能ある鷹は爪を隠すという諺(ことわざ)通り、優れた霊能力のある人はそれを無駄にひけらかしたりすることなく爪を隠すものです。スピリチュアルの世界では多くの神仏自慢を散見しますが、本当はそのようなことは霊の世界における誤った認識を得ることになります。
はじめに。。。最初に教わった大切なこと
私がまだスピリチュアル的なことに足を踏み入れる前に教わった大切なことがあります。
誰に教わったかというのは地上にいる人間ではなく見えない世界の存在ですが、そういったことが重要ではなく信じるか信じないかは本人次第なわけです。
それは人間の社会も同様に言えることなのですが、情報を鵜呑みにしたり何らかのステータス(神仏・霊能者・マスコミ・有名人・権力者・政治家など)で疑問なくして判断していては、ただの情報弱者と変わらないのです。
虚言やデータの捏造・発信者などの都合の良い情報に踊らされていては、無駄な時間を費やすだけならまだしもバカをみる羽目にもなりかねません。
「世の中は表裏一体」なので善があれば悪があるように、様々な情報も同じように半分が真実で半分がウソであると思って間違いありません。
多数が支持することが決して正しい事とは言えず、少数が支持することが正しいということも多くあるのです。
わかりやすく言えば天動説と地動説でしょうか。。。
一見それが正しいと思えることも、たとえ多く人が賛同していても「百聞は一見に如かず」の通り、聞いたり読んだだけで分かった気にならず自分の目で見たり何らかの方法で確かめたり出来ないものは疑ってかかるほうが賢明な選択と言えましょう。
スピリチュアルな世界も同様に誤った情報や偽りが溢れている世界です。
それでは、私が一番最初に教わった大切なことをお伝えさせていただきます。
神仏や高次元の存在は名乗らないことが基本であり、姿が見えようが(邪や魔は、その姿に化けるため)見えまいが、言われたことが本当に正しいか否かを自分自身で判断しなければいけない。
と言われてきて、私は現在もそれを守っています。。。
つまり見た目やステータスに翻弄されていては、真実はみえなくなってしまうということです。
残念ながら現在のスピリチュアルの世界では、神仏の名前を前出しして支持を得ようとするものが大半であり、それらを信じる人が多いことにも驚くばかりです。
能ある霊能者が爪を隠す理由
能ある霊能者つまり特殊な霊能力をもったものとは、見えない世界の流れを少なくとも理解しているため、あえてその霊能力をひけらかすことをしません。
多くの人がステータスや特殊な能力を持つ人を特別視し、言っていることを鵜呑みにする傾向にあることも霊能力に長けたものは知っているため特殊な能力の多くを公言しません。
仏教の基礎となる教義や霊的真理が正しく伝わらないまま間違った認識が世の中に浸透してしまっていることが現実であり、本来こうしたものは人々が平穏に生きていくために大切なものなのです。
真理を知らしめるための霊能力という一面であったり、その人(もしくは人々)が生きていくうえで不要な障害を取り除くための霊能力という面が強くあります。
霊能力といっても能力の違いや差は歴然にあり、霊視は別として肉体を超えた(超人的)能力をもつものは神仏や高次元などの支援のもとに霊能力が使えるので、自分だけの霊能力ではないことを認識していることもあり、そういった部分について謙虚であることが多いのです。
本来は霊能力があることを誇示する必要もなければ人々に触れ回ることも要しないので、縁あらば巡り合い適宜に判断して必要とあらば霊能力の行使する程度のものです。
この縁については、何らかの悩みや霊障を抱える人の背後の存在(わかりやすくいえば先祖霊や守護霊など)の導きだったりすることが多々考えられます。
もちろん、少しでも多くの人の役に立とうと安価な料金で請け負う人たちもいますが、その数は多くないのが現状でしょう。。。
この霊能力を使った商行為(営利のために行なわれる行為)についても、当然に相談の程度によりますが必要最低限な費用に留めるれっきとした理由があります。
特殊な霊能力は人間の肉体で叶わないことを前述した見えない存在の支援を受けて行なうので、必然的に欲を出してはいけない側面をもつためです。
その理由は欲を出せば当然に特殊な能力は下がってしまい、それまでにはなかった邪や魔といったものに翻弄されかねませんし、相談内容(費用)によっては相談者が受けている霊障以上のものを被る可能性も高くなるからです。
勘違いしている人が多いようですが、霊視イコール霊能者の絶対条件ではありません。
霊視が出来るために見誤ることなんて見えない世界の常識的な部分でもあるので、霊視が出来ない方が都合が良いこともあるようです。
霊能者とて人間なので姿や形で信じてしまう部分が往々にしてあり、霊の世界の現実を経験していかないと見間違えたでは済まなくなるのです。
スピリチュアルで色々書かれていましても、奥の深い見えない世界のことは霊能者であっても人間なので完全に把握できていないどころか、まだまだ未知な部分のほうが多いといえましょう。
霊能者というものであっても、持てる能力にも限界があり肉体や魂レベルのみで対応すれば物の怪(もののけ)や魔物に敵うわけもなく、忽ち(たちまち)その勢力に飲み込まれてしまいます。
そういったものを被ってしまっている相談者であろうとも、霊能力の行使がその人の成長に値しなければ霊能力を使う意味を為さないのです。
これは霊障の大小の程度に関係はなく、その人がその世界を知ることによって学びがあるかないかがポイントなのだと感じます。
でなければ、お金がある人は救われお金の無い人は見捨てられることにもなりかねない平等の原則に反していることになるからです。
これが本当に能力がある霊能者が爪を隠すといった理由になってくるのです。
お伝え出来る部分は限られていますが、この当たりでしょうか。。。
特殊な霊能力を身に付ける?
