幽霊といいますか霊といいますと、まず思いつくポピュラーな存在が浮遊霊ですが色んな情報が飛び交っていて、どれが本当のことか分からない部分があると思います。そこで霊媒を介して関わってきた経験から感じた浮遊霊というのは実際にはどういう存在なのか、よくいてる場所や怖さなど知っている限りですが本当のところを説明していきます。
浮遊霊とは何か?
ということでアイコンで説明してしまいましたけど、浮遊霊というのは私たちの身近にいて彷徨っている霊のことをいい、身体がなくふわふわ彷徨っているところから、このような名前がついたようです。
第一になぜ浮遊霊のように彷徨ってしまうのかといいますと、人は死んでからすぐに成仏するというより、肉体から離れても魂は生きているので、死を自覚するところから始まるために彷徨ってしまうのです。
その目安が49日といわれていると思うのですが、実際は死んだことに気付かない人・死んだことを受け入れれない人・生前に強い未練を持つ人や思い残した人などは、浮遊霊となって彷徨うことになります。
聞いたことがあると思うのですが、死んでからお迎えや導きが来ても気付かなかったり素直に行ける人もいれば、受け入れれなく彷徨ってしてしまう人もいるというのが現実です。
昔のように宗教や仏教の教えを認識される人も少なくなっていることから、これからますます浮遊霊は多くなるのではないかと個人的には感じます。
このようなかたちで浮遊霊という存在があるのです。
浮遊霊が多い場所
ひとつに幽霊といいますか霊が多いところと質問しますと、おそらく多くの人が廃墟になった病院や旅館など人気のない場所のイメージするものと思いますが、実際はもっと身近なところにいてるものなのです。
本当のところは、その逆で人の集まるところを好むのです。
繁華街や歓楽街などやお祭りやイベント会場など、人の集まるところに多くいてるのです。
霊それも浮遊霊になったからといって、急に寂しいところを好むものではありません。
なかには生前から静かなところを好む人もいるでしょうが、一人静かに彷徨っている感じではなく何かに引き寄せられるものです。
霊媒体質の人や波長が下がって状態が悪い人にも、一体ではなく数体から十数体の浮遊霊が集まることも珍しいものではないと思います。
ただし地縛霊のように、その土地や建物に張り付いたものは例外としてありますし、そこに浮遊霊が集まってくるのは事実ですが、一般的に浮遊霊の多くは人の集まるところには数多く存在しているのです。
怖さがあるものなのか
一般的に霊といいますか幽霊は怖いものという認識がありますが、実際には浮遊霊自体は怖いものではありませんが、人間に近いが厄介な部分がありますので説明していきます。
この浮遊霊というものが怖くないといいますのは、私からしましたら普通の人(?)といいますか身体がないから霊であって、会話をすればその辺にいてる人と変わりません。
個人的には浮遊霊単体ではさほどの脅威ではなく軽いものであるという認識ですが、いろんなタイプがいるようで気付きにくい感じのものや肩が重くなったり怠くなったりするものもいてます。
そのほかにも頭痛などの風邪のような体調不良になるものもいます。
風呂に入って落ちるものや憑依している霊の存在を認識したら消えるものなど様々に思いますが、私は浮遊霊ごときで塩は使ったことはありません。
塩の効果も期待していないというのも大きいのですが、世間でよく言われている邪気というものと浮遊霊が同じ程度のものと思っていますので、比較的に落ちやすいものと解釈しています。
しかしたまに思念から取り憑くものは分かりにくいので、そのものに流されたり比較的長めに憑依されていることもあります。
このあたりも規則正しい生活を心掛けたり、気を変えていくことで振り払うことは可能ですので、状態が悪いなぁと思った時は生活から改めるようにしています。
だからそこまで怖がることはないのですが、彼ら浮遊霊は肉体を持ち合わせていないためにふわふわ彷徨っているのですが、人間の身体を借りたかったり自分の存在を知ってもらいたいという願望をもっているものが多く存在するために、このようなことから憑依された人は影響が出てしまうことがあります。
そのために思念や波長が合う人や霊感のある人に取り憑いてしまうといった厄介な面を持ち合わせているのですが、偶然に近くに居合わせたことから取り憑くこともありますので、自分には関係ないとも言い切れません。
こんな感じで浮遊霊というのは怖いものではないですが、取り憑かれてしまうとなんら悪影響が出てしまう存在であるということです。
浮遊霊と話したら災いは起こる?
