身内が亡くなった場合、私たちには姿は見えないだけで、死後も身近にいてくれて見守ってくれたりしていることが多くあります。私自身いまだに霊の姿は見えないのですが、不思議と人に憑依した霊と話すことができるようです。憑依されている人が多重人格なのか精神的におかしいのかとも疑ったこともありましたが、私しか知り得ぬことを憑依した霊が口にしたり除霊の方法を教えてもらったり不思議な心霊体験の一部としてお話します。
なぜ亡くなった祖母とわかったのか?
祖母はもともと地方の田舎の人で関西に越してきても、話しの語尾に方言が抜けない人でした。彼女に憑依して現れたのですが、話し方が祖母の話し方であったこと。
私の下の名前の呼び方が親族間でしか使わない呼び方をしていたことです。
これは彼女に話したこともないので、彼女には知り得ないことです。
いままで憑依した数々の霊が、自己紹介を自分からすることは一度もなかったので祖母もご多分に漏れず自己紹介はしていませんが、上記のことから祖母と断定できました。
どのような形で憑依して現れて何を話したのか
これは経験から先にお話ししますが、亡くなられて霊として現れても生きていた時の雰囲気も話し方も生前と何も変わりません。
ただ生前に宿していた肉体が無いだけで、本当にいま現在の私たちのことは知っているので懐かしそうに「元気にしてたか?」とか「頑張ってるか?」などのことは一切ないです。
特に亡くなっても身内ですから、「こんばんは」とか「こんにちは」の挨拶もありません。
祖母の場合は、私が寝ている時なので深夜に突然現れてくれました。不思議なのですが、私は寝たら起きない方ですが何故か憑依して現れると目が覚めるのです。
また別で書きますが、憑依した霊のほとんどの場合ですが起き上がる方が多かったのですが、憑依されている彼女のためなのか定かではありませんが祖母は横になったままというか寝たまま目だけが開いて話す状態でした。
話す内容も、なにか人生のこととか身内のことのような世間話とかもありません。どちらかというと、毎晩のように彼女に霊が憑依するのでそれに対して心配してくれて出てきてくれていたようです。
私も真面目なのかどうか分かりませんが、「あっちの世界はどう?」とか聞くこともなく祖母が霊を追い払ってくれているのを共同でやっていた感じです。
亡くなった両親や祖父母の霊は見守ってくれている
少し話はズレてしまいますが、守護霊様というのも守ってくれていて慈悲深い面もあり厳しい面もお持ちですが、肉親の先祖系は色々守ってくれたり子どもや子孫を何とか良い方向に導いてくれようとしてくれます。
どちらかというと、亡くなっても親や祖父母の霊は身内に甘い感じです。
だから、私の家の中が霊がたくさん来たりしていたので憑依して出てきてくれたのだと思います。憑依することによって話ができるので、あれは良くないとか・こうした方がいいとか教えてくれて守ってくれていました。
これは別の女性に憑依された約30年ほど前に亡くなられた父親の霊が出てきた話を少し書きます。当然に憑依された女性は父親は成仏しているものだと思っていました。
知り合ったきっかけは、少し恥ずかしいのですが出会い系SNSです。
何回かやりとりをするうちに意気投合し電話で話すことになったのですが、この女性には私と出会う直前まで、お付き合いしていた男性がいてたそうです。
その男性が結婚しているのを隠して女性と不倫し同棲していたそうですが、女性は別れる直前まで男性が結婚していることを知らなかったそうです。
その女性も薄々感づいていたようですが、それがショックで私と出会ってから自殺未遂をしました。幸い女性の身内が連絡が取れないとのことで救急に連絡して助かったようです。
それがきっかけで女性と会うことにしました。
まだ体調がすぐれないということで、女性の家に行くことになり夜も遅くなったころに女性に憑依するものが現れました。それはなんと生霊でしたのでびっくりです。
生霊の話しは、また今度書きますが今回は彼女の亡くなった父親が出てきた話です。
彼女に憑依した父親の霊は、私にこう言いました。
「お前はワシが呼んだのじゃ」
「お前を最初見たときは、あまり良くないかと思ったけど呼んでよかった」
一応褒めてはもらいましたが、ちゃんと見透かされているのだと焦りました。その当時ですが十分心当たりのあることがありましたので‥。
とても口数が少ない方でした。どちらかというと昔の寡黙なお父さんのような感じです。
私と会ったことを(?)喜んで頂いて翌日も出てこられましたが、口数は少なく飲み物を差し上げる程度でした。憑依したら私と話せるのが分かるようです。
要はですね、私に我が子(女性)の色々な問題をなんとかしてもらいたくて出てこられたのですね。
このように、亡くなっても子孫のことは気になって成仏もせず心配で見守っている方が多くいていますという話でした。
それでは、次回に続きます。