霊能力といっても様々なものがありますが、修行で養われるものかといえば一概にそうでもなさそうです。
霊視が出来る人が物心ついた時から見えないものが見えるといったように、先天的に持ち合わせた(過去世からの賜物?)人のほうが多い気がします。
どちらかというと。。。そうした霊能力を潜在的に持ち合わせたものが特殊な霊能力を持っていることに気付いたり、導きによってその方向に進みます。
つまり特殊な霊能力も今世で頑張って修行すれば身に付くものとは言い難く、その多くは能力が付いたと勘違いしていることもありましょう。
もちろん、一心不乱に神仏を信仰し志がブレなければ(というよりも高尚な存在は未来をお見通しである)特殊な能力も多少は開花するものともいえます。
見えない世界にも人を欺くものは沢山おり、そのようなものは姿を変化させて霊能者に近付いて言葉巧みに信じ込ませ、多くの人に誤った認識やブッダの教えなどと真逆のことを触れ回らせるのです。
特殊な霊能力を身に付けるとは、単に修行したり神仏を信仰すれば能力が上がるというよりも修行する人の「心が深く関係」してきます。
見えない世界にも善あらば悪ありで、疚しい心をもってすれば当然に善なる存在からの支援は受けられるわけもなく、欲や疚しい考えに同調した悪霊や魔がその者たちを利用しようと加担してくることが当然にある世界です。
あとは本来の特殊な霊能力をもったものが、何らかの事象に対処せしめんとする時に邪魔や霊障が伴うこともしばしばみられますので、生半可な気持ちで特殊な霊能力は持たない方が賢明かと考えます。
さいごに
当方が書くことは一般的なスピリチュアルな情報と異なったことが多いと存じますので、信じるか信じないかは別として、部分的にでも参考になれば幸いに思います。
今回、期日は未定になりますが、「期間限定でコメントのみ返信対応」させて頂く予定です。
期間としましては、9月上旬から約2週間を予定しております。
前回、お問い合わせを期間限定で受け付けましたときに、突然の受付に対し予想以上の相談が入り対応が不完全であったことをお詫びいたします。
なかには返信してもメールが届かないものがあったり、緊急を要する事案を優先で対応したこともあり、すべてに対応できず大変ご迷惑をおかけしました。
当ブログは管理者個人で対応しており、返信が追い付かないこともありますのでご理解のうえコメント頂ければ助かります。
それではこの辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>
かなかな 様
ご返信ありがとうございます。
とても有難い御言葉に感謝いたします。
ご質問についてですが、『御先祖様』とざっくりとお声掛けなさられても大丈夫です。
ご主人様の先祖に対する気持ちも伝わっていることもあります。
また、期間内は何度でもご相談して下さいね。
こちらこそ、ご丁寧なコメントありがとうございます。
イトケン様。温かいお返事ありがとうございました。イトケン様の返信を読んでいると
ふわっと温かいベールなような物包まれた感覚になり、それをどうしてもお伝えしたく、早くにコメントを書いてしまいました。心が軽くなり感謝しております。
娘のこと、神社よりも御先祖様へのお声掛けをしっかりしてみようと思います。
本人の意思や交際に関して親が口を出すべきではないと思う半面、とても嫌な感じしかせず(会ったことはありませんが)
相手の男性へもしかしたら私の強い嫌悪感が飛んでいるのではとはと不安になりました。(生き霊についての記事を読ませて頂いていたので…)
それを払拭したく、父の写真には手を合わせたりして娘を守ってもらうようお願いしたりしていましたが、御先祖様へもしっかりお祈りして日々の感謝もいきたい思います。
1つご相談なのですが、御先祖様への声掛けの時はざっくり「御先祖さま」と心の中で呼びかけて良いのでしょうか?名前がわかるのは祖父祖母くらいまでなので、失礼がないようにしていきたいと思い質問させていただきました。
主人の方の御先祖様は諸事情により1度しかお寺へ参ることができておらず、しかし主人は今あるのは御先祖のおかげなので感謝の気持ちを持っていると以前より言っています。
私の方も実家が遠方ですので、直接はお参りできませんが、心の中で伝えてみようと思います。
また嫌な感が頭から離れない時などはご相談させてください。
本当にありがとうございます。お忙しいところありがとうございました。
かなかな 様