霊媒を介しての話しになりますが、浮遊霊と話すことでは災いが起きることはありません。
といいますか、これまで何体もの浮遊霊と接してきましたが、これまで話したからといって何の影響も受けたことはありません。
ただ浮遊霊といっても私たちと同じで個々の霊によって色んな思いや未練がありますので、このようなものに執着されてしまうと、もしかすると浮遊霊と関わる期間が長くなる可能性は秘めているかもしれません。
基本は怨念をもっていないので、大まかな浮遊霊はそこまで強い何かをもっていることはないといっていいでしょう。
成仏させてあげることは可能なのか
答えからいいますと、浮遊霊自体が抱えている問題によります。
といいましても、一般の人が関わることはおススメしません。
浮遊霊というのは何らかのことがあって自分の意思で彷徨っているものが多く、こちらが成仏させてあげようとしても受け入れないことが多いものです。
そのうえ霊(特に低級霊など)と関わるなんて一生ない方が幸せだと思います。
たしかに死んだことが分かっていないものならケースによって成仏させてあげることは可能かもしれませんが、そのようなものは放っておいても勝手に判断していきますので放っておくのがいいといえます。
少し話は逸れますが低級霊や動物霊(特に狐)などに神や仏といわれて、まんまと乗せられている自称霊能者の多いことを、スピリチュルに興味ある人なら多くを目にしているのが事実なのです。
このように人を翻弄させて喜ぶ霊も少なくないので、成仏などせずに悪事を働くものもいるのがです。
あなたも浮遊霊になるかも
死んだことに気付かないだけなら、いずれ時間が解決してくれるようなものですが、死を受け入れれなかったり生前に未練や思いを残すと浮遊霊になると書いてきましたが、あなたは大丈夫でしょうか?
実際に余命宣告でも受けたら死を受け入れることも考える時間もあるので成仏出来るかも知れませんが、事故や心臓発作などで突然に亡くなる可能性も少なくないのが現実です。
そんなことになったときに死後の世界を知らない人は、高い割合で浮遊霊になってしまいます。なかには例外もあるでしょうが、比較的少ないと推測します。
どうします?浮遊霊になって怖がられたり気持ち悪いって言われたり、そんなつもりがなくても取り憑いてしまって塩などを使ったりして祓われたりするのですよ。
何かに物に執着するものもいれば、もういちど人間の身体を使いたいと願うものなど様々ですが、彷徨っている間は現世で生きているより物足りなくなります。
なぜ浮遊霊になってしまうのかといいますと、肉体があった生きていた時のことにすがっている状況で未知なるところ(本当は戻れば思い出す)へ行くのが、本当の死を意味するのではないかという不安というものがあるようにも感じるわけです。
もう一度書きますが多くの浮遊霊がこのように現世でやり残したこと・思い残したこと・執着や未練を残し、死を受け入れれないといった状況で彷徨い続けます。
そこに同じような波長の現世に生きる者がいれば取り憑いてしまいますし、生前に自分の欲しかったものを探して求めて彷徨い続けたりするのが浮遊霊です。
なかには人形など物に取り憑くといったものもいます。
各々によって思いがちがうので一概には説明できませんが、だれでも浮遊霊になって彷徨ってしまう可能性は十分にあるということです。
このように人間という長いようで短い期間に辛苦を味わってきてさえも、多くの人が死んでから生きていたことに未練を残すのが現実です。
いずれは悟っていくものもいれば、変わらず長く彷徨うものもいます。
それゆえに、少しでも生きているときに1日1日を後悔なく過ごすことと、死後の世界を認識することで死んだあと彷徨うことなく救われる可能性が高くなるということです。
さいごに
今日はとりとめのない感じになりましたが、再認識していただくつもりで書いてみました。
よく聞く霊はすべて怖いものではなく、比較的多くて身近な存在の浮遊霊といわれるものは人間に近いものであることです。
ただし思考や波長に同調すると寄ってくるといいましたが、ちょっとした思いや妄想にも反応するのが霊の世界なので、頭の中で考えてるだけだから大丈夫とは言い切れません。
妄想なら大丈夫だろうと思いがちですが、なかには邪心(悪い心・出来心・邪な心)に変わる可能性の中に霊によって助長させられることもあるので注意が必要です。
すべての思考は良くも悪くも現実化する可能性のあるものですから、そこに善霊のプラスもあれば悪霊系や浮遊霊のマイナスがあるのです。
ということで浮遊霊に影響を受けないように、なるべくよい思考で過ごしてください。
では、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>