スピリチュアルとは何なのか？注意すべきこととは？

スピリチュアルとは何なのか？そのようなものを信じて意味があるのか、興味あるけど注意すべきこととは？など少しでも本来のスピリチュアルというものを知って頂くために参考として説明させていただきます。

 

本来のスピリチュアルとは何か？

そもそもスピリチュアルとは何なのか？ご存じでしょうか？

 

スピリチュアルとは、精神世界・宗教的・霊的・（霊）魂・超自然的・神聖などといったもののことをいいます。

 

もともとスピリチュアルというのはキリスト教から来ている言葉で、英語ではスピリチュアリティというそうですが霊性を意味するものとなっています。

 

つまり簡単にいえば、スピリチュアルとは霊性進化への導きということになります。

 

霊性進化というと何か違うようなイメージをもたれるかもしれませんが、霊性とは私たちは本来は魂（霊）であって肉体を纏って人間としてこの地上で過ごしているわけで、人間として様々な境遇を通して魂（霊）の成長つまり霊性の進化を計るという目的をもっています。

 

人によっては辛苦の境地にいたり悩み苦しんでいるかもしれませんが、そうした人たちに実質の世界のことを知ってもらうことによって、いま置かれている境遇についての視点が変わったり生きやすくするための教義を説いていくことにあります。

 

もちろん何らかの問題を抱えている人ばかりではなく、何の問題もなく幸せに過ごしている人たちにも他人や隣人に対する思いやりを芽生えてもらうといった意味もあります。

 

ということで、統計学に基づいた風水や占いの類といったものは、本来のスピリチュアルの観点からするとサブ的な位置づけというか別のものになりますが、現在は他にも様々なものが混同してスピリチュアルとなっているようです。

 

本来のスピリチュアルとは霊的・霊魂といった見えない世界のことを知り、精神的な気付きを得て真の幸福を得るというものです。

 

神仏を信仰したり頼ることで気付きや導きを授かることも事実ですが、そうしたことも含めてスピリチュアルということになります。

 

全国的に稀だと思いますが能力（法力）のあるものが施せば、病気が治ったり超常的な行ないを為せたりしますが、こうしたことも公になっていないのが現実です。

 

なぜならば能力のあるものほど表舞台に姿を現さないということ、真の法力は自慢するものでもなければ人間のチカラではないもの、つまり神仏（霊的な存在）の御力をお借りしているに過ぎないといった理由があげられます。

 

この法力ですが、一般的に修行を極めた僧侶だけが持っているようにいわれていますが、ごく稀に一般人の中にも完璧でなくとも能力を持ち合わせたものがいます。（こうしたことは人が輪廻転生を繰り返すなかで過去世で持ち合わせたものが今世に影響しているようです。）

 

しかし依頼があれば誰に対しても施せるといったものではなく、その行為によって依頼者や当事者に気付きや学びなどがなければ難しいとも感じます。

 

霊的な対処といったものだけならば少しの霊能力があれば人間自らが行なうことも可能ですが、そうした対処は己の身を生贄にするようなものですから、さもすれば霊から受けた災いを被ることになっていきます。

 

大体は同じ道を辿って寿命が少し短かくなったり体調不良に苦しんだりということが多いという感じがしますが、霊的なことを業（商売）にしている人は何ら問題が起きやすいことは事実です。

 

そうしたことをボランティアや低額でなら災いを被る心配も少ないですが、それでも個々の能力や高次元との関係に左右されるといえるでしょう。

 

少し逸れてしまいましたが話を戻しまして。。。

 

スピリチュアルの原点として、私たちは自分の置かれている状況がすべて当たり前（必然的）なものなのか、奇跡的なものかといったことを知ることもとても大切なことです。

 

これには賛否両論の意見がありますように、現実のスピリチュアルのことを知らないために意見が分かれると解釈しています。

 

各々が過去世や霊的な真実を知る術もなく、何か糸口を得るためにスピリチュアルなどを参考にしたりしながら結び付けていくのですが、残念ながら現代のスピリチュアルには未知の世界であるがゆえに虚言や妄想が溢れる状況になってしまっています。

 

そこで、せめて少しでも誤った方向に流されないために参考になるものをピックアップさせていただきます。

 

スピリチュアルって意味があるのか

スピリチュアルに意味があるかないかといえば大きな意味があります。

 

それは私たちが生きていくうえで生きる意味がわからなったりするように、どうして生きるのか、なぜ生まれてきたのかといったことなどを知るためのものでもあります。

 

こうした生きることについて真の目的を知ることにより、いま自分自身や目の前で起きていることに対する捉え方が変わっていくことになります。

 

突然に太陽が消滅したらどうなるのか理解できるように、様々なものによって私たちの肉体は生かされているという現実を知ることにより感謝という心が生まれて来るように、自分の周りに関わるものは必然なものか否かといった考えに気付くことにもあります。

 

それだけではなく、大切な人や愛する人の死別による死後の世界や死んだらどうなるのかなど、死後の世界の現実を知るための参考になります。

 

