だれでも一度や二度は心霊現象のようなものを体験しているのかと思うのですが、私の場合は、とある京都で有名な祭りに行ったときに撮った写真に霊が写ったことから始まりラップ現象に遭遇などを経験したのちに人に憑依した霊と多数関わってきました。その遭遇した霊たちの種類も低級霊なるものから様々で、他界した祖母の霊と関わることまでできた話を書いていこうと思います。(この話は完全な実話であり架空のものは一切ありません)
2019.11.5完全改訂いたしました。
霊の存在と初めて関わったのは一枚の写真から
もうずいぶんと前のことになるのですが、それは当時付き合っていた彼女と大阪から京都の祇園まつりに夜に行ったときのことです。
祇園まつりでしたので京都市内は大混雑でしたが、四条河原町から八坂神社へ向かって歩いて行き、八坂神社の境内をぐるぐると歩いて楽しんでました。彼女を連れているのもあってウキウキな状態だったと思います。
八坂神社の境内も多くの人で賑わっていましたが、若いカップルにありがちな記念撮影を何枚か撮ったりしていました。
とはいいましても、おたがいに写真を撮ることはできても彼女と二人で一緒に並んでる写真は誰かにお願いして撮ってもらうしかないので、親切そうな男性を見つけて舞殿(ぶでん)を背に背に写真を撮ってもらいました。
その日は祇園まつりを満喫してなにも問題なく大阪へ戻りました。それから数日後に彼女から写真が出来たよ(当時はフィルムカメラでした)ということで、待ち合わせていた喫茶店でたくさんあった写真を一枚一枚楽しく話しながら見ていた感じでした。
そうしましたら二人が一緒に写った写真にきたところで私自身がすぐにその一枚の異様さに気付いてしまったのです。
それは四方を木で囲んだ社?で舞殿(ぶでん)といわれるところなのですが普段は奉納行事のほか結婚式なども行なわれる場所の一角でした。
ちょうど本殿の前に位置しており私たちは本殿を正面に見るかたちで木で囲まれた柵のところに二人で並びましたので、舞殿の内側には人がいるはずはないわけです。
ちょうど祇園祭の鉾が南桜門に入ってくる少し前だったのではないかと記憶しています。
ちょうど私の右後ろですから柵に透ける感じで、白い半袖シャツの上に黄色に赤い文字が入ったベストに紺色のひざ下あたりまでのスカートをはいた髪は肩までぐらいの黒髪の若い女の子(十代くらい?)が後ろを向いた状態で写っていました。やはり足が写ってなかったのは怖かったです。
もうこれだけでパニックでしたね。
その日のデートは気分も乗らず変な感じになってしまったので中止して帰ることにしました。それぐらい自分にはショッキングな出来事が人生で初めての心霊体験になりました。
いまこれを思い出しながら書いていますが、あの状況で若い女の子がひとりで写り込む状況は考えにくく木の柵に透ける感じで写り込んでいたので、やはり心霊写真だったのだと思います。
いまなら何とも平気な話なのですが、当時はまさか自分の写真に写り込むとか考えられなかったですし、世に出回る心霊写真自体がニセモノぐらいにしか思っていなかっただけにショックというのはありましたね。
いま思いますとその若い女の子は恐らく京都に行きたかったのに、なんらかの事情で亡くなってしまった魂が来ていたのだと思います。
まさか霊が神社の境内にいてるとはと思いましたが、悪い霊ではないために八坂神社を守られている眷属が通されたようです。
普段から眷属というのは神の使いの役目をしたり神社を守っているので、神聖な場所である境内に低級霊など未浄化霊は入ることができないのが普通なのです。
心霊写真から数年後に起きたラップ現象体験
いま思えば祇園まつりでの心霊写真は小さな出来事になりましたが、あれから数年が経ちそんなことも忘れていました。
数年後また別の女性と付き合っていたときのことを思い出しましたので書きますが、これはいま思えば心霊体験なのかな程度のラップ現象の体験です。
その日は大阪の京橋というところで彼女と会い、居酒屋へ行ってお酒を飲みながら食事を済ませたあと時間も遅く終電もなくなり、駅の近くにあるホテル街のなかの一軒に入った時のことです。
先に少し説明させていただきますが、ホテルでの殺人や自殺というのも少なくないようですので、このようなことが起きるのかもしれませんね。
いまでもホテルや旅館というところは、殺人や自殺・一家心中というものは隠しているところのほうが普通です。
