先立ってしまった愛する子供や家族や恋人・大切な友人などに自分が死んだときに絶対会えるものなのか、それともケースによっては会えないのかということは類魂であるかないかが大きく影響します。そこでケースを交えて死後の再会について説明していきます。
類魂とは
スピリチュアルの用語で「類魂」といいますのは、海外でいわれるグループソウルを和訳したものであり、霊的な世界での家族であったり親和性のある類似した集団のようなもののことをいいます。
これは地上で一個体の人間としての人生経験を共有し霊的進化を目的とした親密な家族であり集団ともいえ、霊的には個々の集まりというよりも一つの集合体と解釈されてよいものです。
この類魂という関係であれば死後も離れずに一緒に過ごすことになりますが、幼くして亡くなられた魂のなかには稀に両親の試練のために霊的な繋がりがない魂が存在することもあります。
この場合は死後の世界で再会を果たすことはありません。
現世でいわれる成仏やスピリチュアルでいう夢幻界での生活のことについては、また別の記事で書いていこうと思います。
家族との死後の再会について
まず結婚によって夫婦になったあとの死後の再会から説明していきます。
この結婚ですがパターンは二通りあり類魂であるケースと愛で結ばれるケースが存在しており、死後の再会については共に果たすことはできるといえますが、類魂でなかった場合は霊の世界ではいずれ別れが来ることになります。
もちろんDVや不倫などを繰り返すようなパートナーと生前仕方なく一緒に生活していたようなケースでは、死後に再会をせずに済むこともあります。
流れ的に説明しますと、死後であっても生前の形態を継承するような感じのパターンになり夫婦や家族という形が死んでも続くといえますが、いずれ類魂であるか否かを悟ることになるのでケースによっては離れ離れになることもあります。
どちらといいますと親子関係は類魂の可能性が高いように感じますが、夫婦関係は類魂もしくは愛の絆という感じで二分されます。
ここでひとつ夫婦の死別と再婚をモデルに説明しますと・・・。
A夫とC妻は3年間ほど婚姻関係にあったのにA夫が突然病死してしまいます。その数年後C妻はBさんと出会い結婚し、B夫の妻として数十年夫婦として生涯を終えたとします。
すると死後にC妻は当然のようにB夫と再会し一緒にいることになるのですが、そのうちに死別したA夫との関係が類魂であったことに気付くことになります。
するとC妻はB夫のもとを去りA夫のほうに行き、その後はB夫との再会は永遠になくなることになり、C妻とA夫とは将来離れることなく一緒にいるといったケースもあります。
次は家族でも特に子供との再会について説明したいと思います。
先立った子供だったり若くして亡くなってしまったケースとしますと、あなたが親だった場合は死後に再会を果たすことができます。
どれくらいの期間で再会できるのかといいますと、数字で表せませんが比較的スグに再会できるといって間違いありません。
こちらから探さなくても子供の方からやってきてくれるでしょう。
この場合も、死後に再会し子供たちと一緒に過ごすことになります。
これを読んでくださっている人ならお子様に対して愛の絆が強いと思いますので、おそらく間違いなく類魂といってもいいのかと思います。
死後は簡単に説明しますと、霊の世界で生前と同じような生活を送れることになります。
恋人との死別したあとの再会について
このケースでは婚姻関係になくても類魂であるケースと愛の絆のケースが存在します。
これまで説明してきましたように、類魂であれば婚姻関係に関係なく一緒にいることができるといえますが、なぜ病死や事故死で若くして亡くなることがあるのかといいますと、寿命という宿命であるものがほとんどです。
そこには過去世が関係していて前世で過ごした期間を補うためであることが多く、霊格が高かかった人も少なくないように感じます。
その過程で恋愛関係になり恋人になったわけですが、昔から知っていたような感覚や今までとちがった親しみを深く感じたりするようなときは類魂である可能性があります。
では再会についてはどうかというと、愛の絆は死別したとしましても消えることはありませんので、あなたが亡くなられたときは再会を果たすことができます。
まれに恋人に会いたいために後追い自殺をする人がいますが、それは先に亡くなった恋人からしますと自分のために自死を選択したことはとても悲しいことなので、死別しても恋人を大切に思うなら自死は避けるべきだと強く伝えます。
この世に生きて死という別れというものは、とても辛いことであり耐えれないことなのですが、人間の肉体が邪魔して見えないし感じませんが愛の絆があるのなら魂のレベル(霊的)では離れていないといえるのです。
ただし恋人なのに片思いみたいに愛がなければ再会を果たすことは難しいものになります。
結論的に申しますと、地上という人間の世界で死別したとしましても霊的な世界で再会すれば、また地上と同じような関係が続くことも少なくないのです。
友人との死別の再会について
友人が亡くなることも、とても辛いことです。
仲が良ければ再会ということもありますし、この場合も類魂というものもありますので、類魂ならば再会してから一緒にいることになります。
もし類魂でないときというより、死後に分かると思うのですが先に他界した親や兄弟また先祖や親族のほかに、自分の霊の世界での類魂という仲間が沢山いるので感覚は変わっていくと思います。
それも自然と類魂に引き寄せられる感覚なので、友達との再会また一緒に行動したあとは後悔なく類魂たちと過ごすことになるでしょう。
さいごに
死という別れはとても悲しく辛いものですが、実は霊的な世界のことが分からないから永遠の別れのように感じるだけなのです。
現に霊という世界は実在しており、死後はただ浮遊しているのではなく地上界という人間が暮らす世界と同じような状態が待っているのです。
そのときは現世のように仕事やお金などは一切気にしないでいい生活なので、いまを生きるより楽しく元気に過ごせることは間違いないのです。
ただここで気を付けて頂きたいのは、意識や思考などは死後も続くので悪いことばかり考えていると死後も持ち越してしまって嫌な思いをすることもあるので、死別は一時的に離れるだけであって実際は継続しているということをお忘れなく。
では、この辺で終わります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます<(_ _)>