生霊に対して素人でも対処できるものもありますが、ネットなどの間違った情報でやってしまうと逆効果になることもあります。そこで素人であっても確実に効果を見込める生霊の対処方法と効果を望めない生霊の封じ込めについて説明していきます。
はじめに
これまでに生霊について書いてきましたが、あまりにもおかしな情報が飛び交っているので、あらためて生霊について書いていこうと思います。
生霊というのは念の強い霊であり主に恨みなどが影響して、飛ばしている本人は意識をしていないことが多いものです。
このようなものを祓ったり封じ込めることが出来るのは、ごく一部の霊能者でありスピリチュアルでお金儲けをしているような人たちには存在しないのが普通です。
たまに生霊に対して一部の人が天然石やグッズで祓うことができると書いていますが、これこそ人の弱みにつけ込んで商売している確かなもので、スピリチュアルの場合は人気のブロガーだから本物と信じ込むことは早計としかいえないものがあります。
ということで間違った情報に惑わされないように、個人でも出来る生霊の対処方法と生霊の封じ込めが簡単なものではないことを説明していきます。
素人でも出来る生霊の対処方法
霊というものは様々なものがいまして、浮遊霊のように憑いても個人で簡単に祓うことが出来るものから、専門家に依頼しないと解決できないようなものまで存在します。
そのなかで生霊というレベルを以前記事にしましたが、生霊というものは怨念系レベルの霊と似たところがあります。
そのようなものに対して霊験のない素人がネットの情報を信じて無闇に対処しても焼け石に水といった結果になりますので、やらないよりやった方が良いということはありません。
この生霊の霊障も様々ですが、生霊と判断する材料として普通の霊と違う決定的なことは、あるとき突然に霊障が起きたり急に霊障がおさまったりといった不規則に起きることが一般的といえます。
これは怨念系の霊と違って、生霊を飛ばしている人の念が何らかの状況で対象の人のことを意識しないと現れないことであったり、比較的にですが真夜中といった就寝時に霊障が現れることが少なめと感じますが、相手によっては真夜中に霊障が起きることも当然あります。
それでは、これから誰にでも出来る生霊の対処方法をお伝えしていきます。
[wp-svg-icons icon=”pencil” wrap=”i”] 一般の人が確実に出来る生霊の霊障を抑える方法は、生霊を飛ばしていると思われる人のことを意識しないことが最善の方法です。
意識しないというのは、普段から自分の意識に入れないことであり会話にも上げない徹底したことが大切になります。
これは人の念というのは微量であっても相手に届くもので、以心伝心といった諺(ことわざ)のように人の念は相手に届くというのが事実だからです。
生霊が飛んでいるときや頻繁に霊障を受けているときには、わずかな意識が大きな影響を受けることにつながりますので絶対に意識しないことが大切です。
[wp-svg-icons icon=”pencil” wrap=”i”] もし生霊を飛ばしている人が特定できるような場合は、その人に謝罪できるなら謝罪し許しを乞うことであり、恨みに変わっている原因が分からなければ話し合ったりして原因を見つけ謝罪し解決することは生霊の根源を消す方法といえます。
生霊は主に恨みなどが霊的なものに変わる念霊というもので、その元となる恨みを鎮めることは生霊自体が飛ぶことがなくなるということです。
これは生霊でなくとも、私たちのようなものが念の強い霊に対して説得から始める手段にも似ているものです。
一方的であっても怒りの強いものを説得することは本当に難しいことで人間社会でも同じようなものですが、このことは人間も霊も同じだと認識して欲しいと思います。
これらは生霊に対して大袈裟な行為を行なうよりも最も効果があるものです。
個人的に強い念を持たれたときに、人間同士ならどのようにして解決をはかるのが良いかを考えて行動するのと同じように考えることが望ましいのです。
霊も様々ですので一辺倒な思考や手段で叶うものではないですが、少なくとも生霊に対して素人でもできる対処方法としてあげさせていただきました。
生霊の封じ込めについて
スピリチュアルな世界の情報は他者の引用が多く、経験がないのにあたかも本当のことのように発信している人が山ほどいる世界です。
不動明王真言と生霊返しなどもそうですが、不動明王様と普段から接していないのに仏様は都合の良い存在のように書いている人の方がおかしいのです。
私からしますと、これらも失礼極まりないとしかいえなく、仏様たちを便利屋か何か勘違いしているのでしょうか?
たしかに仏様は慈悲深く厳しい面をお持ちなのは間違いのないことですが、個人が巻き起こした出来事の尻拭いをするための存在でないことも然り、何事も今世の修行なので自分で解決をすることが大切です。
仏教の世界も礼節や儀を通して、はじめて仏様から祈りに対して御利益を頂けるものです。
少し愚痴のような感じになりましたが、生霊の封じ込めについて説明していきます。
生霊の封じ込めといったことは、おそらくネットに書かれている人のなかに出来る人はいないことでしょう。
それは仏に仕える僧侶や阿闍梨であっても我欲のあるものは同様です。
生霊や怨霊などを封じ込めることが出来るのは、法力を使えるものでないと無理です。
法力とは、仏法の威力・または仏教修行によって得た力のことをいいます。
つまり個人の能力で生霊の封じ込めが出来るものではないということ、もし個人が生霊を封じ込めることができる能力があるのならば、将来において霊によって命を取られてもおかしくないことに繋がる可能性があります。
私がまだ霊的な経験が浅い(?)ときに不動明王様に生霊を祓ってもらったことがありますが、本当に一瞬で戻ってきたことがありました。
数回お願いして祓うことをしましたが、結果は同じだったことがあります。
このように生霊というものは祓っても戻ってくるので意味がないものになりますし、生霊を封じ込めることも一概に霊障を受けている人の方だけを原因も聞かずに擁護する訳にはいかないといったことにもなります。
こういったことから生霊の封じ込めというものも、あまり期待出来るものではないということです。
さいごに
これまで生霊について書いてきましたが、あまりにも生霊に対して曖昧な情報が多いので記事にしてみました。
生霊は、念の強い人や弱い人がいるように見た目では分かりにくいものです。
普段から人に恨まれるような行動や言動をしないように気をつけ、相手の立場になって考えていれば生霊と関わることは避けれるものと思います。
それではこの辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>