不慮の事故や事件や病気によって大切な人が亡くなったとき・余命宣告を受けたとき・死を意識したときなど死後の世界は誰にも分からないものですが、死の瞬間まで痛みや苦しみに堪えて死んでいかないといけないのか、その痛みや苦しみは死後も続くのか、それとも死後の世界はまったくちがうものかなど、霊媒体験から見た死者の霊の姿を含めた根拠をもとに説明いたします。
死の瞬間と死後の痛みや苦しみの真実
今回説明させていただきますのは、肉体的な痛みや苦しみの部分について説明していきますので精神的なものについての苦しみは一部だけになります。
いろんな情報があって未知なる部分でもあるところですが、死の瞬間も死後も基本的には痛みや苦しみは感じないものです。
ここで基本的にと書きましたのは、ごくまれに痛みや苦しみが継続するものがいますので基本的にという表現にさせていただきました。
現実といいますか本当のところは痛みが続くことも苦しみ続けることもありません。
では、なぜこの痛みや苦しみを感じるものが存在するのかといいますと、死後の世界が思念が中心であるためにこのようなことが起きるのですが、死の瞬間というより死の直前の痛みや苦しみなどの思いを引きづってしまっているに過ぎません。
では、なぜこのようなことが言えるのかを次項で説明したいきます。
死の瞬間に痛みや苦しみを感じない理由
よく死の瞬間に唸っていたとか、まだ息があったということがあり普通に考えると痛みに堪えてるのではないか、苦しいために声にもならないものが出ているのではないかと思ってしまいますよね。
ところが実際には幽体離脱が始まっていることが多く、まわりからは本人の意識が感じられることがあっても肉体だけの範囲で反応しているのです。
よく聞く意識不明の状態も同じようなのものといえるでしょう。
これらの状態にあるときは痛みや苦しみから脱していて、本人の肉体から感じる感覚はなくなっています。
よくありますのが、まわりは唸っていたなどと言うのに対し本人は暗闇を彷徨っていたなどということがあるのです。
死の淵を経験した人でないと分からないと思いますが・・・。
原理でいいますと、肉体につながっている魂(霊)が抜けると(スピリチュアル的にいいますと紐が切れる)と死を迎えることになるのです。
こうなってしまいますと、どんな人でも生還することはなくなってしまいます。
このような状態つまり死の瞬間というのが痛みや苦しみを感じない所以なのです。
生者(生きている人)でも普通に幽体離脱をして霊の世界に行っているのですが、この場合は前述の紐がつながった状態で霊の世界に行っていて、何事もなかったように肉体に帰ってこれるのですが、死を迎える人はこの紐が切れてしまうといった違いがあります。
死後に痛みや苦しみがない理由
私の書いてきた記事にも幾度となく説明してきているのですが、死後に痛みや苦しみがないというのは、単純に霊になれば肉体がないから感じたくても感じれないのが事実なのです。
これは事故や事件にて命を奪われても、自殺で電車に飛び込んでもビルから飛び降りても死後も痛みや苦しみが継続することはありません。
そこで前項で申しました稀に痛みや苦しみを感じるというものがいるというのも事実ですが、これは思念がそうさせているだけで実際には妄想が肥大した域でしかないのです。
しかしこのようなものは、実際に痛みや苦しみに喘ぎ続けるといったほど思念が影響するのが死後の世界であり霊の姿なのです。
このことだけでも多少はお分かり頂けたかと思うのですが、少し実際に霊と関わってきたものも加えておきます。
私が接してきた霊のなかに、事故死や自殺・怨念系といった未浄化な霊などと関わってきましたが偶然なのか一度も痛みや苦しみ(身体的)を表現するものは存在しませんでした。
みんな困っているのは精神的なものが多く、悪霊系であってもクセはキツイものの身体的なものに問題はありませんでした。
このようなことからも、死後の世界で痛みや苦しみというものからは解放されると考える方が自然であり普通であるということです。
死後に痛みや苦しみから解放されないものたち
このものたちが存在するといってきましたが、このものたちもずっと痛みや苦しみ続けるのかといいますと、いずれ気付いたり気付かされるときがきます。
このようなものの気付きというのは案外に早くて、思い込みでしんどくなっているだけなので自己の死や霊の世界を認識してくることによって、これらからは解放され楽になります。
突然に大切な人を亡くされ人からしましたら、まだ痛みや苦しみから解放されていないのではという思いをもつかもしれませんが、これこそ気付くことによって解放されるので心配はありません。
これらは時間が解決してくれるといったもので永久とは無縁なものです。
さいごに
霊媒を介してですが、多くの霊と関わってきたことからも死後に苦しみ続けることも痛みに堪えることもないということがいえます。
死後のことですから未知なることで恐怖を感じたり不安になるものですが、いまを後悔なく生きていれば比較的ですが平穏に過ごせる世界でもあります。
大切な人や愛する人が死後の瞬間や死後も痛みや苦しみがあると思われて、心を傷まれてこられた人も少なくないと思いましたので記事にさせていただきました。
では、この辺で終わります
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>