霊媒師といいますと自分の身体に霊を憑依させて話をすることですが、これについては本物であるのかニセモノであるのかを見分けることが、これから説明することを知っていれば比較的簡単に見抜けるものだと思います。数々の霊媒体験をしてきたからこそできる、本物の霊媒者を見分けるコツを伝授させていただきます。
霊媒師に霊が憑依すると
たとえば依頼者が亡くなった自分の子供と話したいとします。すると霊媒師は、その子供の霊を呼びよせ自分の身体を使って話をさせるのですね。
ここに一番見分けやすいポイントがあります。
それは、いくら霊媒師が大人であっても憑依した子供が話すことになるので、生前の子供のままの口調になり雰囲気も生前のままです。それを体験されると目の前に亡くなる前の子供がいるような感覚になると思います。
このときの口調や雰囲気やクセなども生前のままですし、寸分の狂いもないことが本物の霊媒師ということになります。亡くなっても霊としては死んだ以外は何も変わりません。逆に無口な子供なら無口のままですけどね。
これについては、違和感があってはニセモノということを断言して言えます。
これには、わたしが霊媒体質な人たちと接してきて、偶然そのような体験をいくつもしてきたから、このようなことが言えるのです。
霊媒師が苦手なものでも憑依霊が優先する
ちょっと分かりにくい題名を付けてしまいましたが、これは霊媒師は霊媒となって自分の身体に霊を憑依させているので、そのあいだは霊の好みなどが優先するといった意味です。
たとえば亡くなったお父さんの霊を憑依させたとしますと、そのお父さんが酒が好きでタバコも吸うとします。しかし霊媒師の人はお酒もタバコも嫌いとしましても、霊媒師に憑依しているのが、お父さんのあいだはお酒を渡せば飲みますしタバコも吸います。
そのあと、お父さんが霊媒師の身体から抜けていっても、霊媒師は酔うこともなくタバコを吸ったあとでも平然と普通にされているのが普通なのです。
このように霊媒師が霊媒となって身体を霊に預けている間は、霊媒師は自分自身が抜けて霊になった人の嗜好などが優先されるかたちになるので、このあたりも判断基準として有効ではないかと思います。
わたしは霊媒に憑依した霊とお酒を飲んだり、タバコ(男性ならご存知かと思いますがピース)を勧めたりしていましたが、霊媒になったのは女性でしたが霊が抜けた後は何もなかった状態ということが、しばしばありましたので間違いなく検証済みといったところでしょうか。
霊の訛り(なまり)や外国語はそのまま
テレビなどで霊媒師が霊媒となって霊を憑依させるといったことが以前よくありましたが、あれも疑わしいものがありました。
方言の強い地方の人だった霊は、霊媒に憑依しても訛りもそのままです。外国人の霊の場合は、外国語を話すのが普通であり霊となったからといって、標準語や日本語に変わることは一切ありません。
なぜならば、人は亡くなっても人間としての肉体がないだけで魂は生き続けているからです。記憶も生前のまま、よく覚えているのです。そのうえ、先に亡くなった親族とも会えていることも多く、その親族が霊の世界でどう過ごしているかなども聞くことができます。
さいごに
このあたりが霊媒師が本物かどうかを見抜く、一番わかりやすいポイントかと思います。
おさらいとして‥
①生前の口調や雰囲気やクセなども、亡くなったあとも変わらない。
②生前好きだったものは、霊媒師が嫌いなものでも喜んで食べたり飲んだりする。
③地方出身で方言があったり、外国人のばあいなど亡くなってもそのままであり、標準語に変わることは絶対にありえない事実。
このような感じなので、本物の霊媒師に出会えると亡くなった人たちと再会できるので、とても感動するひとときになると思います。
よい霊媒師さんに出会えますように。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>