生霊

生霊の種類と対処について

生霊といっても妬みや嫉みからのものや恨みの念からくるものと、その種類も様々でありネットに書かれているような一辺倒な対処では済まない理由があります。そこで生霊種類別に対処の方法と理由を説明していきます。

 

はじめに

生霊というものが人の念からくることはご存知の人も多いと思いますが、対処の方法を間違えると効果がなかったり、霊障が酷くなることがあります。

まず一番大切なことは、生霊と思われるものに心当たりがあるのかないのかです。

もっと掘り下げれば、本当に生霊なのか否かという判断さえ必要となってきます。

あまり感心できない情報が氾濫していますので書きますが、霊も生霊も意識しないことが一番先に行なう対処の方法です。

これを現代風に例えると、霊に対して携帯電話を自分から発信していたり着信に出るようなものと思っていただければよいかと思います。

人の念というものも個人差があり、強く思っていない状態で生霊になっているケースというものもあることも参考として知っていたほうが良さそうです。

それでは下記にて説明していきます。。。

 

妬みや嫉みからくる生霊

妬み(ねたみ)や嫉み(そねみ)というのはセットで使われることが多く一般的には「嫉妬」と同義語であるので、まとめて「嫉妬」として説明していきます。

この嫉妬とは、他人と自分を比較して羨ましく思い憎しみの感情を抱くことを言います。

こうした嫉妬の念が強くなると生霊となって相手に飛んでいくことがあります。

 

この場合は、影響を受けている人は心当たりが見つけにくく、急に体調が悪くなったり・無気力・運気が下がるような状況に陥りやすい傾向にあります。

 

嫉妬からくるような生霊の場合の対処方法

○相手がわかれば意識しない事からはじめる。

○特定できないとき、もしくは意識してなくても霊障がある場合は「私に関わるな」「迷惑だから来るな」などと一喝する。

たいがいは、一喝することで消えることのほうが多いが、再来することもあるので、その都度一喝して追い出すのがベストといえます。

(※なるべくは自分のチカラで解決を図るように努力する。)

 

○それでも効果がないときは、不動明王様に祓ってもらうお願いをする。

不動明王真言(小呪) のうまく さまんだ ばざら だん かん

 

こういったケースは、芸能人や著名人などにもよくあると思われますが、みんな不動明王様にお願いしているのかと言えば、そうではないことが分かるとおり意識しない負けないといった精神力を養っていくことも必要であるため他力本願よりも自力対処が賢明であると考えます。

一方的な恨みによる生霊

一方的な恨みをもたれることにより生霊という形で現れる事があります。

このような場合、自分に非がないと思っていても理由があるから恨まれてしまうのです。

なんとなく嫉妬とも似ている感じがしますが、影響する程度や念の強さは一般的にいわれる生霊と何ら変わりはありません。

この場合は薄らでも心当たりがあると思うので、まず相手を特定することから始めます。

悪気なく人を中傷してしまったり。。。男女関係で問題なく別れたつもりが。。。仕事とはいえ相手に大損させた。。。などなど色々あると思います。

場合によっては、近隣問題(騒音や環境関連など)のこともあるかもしれません。

霊障としては、キツいもので心身に異常が出たり、家族が不運に遭ったり、流れが悪くなったりします。

 

一方的な恨みによる生霊の場合の対処方法

○ケースによっては相手を意識しない(思い出さない)ことから始める

○現在進行形で他者に迷惑を掛けていると感じた場合は中止もしくは控える

○過去であれ心当たりがある場合は謝罪して許しを乞う

○異性など会いたくない・危険を感じる場合は思念にて何度も謝罪を伝える

○この場合における不動明王様の真言の効果は微妙です。

私自身も過去の別れた女性関係で、ふと「元気?」にしてるかなと思っただけで寝込むほどの頭痛に襲われたことがあります。そのときに守護霊様から思い出さない方が良いと仰っていただき、実行し始めてから霊障は起らなくなったということがありました。

 

一般的な生霊(非があるために起きたもの)

一般的な生霊という書き方もおかしいですが、ほとんどの場合は生霊を飛ばされている原因が自分にあるケースです。

想像以上に多いのが不倫相手のパートナーから飛んでくるもので、心身に不調をきたすだけでなく、最悪自殺に誘導されてしまうことも少なくありません。

構図としては、旦那が女性と不倫すると女性側に生霊が取り憑くことが一般的に多いですが、旦那が自殺(死亡)に追い込まれたケースも数件の相談を頂いたことがありました。

一般的と書いていますから事例などは割愛しますが、多くの生霊は心当たりの原因があるために起るものです。

精神的に異常が出る、身体的痛みや病気に罹る、不運が続く、家族にもトラブルが影響する、仕事がうまくいかなくなる、無気力、人間関係が悪化、自殺や自殺未遂、事故などケースも様々です。

 

一般的な生霊の対処方法

○不倫の場合は関係を断ち切る

○恨まれる可能性のあることをしない・中止する

○生霊を飛ばしていると思われる相手に謝罪し許してもらう

不動明王真言を唱えても改善することはない

ネットなどで生霊返しや生霊の除霊について書かれていますが、本当に体験してきたものを書かれているのか疑問に思うことが多くあります。

いくら不動明王様にお願いしようが霊能者に依頼しようが、自分の蒔いた種は自分で刈り取るしか方法がないのが現実です。

不動明王様にお願いして一瞬離れても殆どの生霊は戻ってくるのが現実です。

都合良く身勝手な行動をしたことについて、他力本願で一生懸命に祈願や祈祷をしたところで神仏は公平な目線なので助けてはくれないのです。

つまり、自分の犯した悪しき行ないを悔い改めるしか方法がありません。

 

さいごに

生霊について多くのものが世に出回っていますが、突き詰めても解決に至るものも状況や因果次第ということが少しでも分かっていただければ幸いです。

犯罪であっても刑期を終えれば、またお金を積めば無罪放免なのは人間社会だけであり、恨みの念や因果とは全く別物ということ、法に触れなければ何をしても問題ないと思うのも人間社会だけで、今世であれ来世には必ず精算せねばならないときが来るのです。

生霊を飛ばされないように、常に相手の立場に立って考え、理不尽な念(生霊)が来たならば仏様にお願いするというのが本筋と言えると思います。

 

それでは、この辺で終わります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。<(_ _)>

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