言葉には様々な念や気がこもることが多く、何気に話していること声を掛けることが言霊となって相手に届き入り込み呪い(まじない)となって、良くも悪くも影響を与えていくのです。
はじめに
『呪い』と書くと、良からぬものと捉えがちですがそうでもありません。
呪い(のろい)は、人や社会に対して災厄や不幸をもたらすものですが。。。
呪い(まじない)は『おまじない』といって、何らかの悪事などから身を守るためのものです。
イメージとしては、小さな子がけがをしたときに「痛いの痛いの飛んでけぇ~」みたいなものが「おまじない」といって呪い(まじない)なわけです。
私たちが無意識で発している言葉という言霊が呪い(まじない)となって届けられます。
言霊とは、言葉に宿る霊力や魂のチカラのことを意味します。
家族への掛け声は大切な呪い(まじない)
子どもや家族が学校に行ったり仕事に行ったり出掛けるときに、『気をつけてね』という言葉が言霊となって守りが強化されるのです。
私も誰かが出掛けたり仕事を帰るようなときは必ず『気をつけて』と言いますが、それを言われ慣れていない人は違和感を感じるかも知れませんが、少しでも呪い(まじない)になれば良いと一方的に声掛けをしています。
朝などバタバタしてて声を掛けることが出来なければ、メールやLINEでもいいので念を送るようにしています。
そのほかにも、『必ずよくなる』『何があってもずっと味方だよ』『向いてるよね』などプレッシャーをかけないプラス言葉で呪い(まじない)を掛けていくことも大切です。
逆に、『ダメだね』『出来ないね』『劣っている』などといったマイナス言葉は、段々と悪い呪い(まじない)を掛けることになるから気をつけて下さい。
人に対する呪い(まじない)の効果
私は販売や営業をしてきていますが、時々?たま~に?『○○さん出来るよね』『営業向いてるよね』とお客様から褒められることがあります。
以前は、どうせお世辞なんやと真に受けなかったので自信も全然なかったのですが、やはり色んな人から言われていくうちに根拠もない自信に変わっていって現在があります。
このように、なんの根拠がなくとも自信につながることにもなるので、各々スイッチが入る時間は異なれど言霊という呪い(まじない)の効果はジワジワ効いてくるものです。
これも逆に、技能的なことや営業でも同じですが『出来ないよね』『劣っている』『覚えが悪い』などの呪いが働くので、それを言われた人はドンドン自信をなくしダメな人間と思い込むようになっていくのです。
無意識でもマイナス言葉をかけ続けて、言われた人が自信を喪失して精神を病んでしまうようなことがあれば、呪いをかけてしまったことと同様の業を生むことになるので気をつけた方が良いです。
呪詛と呪い(まじない)は紙一重
呪詛(じゅそ)といえば、神仏や悪霊などに祈願や儀式的なことをして相手に災いや不幸が起きるように呪う(のろう)ことをいいます。
要するに、神仏や悪霊に祈願や祈祷をすると効力の発動は凄まじいものがありますが、呪い(まじない)は一人の人間の霊力や魂を使うので、じんわりとした効果が現れる感じです。
呪術とは儀式的なものだけでなく言霊や念を使うことも含まれ、よく恨みや憎しみの念が生霊となって飛ぶといわれるように言霊という呪い(まじない)には効果があるのです。
さいごに
言霊という呪い(まじない)を侮ることなく、良いことに実践してみて下さい。
マインドコントロールにも似ていますが、呪力とは少し異なるものです。
それでは、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>