幽霊って本当にいてるの?ってレベルではないです。霊感ゼロだった私が彼女に憑依した浮遊霊の数の多さに驚いてしまう出来事です。このような心霊体験をしてきたことを誰かに話すつもりでもなかったので、自分の胸の中に納めておこうと思っていました。話したところで妄想と思われたり頭がヤバいと思われても嫌なので‥という理由でです。公開していこうと思ったのは、亡くなって霊になっても生きてた時の延長だということ、霊ってこんなものですよって理解してもらおうと思ったためです。
浮遊霊って、こんな存在だったという話
浮遊霊っていうと自分が亡くなったことが分かっていなかったり、または亡くなったことが受け入れなかったりするような霊のことをいうと思うのですね。
浮遊霊と接してきて思ったのは、この前まで生きていた人間そのものだと感じました。
たまたま隣に座った人に、「どこから来たんですかー?」「大阪からです」みたいな会話をするような感覚だと思っていただければいいと思います。
そうです浮遊霊って存在は、基本的にですけど単体では普通の人間と同じで悪いことはしてこないです。地縛霊などと絡むと地縛霊の影響を受けて豹変していきそうですけど、基本無害な存在です。
まあですけど一応は幽霊の部類に十分入るので、知らなかったら怖く感じるかもしれないですが近所の人って程度です。それぐらい身近にたくさんいてますし怖くないです。
では、そろそろ彼女に憑依した浮遊霊の話しをしていきます。
次から次へと憑依してくる浮遊霊たち
彼女の身体が憑依体質みたいだと前々回お話しましたが、浮遊霊って生きている人間に自分のことを分かって欲しいのか話したいのか、集まりだすと私たちの世界でいうと何かイベントが行われている所に人が集まって来るようにウヨウヨと寄ってきます。
まさしくテレビでやってる心霊体験番組で出てくる写真のオーブが無数にある状態のようなものと全く同じです。
これはなぜ分かるのかというと浮遊霊が彼女に憑依している時に祖母が、そのような状況を教えてくれ除霊してくれるからです。
除霊という言い方が正しいか定かではありませんが「出ていけ~」と追い払ってくれます。
浮遊霊自体は軽いものですので、それでいくらかは出て行くみたいですけど‥。
それでも彼女に憑依しようとしてきますので大変です。憑依した浮遊霊が最初に話すことが大体「自分が死んだ原因」なんです。すべてではないですけど多いですね。
私は何も質問もしてないんですよ。「どうして亡くなられたのですか?」なんて見ず知らずの他人である霊に聞くほど物好きでないですし興味もありませんので。
いま思えば色々聞いてもよかったなぁって思いますけど、その時はそこまで余裕もなかったのかも知れません。
でもなぜか「風邪と思って寝込んでたら死んでしまっていた」とか「深夜に仕事が終わって歩道を渡っていたら赤信号で車に轢かれて死んでしまった」とか聞いてもいてないのに勝手に話し出します。
言いたいことを一方的に話せば憑依から抜けていくのか分かりませんが、抜けたと思ったら次の浮遊霊が憑依して話してくるような、まるでサイン会や握手会のような状態になります。まさに次から次という感じです。
これはほかでも何回か経験しているのですが、先祖というか他界した親が憑依したような時も突然違うもの(霊)に変わることはよくあります。
浮遊霊についてお伝えしたいこと
霊の中にも色々な種類のものがいてますが、浮遊霊ほど軽くてすぐ取り憑きやすいけど払いやすい霊もいてるということです。
テンションが低くなってしまったり霊との波長が合いやすくなったときは注意が必要なのですが、もしなにか取り憑いてるなと思われたら「私に取り憑くのやめて出て行け」と言ってみたり、お風呂に粗塩を少し入れた浴槽に浸かっていただければ払えると思います。
粗塩が直接除霊に役に立ちませんが、浮遊霊ぐらいなら出て行って欲しい気持ちと相まって取り憑くのをやめることもあると思います。
私はいまだに霊が見えませんが、気配やアピールは少し分かるようになりました。なにかを伝えたかったり聞いてほしいことがあるようです。
そのようにして浮遊霊が現れたときは、丁重に出て行ってもらってます。声を出して話しかけたら変な人と思われますので、心の中というか声を出さずに話しかけます。
浮遊霊の中には、たまにひつこいのもいてるので(生きている人にもいてるように)その時はキツク出て行けと追い払います。
最初にも申しましたが浮遊霊自体は怖がることもないです。基本的に危害も加えてきませんが、やっぱり憑依されると身体が重くなったり肩とか首が怠くなるような事象は起きるかもしれません。
ほんとうに肉体がなくなっただけの、ただの人という解釈でいいと思います。
ただし全ての霊に対して、いかなる場合も感情移入は避けて下さいね。
では、この辺で終わります。また次回に続きます。