死後の世界

なぜ未浄化霊になるのか

この世には様々な霊がいますが、私たちもいずれは霊となり成仏したり未浄化なままになったり低級霊になることさえあるのですが、なぜ未浄化霊になるのか説明したいと思います。

 

はじめに

なぜ死んでから成仏する人がいるのに、未浄化霊になることがあるのかという疑問。

 

未浄化霊とは、死後に霊界(成仏の階層)に行けていない霊のことをいいます。

 

とは、いいましても、死んでスグに成仏するほうが少ないものです。

 

そこで、未浄化霊について書いてみようと思います。

 

未浄化霊になるのは普通

簡単にいえば、私たちは死ぬと未浄化な状態を少なからず経験します。

 

というのも、まず自分が死んだことを自覚しないと始まらないのです。

 

たとえば、三途の川を渡ろうとしたときに肉体から魂が離れますが、死と死への自覚は別物であるということです。

 

死んでも魂は意識をもっているので、だいたいの場合は死んだという生とのギャップから現世に現れます。

 

よく、お葬式や法事が大切なものと言われるのは、故人が亡くなったことを自覚してもらうためということがあります。

 

つまり。。どんな人でも期間の長短は別として、一時的にでも未浄化霊になるのです。

 

未浄化霊になる期間のちがい

先ほど、誰でも未浄化霊の期間があるとお伝えしましたが、その期間に個人差に大きく違いがあらわれます。

 

そこで、未浄化な期間の個人差の原因について、分類してみます。

 

⑴、生前に死を自覚(自殺や他殺を除く)

このようなケースで多いのが、意識のある状態での病気や事故での入院などです。

 

各々に様々な思いがありますが、否応なしでも死ぬことを受け入れていると、生と死へのギャップが少なくなりやすい。

 

自然死や宿命的な側面から、未浄化霊になる期間は短めなことが多いです。

 

⑵、突然死(事故を含む)

人間は誰しも、明日が普通に訪れるという保証はないものです。

 

突然に心臓が止まることも、急に倒れて意識がないまま死ぬことも、何らかの事故や災害に巻き込まれることもあります。

 

このようなケースでは、自分が死んだことを自覚するまでに多少時間がかかってしまい、未浄化な期間の個人差に大きく差が出ます。

 

⑶、自殺

自殺が悪いものとは思いませんが、未浄化な期間が非常に長くなりやすい傾向。

 

なぜ、未浄化の期間が長くなるのかといえば、魂だけになっても生前の意識が消えないために、死への自覚が薄れることがあります。

 

つまり。。死んだのに苦しみや悲しみが付き纏う・湧き上がってくる記憶が襲う、といった状況を繰り返すために不浄仏霊になりやすい。

 

⑷、未練や執着が強い

未練や執着といっても、その度合いも内容にも個人差が大きくあり、尺度は難しいのですが未浄化霊の期間が長くなります。

 

まだ、家族のことを思うような未練なら、安心させてあげることで救われますが、その他のものは自殺同様のケースになることも。。

 

ここで一番厄介なのは、未練や執着に色情因縁が絡んでいるものです。

 

色情因縁については、いずれブログで書きますが、こうしたケースでは低級霊などの邪悪な霊に豹変することもあります。

 

⑸、怨念・憎しみが強い

これは未練や執着な部類と同じでよいかなって考えましたが、少しちがうと感じるので分けて書くことにしました。

 

こうしたことは表面的に分かる場合もあれば、我慢をしているものが死んでから爆発するようなことがあります。

 

そうした強い感情をもって旅立ってしまうと、未浄化というよりも低級霊といった怨霊になってしまうこともあります。

 

そして怨念や憎悪は、同じ波長をもった霊に引き寄せられることもあり、未浄化な期間が比較的長くなるほうが多めです。

 

さいごに

未浄化霊になる状態というのは、諸説あって残留思念というような人もいますが、長期に人に憑依して霊と関わった経緯から説明しています。

 

不思議な現象は、憑依された人が好まないお酒やタバコなどを、霊が憑依すると嗜むことが出来たりするということです。

 

でも。。。憑依が外れると、酔ったり嫌悪感を示さないことだったりします。

 

それでは、このへんで終わります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>

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