話しを戻しまして‥そこは値段の割にきれいで若い人に人気があるような感じのホテルでした。
お酒を飲んでいたので二人とも少し酔っていたから良かったと思うのですが、部屋に入るともうバシッバシッうるさいほど鳴っていました。当時は知らないから平気でしたが、心霊ものに興味ある人なら相当怖かったのではないかと思います。
これがラップ現象といわれるものかというぐらい霊的なことには鈍感でしたので、正直なにかうるさいと思うだけで、それ以上のことは思わなかったです。それこそ「なにこの部屋うるさいね」と彼女と言っていたぐらいのことでした。
そのときは有線のスピーカーかなにかの調子が悪いぐらいにしか思わなかったのですが、酔っていたのが幸いしたのか有線の曲を変えてみたり電源を消してみたりしたのですが、ラップ現象はまったく消えなかったですね。
まぁ~それでも何とも気付かないほど鈍感でした(笑)
このラップ現象の音は大きな音で、ずっとバシッバシッ鳴っていたおかげで寝れなくてウトウトでしたが、ラップ現象がおさまりだしたのは多分朝の4時か5時ごろだったと思いますが、夜明けとともに不思議と急に静かになったのを思い出します。
いま思い出しても、まったく不思議な現象だったと思います。
心霊体験のメインは人に憑依した霊たち
またそれから数年が経ちました。この段階での自分が心霊体験をしてきた意識はない状態が一変する出来事の始まりです。
もう前のことでメモや日記などもなく記憶だけをたどって書いているので、多少の前後が間違っていることもあると思いますが書いていきます。
ある女性と同棲しているときの話しになります。その女性は霊感があったのだと思いますが、精神的に弱く憑依されやすい女性だったように思います。いまとなっては彼女が霊媒体質だったということになっていきます。
同棲を始めて最初は何もなく過ごしていたと思うのですが、それでも普段から不思議なこと(霊が見ている)と言っていました。
このあたりでも私はNO霊感で幽霊なんて、そうそういないと思っていたレベルです。
それが、ある夜に押し入れの中が気持ち悪いと言い出したのです。「なにかいてる気持ち悪い」と突然言い出します。
私としては虫がいてる程度に思ったのですが、そのようでなかったようです。
押し入れを開けて指さす方向に、「これ?」「じゃあ、これ?」といった具合に触っていくと、小さな箱か何かに入ったものに反応して「それ怖い」と言い出したのですね。
その箱をあけると中には、5cm四方ぐらいの小さな丸い石が入っていました。よく河原にあるような石です。なにやら原因はこの石のようですが、この石はその彼女の子供が遠足で拾ってきたようです。
霊的事情(自殺霊の自殺場所のため)から、どのようなところで拾ったかは伏せますが、この始まりが憑依した霊たちとの体験へと進展することになっていきます。
最初に出会ったのは自殺霊だった
それはある夜になんの前触れもなく突然起きました。
あれは夏ごろだったと思います。その夜も布団に入って寝ていた時のことです。
「こんばんは」と彼女?が座っています。寝ていた彼女が起きて座っていることにまず驚きました。彼女は寝ると起きないタイプでしたので不思議でした。
しかし、まったく目つきがちがっています。
どことなくトロンとした目つきで今はハッキリ言えますが、低級霊が人に憑依したときに起きる最大の特徴です。
(これが先祖霊や守護霊になりますとトロンとした目つきにはなりません。)
とりあえず私も起きてみることにしました。
(これは不思議なのですが、霊が現れると朝まで起きない自分が目覚めるのです)
「こんばんは」から始まった彼女が話し出します。
」
このようにして、彼女に憑依した霊が現れます。当初○○の部分は記載したこともあったのですが、これも霊的問題から場所は伏せることにしました。
このようにして、自殺霊と接触が始まっていきました。
彼女は大阪市郊外の夜のお店で働いていた20歳代の女性で、お店で知り合ったお客さんと交際していたそうですが別れ話から○○で首を吊って命を絶たれたそうです。
名前や身長や似てる芸能人など聞いたり、あだ名で呼んだり飲み物を出したり当時はタバコを勧めたり最初は本当に自殺霊?って思えるほど親しくしていたことを思い出します。