はじめまして。コメントありがとうございます。
ブログをお読みいただいてますこと、とても嬉しいです。
人より感がお働きになられること、よくわかります。
今回の娘様とのことですが、神社などに御参拝なされるよりも御先祖様に手を合わせてお声掛けなさられるのが賢明なようです。御先祖様がそこそこ御力をお持ちですと、迂回(?)して神仏の御加護も受けれますので、特別なことをせずとも問うてみて下さいね。
もしも霊的に何か嫌な感が強くなりましたら、コメントの返信期間外であってもご連絡して下さい。
こんにちは。以前よりイトケン様のブログを拝見しており、感じ入る所がたくさんありました。
幼少期より少し人より感強く、父が亡くなる前に、あ、お父さんが亡くなるかもと寝顔を見て思い、しばらくして事故で他界した時は悔やんで悔やみきれませんでした。そんなことを思い浮かべた自分が嫌になりましたが、
亡くなった父から寿命だからとメッセージを受け取り、また前を向いて歩んでいます。
日々あまりメッセージを受け取ることはないのですが、19歳になった娘が東京の大学へ進学し、SNSで知り合った男性と状況してすぐに付き合いはじめました。知らされてなかったのですが、妙な感がはたらき、この人と付き合ってるだろう、そしてこの男性は本当にダメな男の人だ、と、色々な方から言われており、
娘から打ち明けられた時に、霊的に嫌な感じがするとは伝えましたが、
8月に別れを切り出しても相手が納得せず、なかなか離れてくれないようです。
守っていただいてる存在は感じ、感謝していますが、心配の方が勝り、神社などお参りに行っています。
あまり人には言えない感の力なので、分かる時には苦しくもあり、その先は見えません。本当に祈るばかりですが、イトケンさんのブログを読んで感謝しつつ自分を律する毎日です。
色々と発信していただきありがとうございます。
メガネワーク 様
コメントありがとうございます。
早速ですが、質問にお答えさせていただきます。
≫≫私は過去、あるヒーラーの方に90分3万円で相談にのってもらっていました。何度も何度も。遠隔ヒーリングになると5万円もしました。
➡高額な金額を請求するものに真の能力者はおりませんので、やめられて正解です。
≫≫「じゃお金がない人は救われないのか?」とも考えるようになりました。
➡お考えの通り、すべてはそこに繋がります。
≫≫ヒーリングしてもらわなくても自分自身でなにか守られる方法はありますか?
➡気を大切にする・規則正しい生活(特に睡眠、自分を守るために一番大切なこと)・清浄に生きるなどが最低限の基本です。そのうえで先祖供養による背後の強化、御縁のある神仏を定期的に参拝して御加護を授かる。こんなことでと思われるかもしれませんが、過剰なことを考えることよりも賢明な地盤固めともいうものです。何事も基礎がなければスグ倒れてしまいかねないわけですから、そこを大切にしていればお導きや気付きまた御縁による守りになっていきます。
ゆう様
こんばんは。
返信が遅くなり申し訳ありません。
仰られますように、こうして御縁をいただいているのは間違いなくお導きがあったからです。
ゆう様が踏ん張っておられる姿は息子様の励みになっていますので、必ず再会できる日が望めると思います。息子様もゆう様が思ってくれていることを汲み取ってくれているので、彼自身も前向きになるよう努力をされているようです。
ゆう様も何卒、お身体大切にお過ごし下さいね。
私は過去、あるヒーラーの方に90分3万円で相談にのってもらっていました。何度も何度も。遠隔ヒーリングになると5万円もしました。でも急にお金がなくなったことに気づき、全て断ちました。
払えなくなったことで、お金を掻き集めてヒーリングしてるのがバカらしくなったんです。
すると悪いことが起こるのはヒーリングしてもらってないからだ、と思うように。
すると「じゃお金がない人は救われないのか?」とも考えるようになりました。
スピリチュアルの世界は好きです。
ヒーリングしてもらわなくても
自分自身でなにか守られる方法はありますか?
こんばんは。
イトケン様との縁、出会いは 誰かの導きだったのだと本当に思います。
でなければ
私は、この世におらず息子にも会えず
今以上に嘆き哀しみ彷徨っていたはずです。
いつまで この苦しみが続くのか辛い、本当に辛い日々ですが
1日の終わりには 今日も終わる、息子に近づいた、、、と思うように日々を踏ん張っています。
まだまだ暑さ続く毎日ですが
ご自愛ください……。