スピリチュアルが幽霊といった恐怖を知ることや安易に欲や願望を叶えるための愚かな方法を実践するためのものでもないということも本当は学べるのですが。。。

 

 

スピリチュアルで注意したい基本的なこと

スピリチュアルで注意したいことは、如何なる人間にも惑わされないことに始まります。

 

スピリチュアルといっても、ほとんどがネットや書籍など人間から人間に伝えるものであるということから、そうお伝えしています。

 

惑わされないとは、どういうことかというと自分が正しいと思うこと・直感に感じるものなど大衆心理やステータスに惑わされてはいけないということです。

 

この世（地上）に完璧な人間など一人もいないわけで、こうしたことは霊能者とて同じなのです。

 

もしスピリチュアルの世界で完璧な人がいるならば、霊的な真理を熟知しているはずなので間違いなく利他愛に尽力されていることになるでしょう。

 

利他愛とは、簡単にいうと自分の利益よりも他人の利益を優先することです。

 

こうしたことは人間目線でお伝えしても理解できる人は少ないかもしれません。。。

 

ましてスピリチュアル界隈でインフルエンサー的に影響力のある人ならば、世の中や多くの人の思考や行動に大切な影響を与えることも可能だと考えますから、欲や願望といった利己的な興味をひくものではなく、目の前にあるものすべてに感謝したり何らか大小関わらず他者に対して役に立てる人間になろうとするようなことを広めるべきなのです。

 

そこに『霊（魂）が主体であり肉体に関連するものは全て一時的なもの』という考えに導いたり悟ることが出来れば何よりですが。。。

 

ただ霊能力がなくても良いことを書いているものは参考にするのもよいと思いますが、あくまで他者のものを正しいと思って引用していることが多いので鵜呑みにしない方が賢明といえましょう。

 

こうして書いている私自身は超未熟であり死ぬまで学びとなりますから生意気なことは言えないのですが、それでも自分に与えられた能力や経験のもと『霊（魂）が主体』『死後のこと』『思念の重要性』『霊の現実世界』『神仏や高次元の存在』『霊媒憑依』などということを理解している以上は発信し続けていく気概でいます。

 

ステータスや多くの支持といったものが正しいと錯覚することが、結果的には誤認（誤った認識）が定説や通説などになっていく流れがスピリチュアルや仏教・聖書の一部にみてとれるのです。

 

聖書にしても仏教にしても都合で一部書き換えられている部分があるので、何を信じるかが本当に大切になってきます。

 

こうしたことを、まず念頭において注意して欲しいと思います。

 

スピリチュアルに本物霊能者が少ない現実

スピリチュアルなことを発信するのは霊能力者でないとイケないわけではありませんが、霊能力がなければ情報は何処から収集するのかということになってしまいます。

 

そうなりますと、おおよそ有名だったり人気のある人のブログや書籍から引用することになると考えますが、引用元が誤った発信をしていると多くのスピリチュアルが横並びになってしまうことになります。

 

スピリチュアル系ブログのなかには、神仏や守護霊など高次元な存在から啓示や言葉を頂いているといったものを多く見かけますが、これも有名ブロガーSさんの登場から相当数増えたともいわれています。

 

ちなみに有名ブロガーのSさんですが、発信する内容は別としまして本物だと感じます。

 

この有名ブロガーSさんがどうだと言っているのではありませんが、それだけSさんを真似たニセモノ霊能者というものが横行しているのがスピリチュアルの世界の現実です。

 

こうしたことは様々な霊的な体験をしてくると本物か偽物かというのは記事の内容を見ればだいたい判断できるのでお伝えしていますが、驚くほどおかしなことを書いている人が多いと感じますので注意したほうが良さそうです。

 

霊能者も一般の人の違いは霊が視えるか視えないかだけで、人格が優れているとか霊格が高いというのは全く別のものと判断して間違いありません。

 

いわば足が速いとか人より目が良いのと変わりない程度なので、そういった人が人間的に優れているか考えればわかると思います。

 

神仏など高尚な存在と話しが出来るという人がスピリチュアルの世界にはとても多いですが、人間のように会話すると思っているほうが浅はかなのです。

 

相手は高次元の存在であって能力がまったく違うので、どちらかというと『一を聞いて十を知る』ぐらいでないといけないのですよ。

 

人間は肉体の口の部分を使って発声して話しますが、肉体のない存在が同じように話すのか考えればお分かりいただけると思います。

 

あと、私が霊媒憑依した霊と会話してきたわけで口寄せやイタコに似た経験をしてきているのですが、どうやらこうしたことを商売にしている人がいるようですが大体ニセモノと判断しても間違いないようです。

 

さいごに

スピリチュアルというものを通して、私たちが生きていくうえで本当に大切なことを少しでも知るための参考になればと書かせていただきました。

 

そのなかには無駄なお金を使って意味のない鑑定や物品購入を回避することも然りで、一人でも多くの人たちがスピリチュアルを通して本当の幸せに気付くことを願っています。

 

それでは、この辺で終わります。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>