おそらく、このようなことを書くと一部の人は有り得ないことと思われるでしょうが、まぁ~体験されれば分かりますって、とお伝えしたいです。
この話がウソと思う人はスピリチュアル関連で、ニセの情報に洗脳され植え付けられた人だということを断言できます。
信じれないことを書いているかもしれませんが、私はアクセスを稼いでパワーストーンなどの霊感商法グッズや鑑定などで儲ける気はなく、少しでも多くの人に死後について真の事実を知って頂くためにこれを書いていますので、スピリチュアルをしている人の影響を一切受けずに経験から伝えているだけです。
少し話が逸れましたが続けます。
自殺した彼女の記憶は生前と変わりないだろうな、というぐらい鮮明なものでした。
これが人に憑依した霊の現実ですが本当に生きている人と変わりません。ちがうのは顔や姿形という肉体がないだけなんです。
何回ぐらいでしょうか・・・、自殺した彼女の霊は毎晩のように現れていましたので、トータルで十数回ぐらいは関わったのではないかと思います。自殺した霊の首を吊った場所にも行きましたが形跡はありましたね。すぐわかりました。
ところで自殺霊が現れる前に関係した石ですが、彼女が自殺した場所に返してきました。
この自殺霊となった彼女と遭わなくなることになるのは、彼女が自殺した原因になった強い思念に襲われだして一変して怨念霊のようになり始めてから遭わなくなっていきました。
次に現れたのは祖母の霊だった
自殺した霊と時期が少し被っていたと思うのですが、次に現れたのは他界した祖母が、彼女に憑依して毎晩のように出てきてくれることになります。
最初は話し方や山陰地方の方言の強さから、親戚の叔母さんかな?と思いましたが話しているうちに祖母であることが分かりました。
たとえば今読んでくださっている人が関東の人だとしたら、語尾が「~じゃん」「~してるの」などでしょうか?死んだあとも変わらずそのままなのですが、霊が大阪に来たからといって「~やねん」「~してんねん」にはならないということです。
外国人なら母国語のままでしか会話はできません。
ただし高位の高級霊ともなれば少し勝手が変わりますので、これにはあらずとしておきますが天使や神と話せると言っている人は、残念ながらほとんどがニセモノです。
どれだけ人間の波長が低くて、神や天使の波長がどれほど高いのか知らないから言えるのであって、そう簡単に日常会話ができるような存在ではありません。
また脱線してしまいましたが、なぜ祖母と分かったもうひとつは私が祖母に呼ばれていた呼び方でしたので、憑依されている彼女には到底知り得ない呼び方であり私の身内である確信が持てたところです。
この祖母は5年ぐらい前に他界しておりまして、生前会うことは少なかったのですが家庭事情から、とても気にかけてくれていた存在でした。
祖母が出てきてくれる時は決まって彼女は座ることにならず、布団に入ったまま横になっているスタイルが多かったように記憶しています。
出てきてくれても世間話のような「心配してたよ」とか「頑張れよ」などの会話ではなく、そのとき既に始まっていた色々な種類の邪霊を追い払うようなことに徹してしてくれていました。とはいえ、まったく会話がないわけではないのですが、やむにやまれず現れてくれていたようでした。
といいますのも、祖母が彼女の身体に憑依してくれている間は邪霊は入ってこれないということになるのですが、スキを狙っている邪霊の多くが部屋の空間を彷徨っていたり止まった状態でした。
これだけ相当数の低級霊が集まるのも霊能者とて気持ち悪いものだと思います。
それを祖母は一生懸命に追い払ってくれていました。
自分の背後に付いて守ってくれている先祖霊や背後霊というのは、このようなもので見えない中でも常に守ってくれているものなのです。
普通は見えないし感じないものなのに本当にありがたいことです。
私は人に憑依するという霊媒体験といった特殊?な体験をしたので存在を知ることが出来ただけですが‥。
ぜひ知って頂きたい真実の原点です。
さいごに(第1章の終わり)
この話の次は、第2章にて書いていきます。
下記が(2)章のリンクです。
この記事は当初「いままで体験してきた心霊体験」を最初から完全に書き換えたものです。まだブログを始めたばかりのものについては、順次書き換えていく予定です。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>