な人は開き直ることが少ないので、開き直ってみることで違う視点をみることになるので、是非お試しあれです。
真面目過ぎな人へ
真面目な人は我慢しがちなので、精神に負担が重なってきたと感じたら。。。
◇ 我慢せずに、早急に休むか転職をすべきである。
◇ 自分の身は自分で守り、心の健康をコントロールする。
◇ 開き直りの精神は必ずもっておく。
◇ 周りの人や仕事のことは、二の次で構わない。
◇ 自分の人生は自分が主役であり、ほかはない。
◇ 周りの目は一切気にするものではない。
さいごに
時代の変化とともに、真面目に生きることが、どんどん難しくなってきていることも事実です。
真面目な人ほど悩み苦しみ、精神を病んでしまったり自死されたりが現実です。
偏った性分とはいえ、とても評価に値する素晴らしさをもっているので、少しでも救われるようにと願ってやみません。
イトケンも元々は真面目過ぎる性分でしたが、十代ごろからいい加減に生きようと決めて方向転換してきたものです。
恥ずかしい話、めっちゃ適当な人間と思われるようにもなりましたが、普段そうでも根本の真面目さは残っていたりします。
どうか脱真面目な人が増えますように、との思いから書かせていただきました。
また、ブログの構成が勝手におかしくなっていますが、なかなか自分で修正できないので、放置したまま続けていきます。
ワードプレスというブログは設定が難しくて性に合いませんが、独自性が保たれるのでご不便をおかけしますがお許しください。
それでは、このへんで終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>